akiraの体操観戦記

体操競技を応援するブログです!

順天堂大学が団体優勝!橋本大輝選手が個人総合2連覇達成!2023東日本インカレ

体操の東日本インカレが彩の国くまがやドームで行われました。

2019年以来、一般の観客も入れての開催となりました。嬉しい限りです。

車で観に行ってきました!

 

男子団体

優勝 順天堂大学 413.850

2位 日本体育大学 407.450

3位 筑波大学 402.400

4位 仙台大学 402.050

5位 早稲田大学 391.100

6位 駒澤大学 390.750

7位 日本大学 388.900

8位 東海大学 378.250

 

個人総合

優勝 橋本大輝選手(順天堂大学4年)

2位 土井陵輔選手(日本体育大学4年)

3位 佐々木郁哉選手(仙台大学3年)

4位 谷田雅治選手(順天堂大学1年)

5位 近藤衛選手(日本体育大学4年)

5位 平松航河選手(筑波大学3年)

7位 日高大輝選手(順天堂大学3年)

8位 植田拓馬選手(順天堂大学3年)

 

種目別ゆか

優勝 土井陵輔選手(日本体育大学4年) 14.650

2位 平松航河選手(筑波大学3年) 14.350

3位 佐々木郁哉選手(仙台大学3年) 14.300

 

種目別あん馬

優勝 近藤衛選手(日本体育大学4年) 14.400

2位 橋本大輝選手(順天堂大学4年) 14.350

3位 土井陵輔選手(日本体育大学4年) 14.300

 

種目別つり輪

優勝 上田悠太選手(筑波大学2年) 14.500

2位 橋本大輝選手(順天堂大学4年) 14.350

3位 相羽拓郎選手(日本体育大学3年) 14.200

 

種目別跳馬

優勝 橋本大輝選手(順天堂大学4年) 14.950

2位 大谷直希選手(北翔大学4年) 14.900

3位 佐々木郁哉選手(仙台大学3年) 14.750

 

種目別平行棒

優勝 橋本大輝選手(順天堂大学4年) 14.800

2位 乾仁平選手(日本体育大学3年) 14.650

3位 徳田大生選手(日本大学3年) 14.300

 

種目別鉄棒

優勝 土井陵輔選手(日本体育大学4年) 14.800

2位 橋本大輝選手(順天堂大学4年) 14.750

3位 末次耕太郎選手(筑波大学3年) 14.150

 

団体優勝は順天堂大学

世界王者の橋本大輝選手が圧倒的な演技を連発して凄かった!

第1種目のあん馬NHK杯で落下したウーゴニアンを成功、ロスは抜きましたが、開脚旋回の前移動、後ろ移動を豪快に決めてフィニッシュ。あん馬全体2位となる14.350(D6.0 E8.350)

第2種目のつり輪、十字倒立と十字懸垂をしっかり決めて、新月面の着地をピタリ!つり輪全体2位となる14.350!

第3種目の跳馬、ロペス(D5.6)を後ろに小さく弾む程度に抑えて跳馬全体1位の14.950!

第4種目の平行棒、倒立に至るまでの動きがスムーズで美しい!

流れるように次々にハイクオリティな技が決まり、着地の前方かかえ込み2回宙返り半ひねり降り(E)は着地ピタリ!平行棒全体1位となる14.800!

第5種目の鉄棒、アップでアドラー1/2ひねり~リューキンで落下していたので、本番ではどうするのか注目していましたが、アドラー1/2ひねりを行ったあとリューキンは抜いてきました。カッシーナ、コールマンが最高の位置で流れるようにスムーズにキャッチ、伸身トカチェフ(D)~トカチェフも成功!アドラー1回ひねり大逆手成功!そして伸身新月面宙返り降りの着地はピタリ!会場中が注目するなか着地まで完璧に決めて、ガッツポーズ!応援席からの歓声に踊って応えていました。鉄棒全体2位となる14.750!(D6.0 E8.750)

最終種目となったゆか

新月面着地ピタリ、後方3回半ひねり(E)、前方1回ひねり(C)~前方2回半ひねり(E)で横にやや大きな一歩ありましたが、後方2回ひねり(D)、後方2回半ひねり(D)~前方伸身宙返り、後方3回ひねり(D)をピタリと決める素晴らしい演技!ゆか全体4位となる14.200!

