種目別ワールドカップドーハ大会(3/1~3/4)が行われました。
ゆか
優勝 カルロス・ユーロ選手(フィリピン) 14.833(D6.5 E8.333)
2位 南一輝選手(日本) 14.200(D6.4 E7.800)
3位 ルーク・ホワイトハウス選手(イギリス) 13.966(D6.5 E7.466)
5位 杉野正尭選手(日本) 13.833(D5..9 E7.933)
南一輝選手が1本目になんとリジョンソンハーフ(後方2回宙返り3回半ひねり)を実施、着地乱れましたが、超大技の新技を国際大会で見事成功!
その後もシライ2(F)、後方3回半ひねり(E)~前方1回ひねり、前方1回ひねり~前方2回半ひねり(E)、後方2回半ひねり(D)~前方2回ひねり(D)、後方3回ひねり(D)と高難度のひねり技を次々決めました。
14.200で2位。リジョンソンハーフ(後方2回宙返り3回半ひねり)凄過ぎますね。
リジョンソンがG難度なので、おそらく難度はH難度になるでしょうか。
FIGのワールドカップでの成功なので、初成功させた南一輝選手の名前ミナミと命名されることでしょう。体操の限界を超える快挙素晴らしいです。
国内大会でこの技を生で見るのが今から楽しみです。
優勝は日本の徳洲会体操クラブを拠点に練習しているカルロス・ユーロ選手(フィリピン)。
後方2回半ひねり(D)~前方屈伸2回宙返り(E)と前方2回ひねり(D)~前方かかえこみ2回宙返り(D)と現行ルールでも0.2の加点のつく連続技を2つ組み込んでくる驚異的な新構成を成功、精度も高くて素晴らしい。3本目に伸身ダブルを実施しているので、ここを今まで構成に入れていた伸身ムーンサルトや伸身新月面に変えてくると、今でも6.5と高いDスコアがさらに上がるという伸びしろもあるのが凄いですね。
ゆかでは、南一輝選手とカルロス・ユーロ選手、日本の国内大会でも頂上決戦を繰り広げる2人が世界でもバチバチの対決をしているのが熱いですね。
あん馬では杉野正尭選手が4位。
跳馬で南一輝選手が6位。
平行棒で前田航輝選手選手が4位。
鉄棒では神本雄也選手が優勝。
と日本選手力を見せています!
神本雄也選手、難しい国際大会での鉄棒優勝さすがです!