akiraの体操観戦記

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2018アジア大会体操男子個人総合決勝

2018アジア大会インドネシアジャカルタで行われました。

18日には、会場の工事が遅れて、日本の本会場練習が午前10時から午後4時に直前に変更されるなど、
運営のトラブルが多発し、選手にとっては大変な大会になりました。
日本は男女共、世界選手権代表は参加せず、全日本、NHK杯、全日本種目別を経て世界選手権代表を除く選手から選抜されたチームが出場しています。
ちなみにライバルの中国は、世界選手権メンバー、つまり中国国内の最強チームで臨んでいます。

個人総合決勝 20日(月)
優勝 林超攀選手(中国) 86.750
2位 野々村笙吾選手(日本) 85.950
3位 肖若鵬選手(中国) 85.550
4位 谷川翔選手(日本) 84.850
5位 リー・チーカイ選手(台湾) 81.900
6位 キム・ハンソル選手(韓国) 81.850
7位 カルロス・ユロ選手(フィリピン) 80.750
8位 レ・サン・タン選手(ベトナム) 79.700

優勝は林超攀選手(中国)。
昨年の世界選手権個人総合銀メダリストの林超攀選手、ミスのない実施さすがでした。
平行棒でも新たにササキ(E)を入れてグレードアップしてました。

2位は野々村笙吾選手。
国際大会で力を発揮する野々村笙吾選手、中国の世界選手権金銀メダリストコンビに割って入る銀メダル獲得、素晴らしいかったです。
つり輪、平行棒の強さはピカイチです。

3位は肖若鵬選手(中国)。
去年の世界選手権の個人総合王者の肖若鵬選手、ミスが出たとのことで、まさかの3位となりました。
隙のない強さが特徴でしたが、国際大会の調整の難しさがでますね。

4位は谷川翔選手。
5種目目の床までは、持ち味の美しさと力強さ、ミスのない安定した演技を続けていましたが、最終種目のあん馬、ブスナリ(F)でまさかの落下、国際大会の難しさがでました。

中国が1軍メンバーで臨んでおり、去年の世界選手権金銀メダリストを相手に日本の野々村笙吾選手が割って入る銀メダル、個人総合世界トップクラスの実力を見せました。
前日に6種目やることに抜擢されたとのことで、野々村笙吾選手の対応力素晴らしかったです。
谷川翔選手は、最終種目のあん馬での落下が惜しかったですが、随所に日本体操界の超新星としての力を見せてくれました。