 

今日の橋本大輝選手は難度はマックスからは抑えながらも、各種目で着地をピタリと決める美しい実施を見せて、6種目合計ではなんと87.400と圧巻の高得点を出しました。

団体、個人総合、種目別跳馬、種目別平行棒を制す4冠の活躍素晴らしい。

 

順天堂大学は、去年のジュニア王者の谷田雅治選手も安定感のある演技で個人総合で4位に入る活躍、チーム6人でミスを最小限に抑え、見事な優勝でした。

 

団体2位は日本体育大学

エースの土井陵輔選手が、キレのある美しい演技を連発して、チームをひっぱりました!

鉄棒でカッシーナ、アドラー1回ひねり大逆手、アドラー1/2ひねり、コールマン(E)、チェコ式車輪、伸身新月面宙返り降りの着地を僅かな動きに抑えて決める素晴らしい演技、鉄棒全体1位となる14.800(D6.3 E8.500)を叩き出しました!

 

ゆかでは、新月面、前方1回ひねり(C)~シライ2、後方2回半ひねり(D)~前方2回半ひねり(E)、後方3回半ひねり(E)、後方3回ひねり(D)の着地をピタリと決める素晴らしい演技でゆか全体1位となる14.650(D6.2 E8.450)!

 

あん馬でショーンを決め、あん馬全体3位となる14.300!

 

平行棒はマクーツ(E)で停滞するミスがあり13.250に留まりましたが、質の高いヒーリーを決めるなど、クオリティの高い体操を見せました。

6種目合計は全体2位の84.450

日体大も応援団の歓声を力に変えて、チームで勢いのある演技を見せていました。

 

久々に一般の観客も観戦することが出来ました東日本インカレ、大学生ならではのエネルギーと勢いを感じる素晴らしい大会でした。凄い演技が見れて感無量でした。

 

次は全日本体操種目別選手権ですね。

代表争いかなり熾烈になっていて、最強の日本代表が決まりますね!

がんばれニッポン\(^o^)/

橋本大輝選手が3連覇達成!2023NHK杯体操

体操NHK杯東京体育館に観に行ってきました!

体調も戻り、選手たちの熱い戦いを見てきました!

 

優勝 橋本大輝選手(順天堂大学)

 合計得点255.595(NHK杯84.098、持ち点171.497)

2位 萱和磨選手(セントラルスポーツ)

 合計得点253.296(NHK杯83.532、持ち点169.764)

3位 三輪哲平選手(セントラルスポーツ)

 合計得点252.928(NHK杯85.364、持ち点167.564)

4位 千葉健太選手(セントラルスポーツ)

 合計得点252.861(NHK杯86.565、持ち点166.296)

5位 川上翔平選手(徳洲会体操クラブ/星槎大学)

 合計得点252.327(NHK杯84.632、持ち点167.695)

6位 杉本海誉斗選手(相好体操クラブ/日体ク)

 合計得点252.162(NHK杯83.965、持ち点168.197)

7位 谷川航選手(セントラルスポーツ)

 合計得点252.161(NHK杯84.397、持ち点167.764)

8位 谷川翔選手(セントラルスポーツ)

 合計得点251.56(NHK杯83.964、持ち点167.596)

9位 北園丈琉選手(徳洲会体操クラブ/星槎大学)

 合計得点251.128(NHK杯84.066、持ち点167.062)

10位 松見一希選手(徳洲会体操クラブ)

 合計得点250.661(NHK杯83.564、持ち点167.097)

11位 岡慎之助選手(徳洲会体操クラブ/鹿児島県スポーツ協会)

 合計得点249.16(NHK杯82.331、持ち点166.829)

12位 津村涼太選手(鹿屋体育大学)

 合計得点248.961(NHK杯83.532、持ち点165.429)

13位 谷田雅治選手(順天堂大学)

 合計得点248.896(NHK杯83.165、持ち点165.731)

14位 田中佑典選手(田中体操クラブ)

 合計得点248.327(NHK杯84.031、持ち点164.296)

優勝は橋本大輝選手。

あん馬、鉄棒で落下がありましたが、跳馬で14.833、平行棒で14.900と総合力の強さを見せました。

NHK杯3連覇を達成、おめでとうございます!

