akiraの体操観戦記

体操競技を応援するブログです!

萱和磨選手が2位!2022バルセロナ国際(第40回ホアキン・ブルーメ記念大会)

スペイン・バルセロナバルセロナ国際(第40回ホアキンブルーメ記念大会)が行われました。

日本からは萱和磨選手が出場!

優勝 ジョー・フレイサー選手(イギリス) 84.950

2位 萱和磨選手(日本) 84.350

3位 ジョエル・プラタ選手(スペイン) 83.100

 

萱和磨選手、最後の鉄棒カッシーナで落下がありましたが、難しい国際大会の個人総合で堂々とした演技、2位(1位と0.6差)となりました。

ゆかでは前方屈伸2回宙返り(E)を前に一歩、新月面(E)僅かに跳ねるがまとめる、前方2回ひねり(D)~前方伸身宙返り着地止める、フェドルチェンコ(C)、十字倒立、後方2回ひねり(D)着地止める、後方2回半ひねり(D)~前方1回ひねり(C)着地止める、最後の後方3回ひねり(D)の着地を止める!気迫あふれる演技で14.400!(D5.7)

あん馬ではショーン(E)とブスナリ(F)も決めて14.350!(D6.3)

跳馬ではロペスを実施!全日本シニアで見せたような横に1歩出たものの腰高の着地で決めました!14.450(D5.6)

平行棒では、マクーツ(E)、ヒーリー、棒下ひねり、バブサー(E)、ティッペルト、降りは前方かかえ込み2回宙返り半ひねり降り(E)着地決めてきました。

見事な演技でしたがマクーツ(E)の停滞が減点されたでしょうか、厳しい採点です。14.300(D5.9)

鉄棒は9月の全日本シニアから新しく取り入れたカッシーナで落下、全日本シニアでは決めていました。海外の試合で器具がジムノバなので新たに挑戦してきた技、合わせるのは難しかったでしょうか。その後は伸身トカチェフ(D)、チェコ式車輪、アドラー1回ひねり、アドラー1/2ひねり、降りの伸身新月面宙返り降りの着地も止めてきました。12.800(D5.4)

優勝はイギリスのジョー・フレイサー選手。

2019年の世界選手権では種目別で優勝している得意の平行棒、タナカ(F)、D難度のピアスキー(車輪単棒倒立)~単棒ヒーリー(E)、着地の前方かかえ込み2回宙返り半ひねり降り(E)は一歩動きましたが、さすがの演技でした。15.050(D6.5)

鉄棒でもアドラー1/2ひねり~コールマン(E)、カッシーナ、伸身トカチェフ(D)と決めてきました。降りの伸身新月面宙返り降りは大きな一歩出しました。13.850(6.0)

ジョー・フレイサー選手、2015年の国際ジュニアにも出場して、いい演技見せてくれていたので、日本にも馴染みがある選手ですね。

 

萱和磨選手、鉄棒の落下こそありましたが、国際舞台で力を発揮する勝負強さありますね。技もかなり盛り込んでいるので、挑戦する姿勢を感じます。

萱和磨選手もツイッターで「課題と収穫どちらも得られたと思います。引き続き頑張ります!」と語ってくれたので、今後さらに強くなってくれると思います。

頑張れニッポン\(^o^)/