2021全日本体操個人総合選手権男子予選と種目別トライアウト見てきました。
コロナウイルス変異種が世界中で猛威を奮っている中、今年は無事開催されてよかった!
この4月の体操開幕の試合はいつもドキドキわくわくするのですが、今年はオリンピックシーズンということもあり、より一層特別感ありました。
会場でも選手たちの緊張感と気迫を凄く感じましたね。
まずは個人総合選手権男子予選。
1位 北園丈琉選手 87.332
2位 三輪哲平選手 86.598
3位 萱和磨選手 86.298
4位 谷川航選手 85.497
5位 武田一志選手 85.365
6位 前野風哉選手 85.132
7位 橋本大輝選手 84.833
8位 杉野正尭選手 84.464
北園丈琉選手が予選1位通過!
高難度技を美しくキレのある演技凄かった!
鉄棒のカッシーナ、コールマン、最高の位置を狙ってギリギリでキャッチしていて、伸身新月面宙返り降りの着地もピタリ!凄かったです!
オーラを感じるほど勢いありますね。
2位に三輪哲平選手
2017年国際ジュニア優勝、2018年スーパーファイナル2位の実力者が来ましたね!
淡々と高難度の演技を成功させていて、力強さと安定感ありました!
3位に萱和磨選手
オリンピック予選の緊張感の中でも、萱和磨選手の安定感光ってました!
平行棒、鉄棒と着地を決めきれてなかったので、決勝では修正してくれることでしょう!
4位に谷川航選手!
跳馬のリセグァン2、超高難度技を着地一歩で決めて凄かった!
つり輪とあん馬でまさかのミスが出ましたが、着地もバシバシ決めて、いい演技を随所に見せていたので、決勝では気持ちを切り替えて頑張ってほしい!
5位に武田一志選手!
さすがベテラン、力強い落ち着いた演技で安定感ありました!
注目の橋本大輝選手は7位。
跳馬でヨネクラ、床でリジョンソンと前半4種目が凄かったですが、あん馬で2回落下、つり輪の伸身新月面降りで前に倒れ手をつくミスがありました。
Dスコアは36.7と世界最高レベルをマーク!攻めの姿勢は凄かったです。橋本大輝選手の演技は爆発力があるので、決勝での巻き返しに期待!
2018年、2019年と全日本選手権2連覇の谷川翔選手は、鉄棒で落下するミスがあり、まさかの22位。肩を痛めていた影響が出てしまいました。
2019年世界選手権代表の神本雄也選手も鉄棒で着地まで決めるいい演技見せてくれましたが、得意の平行棒、つり輪でまさかのミスが出て48位でした。
平行棒で手を痛めた感じだったので、心配です。
そして、休憩をはさんで、18時30分から行われた種目別トライアル
世界中の体操ファンが注目する内村航平選手が鉄棒で出場!
H難度のブレットシュナイダーを成功!
凄い高さと鋭いひねりで最高の位置でキャッチ、まさに神技!
カッシーナ、コールマンは雄大!
内村航平選手ならではのクオリティの高い捌きが美しい!
着地こそ後ろに一歩動きましたが、この予選の緊張感の中、世界最高レベルの素晴らしい演技!さすが内村航平選手です!
得点は15.133!(D6.6 E8.533)
鉄棒 前田楓丞選手
前人未到のコバチ宙返りやミヤチ(I)~コールマン(E)~カッシーナ(G)のとてつもない連続技の動画をアップして、世界中の体操ファンの度肝を抜いている前田楓丞選手。
今日は、予選ということもあって屈伸コバチ、カッシーナ、コールマンを実施!
手離し技が若干近めながらも高さのある美しい空中姿勢、特別感のある演技見せてくれました!
14.833(D6.1 E8.733)
南一輝選手、床
リ・ジョンソン着地ピタリ完璧!
シライ2高い!そして上手い!
ほぼ全ての着地を決める素晴らしい演技!
全ての技が熟練していて、世界を席巻した白井健三選手とまた違う凄さを感じる床に仕上がってます。
全日本体操個人総合選手権予選と種目別トライアウト、素晴らしい演技をたくさん見ることが出来、その中に体操にかける選手の思いがひしひしと感じられてよかったです。やっぱり体操競技は最高ですね!
そしてオリンピックに向けてどんどん強くなってる日本の体操、勢いを感じますね!
日曜の決勝も見に行きます!
頑張れニッポン\(^o^)/