 

2位は萱和磨選手。

第1種目のゆかでまさかの転倒がありましたが、他の種目はさすがの安定感ありました。3位以下の猛攻が凄かったので、難度を落としてたら危ないところでした。
攻める姿勢が持ち味の萱和磨選手ならではの戦い方よかったです。

 

3位は三輪哲平選手。

全日本個人総合選手権予選トップの三輪哲平選手、全日本個人総合選手権決勝ではミスがあって7位に後退しましたが、このNHK杯では立て直していい演技を連発したきて強かったです。
特に平行棒、鉄棒、プレッシャーがかかった最後のゆかの演技を決めてきたのは見事でした。

 

4位は千葉健太選手。

いつもは何かしら大過失があることが多い千葉健太選手でしたが、今日の気迫あふれる演技は凄かった!
最終種目のゆかは全ての着地を決める完璧な演技!
ゆか全体2位の14.500、あん馬全体4位の14.600、つり輪全体4位の14.366、NHK杯本日だけの得点はなんと86.565で1位。
千葉健太選手といえば、2017年の全日本個人総合予選を1位で通過した時のキレのある美しい演技が衝撃的でした。なかなか本来の力を発揮出来ないシーズンが長かっただけに、今日の好演技は嬉しいものがありました。

 

5位は川上翔平選手。

大学2年の若い選手ですが、非常に落ち着いた演技をする安定感のある川上翔平選手。
鉄棒は素晴らしい演技で鉄棒全体2位の14.600(D6.2 E8.400)!

これからが楽しみな選手です。

 

6位は杉本海誉斗選手。

全日本3位で一躍注目される中、ミスのない安定感のある演技。得意の平行棒で全体1位の15.300(D6.3 E9.00)を出して5種目終了時で3位に浮上して見せ場を作りました。

 

谷川航選手が7位。

得意の跳馬は大技ブラニクで着地前に一歩。

腰高の着地で素晴らしい跳躍でした。跳馬全体4位の14.933(D5.6 E9.333)

 

谷川翔選手が8位。

あん馬雄大な開脚旋回で演技を通しきり、あん馬全体2位の14.633(D6.4 E8.233)

 

注目の北園丈琉選手は9位。
持ち点で代表圏内3位と1.135点差のビハインドを追いかけた北園丈琉選手。跳馬の着地で大きくはねた以外は大きなミスを出しませんでしたが、最終種目のゆかは20位の13.900で追い上げに迫力を欠きました。

 

田中佑典選手は14位。

平行棒全体2位の15.000(D6.0 E9.000)、鉄棒全体1位の14.633(D5.9 E8.733)

洗練された美しい演技素晴らしかった。

Eスコアの1番高い選手に贈られるSEIKOエクセレント賞を受賞しました。

33歳ベテランの田中佑典選手、素晴らしい。

 

本来なら橋本大輝選手と優勝争いをしてほしい2人、土井陵輔選手は18位、杉野正尭選手もゆか、つり輪、鉄棒で大過失を出してしまい挽回ならず21位。一発勝負の代表選考の難しさを感じました。

 

種目別では、南一輝選手の世界トップレベルのゆかの演技が凄かった!

ルドルフハーフ~前方1回ひねり(C)、リ・ジョンソン(G)、シライ2(F)、前方1回ひねり(C)~前方2回半ひねり(E)、後方2回半ひねり(D)~前方2回ひねり(D)、最後は後方3回半ひねり(E)着地ピタリ!

超高難度技を次々と高い精度で決める凄まじい演技でした。
15.133(D6.6 E8.533)

 

体操NHK杯ドラマがありました。

世界選手権連覇を見据え、世界トップの演技を作り上げてNHK杯3連覇を果たした橋本大輝選手。

去年の代表落ちを乗り越えて個人総合2位での復活代表入りを果たした萱和磨選手。

高校3年時に2018年スーパーファイナルで2位に入った実力者三輪哲平選手の世界選手権代表を勝ち取った意地の演技。

千葉健太選手は、NHK杯本日のみの得点は85.565で1位。シライ世代で高校生の時から見てきただけに世界選手権代表に0.067差まで迫った今日の演技は感動しました!

選手たちの熱い気持ちが伝わってくるような緊張感と凄い演技を会場で感じ、体操の試合は素晴らしいなと思いました。

 

代表選考は全日本体操種目別選手権に舞台を移します。

熱い代表選考の先に最強の日本代表が決定しますね。

がんばれニッポン\(^o^)/

橋本大輝選手が3連覇を達成!2023全日本体操個人総合選手権男子決勝

全日本体操個人総合選手権男子決勝が行われました。

私は現地観戦の予定でしたが、体調不良のため、テレビでの応援となりました。

 

優勝 橋本大輝選手(順天堂大学) 

   171.497(予選86.065、決勝85.432)

2位 萱和磨選手(セントラルスポーツ)

   169.764(予選85.499、決勝84.265)

3位 杉本海誉斗選手(相好体操クラブ) 

   168.197(予選83.999、決勝84.198)

4位 谷川航選手(セントラルスポーツ)

   167.764(予選84.698、決勝83.066)

5位 川上翔平選手(徳洲会体操クラブ) 

   167.695(予選84.397、決勝83.298)

6位 谷川翔選手(セントラルスポーツ)

   167.596(予選82.766、決勝84.830)

7位 三輪哲平選手(セントラルスポーツ)

   167.564(予選86.132、決勝81.432)

8位 松見一希選手(徳洲会体操クラブ)

   167.097(予選83.131、決勝83.966)

9位 北園丈琉選手(徳洲会体操クラブ)

   167.062(予選84.064、決勝82.998)

10位 岡慎之介選手(徳洲会体操クラブ) 

   166.829(予選81.464、決勝85.365)

11位 千葉健太選手(セントラルスポーツ)

   166.296(予選82.764、決勝83.532)

12位 杉野正尭選手(徳洲会体操クラブ) 

   165.796(予選83.865、決勝81.931)

 

橋本大輝選手が優勝!

跳馬はロペスで珍しく低い着地になり14.200と得点伸びませんでしたが、他の5種目はハイレベルな演技揃えてきました。

あん馬は危ない箇所ありましたが、フィニッシュまで通してセーフのポーズ。あん馬全体7位の14.400(D6.3 E8.100)。

平行棒は着地まで決めるさすがの演技、平行棒全体8位の14.766(D6.1 E8.666)。

注目の鉄棒はリューキン行わず、カッシーナとコールマンも連続せずに分けて確実に実施してきました。美しい空中姿勢と流れるような動きが素晴らしい。伸身新月面の着地はピタリと決めてきました!鉄棒全体4位の14.300(D5.9 E8.400)

決勝だけの6種目合計得点は85.432。予選の86.065よりは得点を落としたものの、1位の得点。6種目合計Dスコアも35.5とMAXよりは落としていますが十分にハイレベルでした。腰の疲労骨折の影響もある中での試合での優勝は、東京オリンピック個人総合王者にして去年の世界選手権個人総合王者の貫禄を感じる強さがありました。全日本個人総合選手権3連覇達成!おめでとうございます。

 

2位に萱和磨選手
安定感さすがでした。
あん馬でショーンを決めて全体7位の14.400(D6.3 E8.100)!
鉄棒もコールマン決めて着地ピタリ!全体18位の13.700(D5.9 E7.800)!

今日だけの得点も84.265と安定感ありました。

6種目合計Dスコアは35.6と高かったです。

失敗しない男の復活、素晴らしいです!

 

3位はなんと杉本海誉斗選手

平行棒で一昨年の全日本種目別選手権で田中佑典選手と優勝を分け合うなど、平行棒のスペシャリストの印象が強い杉本海誉斗選手。

個人総合で、予選決勝通した2日間の順位で3位に入るとは驚きです。

予選83.999、決勝84.198と2日間通して平均84点を超えてきました。

6種目合計Dスコアは33.8とそれほど高くありませんが、Eスコアは高いものがありました。

平行棒は1位タイの15.233!(D6.3 E8.933)

 

4位は谷川航選手

難度は抑えての演技になりましたが、安定感ありました。

見せ場の跳馬のブラニクで珍しく着地2歩後ろに動いて跳馬全体11位の14.433(D5.6 E8.933 減点0.1)と谷川航選手にしては得点が伸びなかったのがもったいなかったです。

決勝だけの得点は83.066。6種目合計Dスコアは34.2でした。

 

5位は川上翔平選手
あん馬の降り技でバランスを崩すミスがあり、やり直してE難度で降りました。
得意の鉄棒は全体2位の14.366(D6.2 E8.166)。

ひねり技のクオリティが高かったです!

決勝だけの得点は83.298。6種目合計Dスコアは34.4でした。

 

予選トップだった三輪哲平選手は、ゆかの前方2回半ひねりで手をつくミス、つり輪で十字倒立が止まらず、鉄棒では伸身トカチェフで落下と大きなミスが出る苦しい試合となりました。

決勝だけの得点は81.432。6種目合計Dスコアは34.0でした。

7位に後退。

ヨネクラも実施出来る得意の跳馬はロペスで全体2位の14.833(D5.6 E9.233)と強さを見せました。

 

北園丈琉選手は9位。
跳馬のヨー2が低い着地になり13.966。
鉄棒はアドラー1回ひねりが振り戻ってしまうミスがあり、残りの演技はカッシーナ、コールマン、着地まで決めましたが12.966(D5.4 E7.566)と得点伸びず。

ゆかは締まった演技で全体7位の14.100(D5.7 E8.400)!

平行棒はダイナミックなササキを決めました。全体3位の15.000(D6.2 E8.800)!

決勝だけの得点は82.998。6種目合計Dスコアは34.4。

力も見せましたが、ミスが響いて予選の6位からは一歩後退となりました。

 

注目の杉野正尭選手は12位。
あん馬でHコンバイン決めてあん馬全体1位の14.900(D6.5 E8.400)を出しましたが、平行棒で13.200、得意の鉄棒も落下があったようで12.833と得点伸ばせず。

決勝だけの得点は81.931。6種目合計Dスコアは34.8でした。

去年の全日本シニア選手権優勝者の杉野正尭選手、2年連続で代表入りをあと一歩のところで逃しているだけに、NHK杯での巻き返しに期待ですね。

 

代表争いは橋本大輝選手は既に内定、個人総合順位で代表が決まるのは、橋本大輝選手を除く個人総合上位2名まで。
2位萱和磨選手と3位杉本海誉斗選手とは1.567差
3位杉本海誉斗選手から9位北園丈琉選手までは1.135差と僅差で7人が並ぶ大混戦となってます。

NHK杯でも熱い闘いは続きますね。

頑張れニッポン\(^O^)/

2023全日本体操個人総合選手権男子予選

全日本体操個人総合選手権、今日は男子予選が行われました。

1位 三輪哲平選手 86.132
2位 橋本大輝選手 86.065
3位 萱和磨選手 85.499
4位 谷川航選手 84.698
5位 川上翔平選手 84.397
6位 北園丈琉選手 84.064
7位 杉本海誉斗選手 83.399
8位 前田航輝選手 83.999

9位 杉野正尭選手 83.865

10位 松見一希選手 83.131

 

なんと三輪哲平選手が世界王者橋本大輝選手を0.067差でおさえて1位通過!
熱い闘いとなっております!

三輪哲平選手は跳馬でロペス(D5.6)の着地をピタリ!平行棒でも着地を決め、安定感ある演技が光りました。
橋本大輝選手は腰を疲労骨折した影響もあり、難度を抑えて耐える試合となりました、鉄棒で着地を決めて14.733を出して小さくガッツポーズ!
あん馬では美しい旋回で場内を魅了!見事に通してよっしゃーと声を出してガッツポーズ!
有力選手が大過失を出す試合展開の中でも安定感ありました。

3位は萱和磨選手、失敗しない男、復活ですね。安定感ありました。堂々の3位。

4位は谷川航選手、難度を抑えながらも安定感のある演技、さすが世界の銅メダリスト,

平行棒では15.200の高得点でました!

期待の北園丈琉選手はあん馬で落下があり6位。
注目の杉野正尭選手は鉄棒でトレードマークの大技ペガンでまさかの落下。

もう一つの得意種目のあん馬では、高難度の構成を通し切りガッツポーズ出てました!

9位から巻き返しを狙います。

決勝はより熾烈でハイレベルな闘いになりますね。楽しみです!

がんばれニッポン\(^O^)/

ワールドカップドーハ大会で南一輝選手がリジョンソンハーフを成功!

種目別ワールドカップドーハ大会(3/1~3/4)が行われました。

ゆか

優勝 カルロス・ユーロ選手(フィリピン) 14.833(D6.5 E8.333)

2位 南一輝選手(日本) 14.200(D6.4 E7.800)

3位 ルーク・ホワイトハウス選手(イギリス) 13.966(D6.5 E7.466)

5位 杉野正尭選手(日本) 13.833(D5..9 E7.933)

 

南一輝選手が1本目になんとリジョンソンハーフ(後方2回宙返り3回半ひねり)を実施、着地乱れましたが、超大技の新技を国際大会で見事成功!

その後もシライ2(F)、後方3回半ひねり(E)~前方1回ひねり、前方1回ひねり~前方2回半ひねり(E)、後方2回半ひねり(D)~前方2回ひねり(D)、後方3回ひねり(D)と高難度のひねり技を次々決めました。

14.200で2位。リジョンソンハーフ(後方2回宙返り3回半ひねり)凄過ぎますね。

リジョンソンがG難度なので、おそらく難度はH難度になるでしょうか。

FIGのワールドカップでの成功なので、初成功させた南一輝選手の名前ミナミと命名されることでしょう。体操の限界を超える快挙素晴らしいです。

国内大会でこの技を生で見るのが今から楽しみです。

 

優勝は日本の徳洲会体操クラブを拠点に練習しているカルロス・ユーロ選手(フィリピン)。

後方2回半ひねり(D)~前方屈伸2回宙返り(E)と前方2回ひねり(D)~前方かかえこみ2回宙返り(D)と現行ルールでも0.2の加点のつく連続技を2つ組み込んでくる驚異的な新構成を成功、精度も高くて素晴らしい。3本目に伸身ダブルを実施しているので、ここを今まで構成に入れていた伸身ムーンサルトや伸身新月面に変えてくると、今でも6.5と高いDスコアがさらに上がるという伸びしろもあるのが凄いですね。

 

ゆかでは、南一輝選手とカルロス・ユーロ選手、日本の国内大会でも頂上決戦を繰り広げる2人が世界でもバチバチの対決をしているのが熱いですね。

 

あん馬では杉野正尭選手が4位。

跳馬で南一輝選手が6位。

平行棒で前田航輝選手選手が4位。

鉄棒では神本雄也選手が優勝。

と日本選手力を見せています!

神本雄也選手、難しい国際大会での鉄棒優勝さすがです!

GYMFAN!行ってきました!

萱和磨選手、谷川航選手、谷川翔選手が出演するイベントGYMFAN!が、東京・新宿御苑前の会場にて行われました。

会場には2022年世界体操リバプール大会のメダルや各選手のプロテクターの展示もあり、全日本選手権に先駆けて間近で見ることが出来て感激でした。

3選手が登場し、目が合うような近さにドキドキでした。

トークコーナーでは、2022年シーズンを振り返って、世界体操で印象に残っている出来事、萱和磨選手が参加したスイスカップでの裏話。各選手のプライベートでの大きな出来事と、貴重な話をたくさん聞くことが出来ました。

演技の映像を見て、本人が解説するコーナーでは、各選手がどんなことを考えて演技に臨んでいるのかが聞けて興味深かったです。

水鳥寿思強化本部長やタレントのオラキオさんもVTRで登場し面白かったです。

事前にアンケートで聞いておいた参加者からの質問に答えるコーナー。

3選手が用意したお土産をかけた抽選会もあり、終始なごやかな雰囲気で進行されました。

最後に集合写真も撮って、いい記念になりました。

今シーズンに向けての抱負では、萱和磨選手は今シーズンは失敗しない男が帰ってきたと感じてもらえるような演技をしたいと楽しみなコメントがありました。

谷川航選手は世界選手権個人総合銅メダリストの風格を持って演技したいと、頼もしかったです。

谷川翔選手は、今シーズンは体操とパパを頑張ると体操と家庭を両立する微笑ましいコメントがありました。頑張ってほしい!

萱和磨選手、谷川航選手、谷川翔選手の魅力あるやさしい人柄と体操にかける情熱を感じました。今シーズンの3選手の活躍が今から楽しみです。

4月の全日本個人総合選手権で、はやくその演技が見たいです。

今回のGYMFAN!今までにない試みで、日本を代表して世界と戦う3選手を身近に感じることが出来て感激でした。

またやってほしいです。

 

体操展-動く芸術-

内村航平さんプロデュースの体操イベント「体操展〜動く芸術〜」が北九州で行われました。
会場は去年世界体操をやった北九州市立総合体育館
私は今日まで仕事だったので行けませんでしたが、オンライン視聴で見ました。
出場者は、
内村航平さん
白井健三さん
田中佑典選手
田中理恵さん
村上茉愛さん
・杉原愛子さん

となんと全員オリンピアン、体操界のレジェンドが集結しました!

 

体操選手による凄いラジオ体操から始まり、子供たちにマット運動や跳び箱、鉄棒を教えるコーナー、レジェンドによる実演!白井健三さんのマットでの宙返りひねり、杉原愛子さんの跳び箱できれいな開脚跳び、内村航平さんの低い鉄棒での反動を使わない逆上がり、田中佑典選手の低い鉄棒でのシュタルダーの連続など、競技用じゃない器具での人間離れした動きに体操選手の凄さが際立ってましたね。

後半は、演技も見れ、杉原愛子さんの華麗なゆか、内村航平さんの正確無比なゆか、ずば抜けた高さの伸身宙返りの着地ピタリさすがでした。

白井健三さんのゆかは、茶目っ気ありながらもやってる技は、超大技連発してて凄すぎました。冒頭はシライ3ですかね。超大技!そしてリ・ジョンソン、前方1回ひねり~シライ2(F)、足持ち2回ターン、後方2回半ひねり(D)~前方2回半ひねり(E)、演技の後半で後方3回半ひねり(E)~前方伸身宙返りという現在のルールを意識した技も入っていて、ラストは笑顔でシライ/グエン(F)をしっかりひねりきって決めてました!

内村航平さんからも「今すぐ現役復帰をお勧めします。なんなんですかあれは!今日こんなにやってくれるとは思ってませんでした」と驚きのコメントがありました。

跳馬では、内村航平さんがアカピアンを実施!内村航平さんがやるとレアですね。

白井健三さんが、これまた大技シライキムヒフン!見事に決めてました!

2本目にロンダートひねり~前方伸身宙返り1回半ひねりも試合で初披露、見事に決めてくれました!

鉄棒、杉原愛子さんの鉄棒チャレンジも見事でした!

田中佑典さんのコールマン(E)と正確なひねり技、持ち味のしなやかさを存分に活かした演技さすがでした。

そして、最後の内村航平さんの鉄棒、手放し技、久しぶりに見る屈伸コバチ、しっかり手が伸びた最高の位置でキャッチ!美しい!次はコバチ、高い!これまた手が伸びた最高の位置でキャッチ!美しい!

着地はわずかに動いて納得いかなかったのか、もう一度降りだけやり直して王者の着地をビタッと決めてくれました!

場内大拍手、オンライン視聴のチャットも盛り上がってました!

内村航平さんの着ピタはやはり凄い!感動しますね。

さすが絶対王者内村航平さん、引退してから肩に痛みがあると言ってましたが、手放し技の精度とか降り技のひねりの鋭さとか引退試合の時より凄みを増してるなとも感じました。

体操展-動く芸術-、やはりレジェンドの演技は素晴らしい!

オンラインとはいえ内村航平さんの演技がまた見れて感無量でした。

年末にいいもの見れました!

次は東京でやってほしいです!

頑張れニッポン\(^o^)/

どうぞ良いお年をお迎えください。