akiraの体操観戦記

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2018アジア大会体操競技種目別決勝後半

8月24日、インドネシアジャカルタで行われた2018アジア大会体操競技の最終日、種目別決勝後半が行われました。

種目別男子跳馬決勝
優勝 シェク・ワイハン選手(香港) 14.612
2位 キム・ハンソル選手(韓国) 14.550
3位 プラヨコ・アーガス選手(インドネシア) 14.125

種目別平行棒決勝
優勝 鄒敬園選手(中国) 15.725(D6.6 E9.125)
2位 肖若鵬選手(中国) 14.900(D6.2 E8.7)
3位 千葉健太選手(日本) 14.850(D6.2 E8.650)
4位 谷川翔選手(日本) 14.775(D6.0 E8.775)

種目別鉄棒決勝
優勝 タン・チア・ハン選手(台湾) 14.725(D6.0 E8.725)
2位 孫偉選手(中国) 14.500(D6.0 E8.5)
3位 肖若鵬選手(中国) 14.225(D6.1 E8.125)
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6位 千葉健太選手(日本) 13.250(D5.4 E7.850)
7位 谷川翔選手(日本) 12.750(D5.6 E7.150)

種目別平均台決勝
優勝 陳一楽選手(中国) 14.600(D6.2 E8.4)
2位 キム・スジョン選手(北朝鮮) 13.400(D5.2 E8.2)
3位 ZHANG Jin選手(中国)13.325(D5.8 E7.525)
4位 中路紫帆選手(日本) 12.600(D5.0 E7.6)

種目別女子床決勝
優勝 キム・スジョン選手(韓国) 13.025(D5.3 E7.725)
2位 イルファナルセイ・リフダ選手(インドネシア)12.750(D5.0 E7.750)
3位 中路紫帆選手(日本) 12.600(D4.8 E7.800)
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8位 塙颯香選手(日本) 12.375(D4.5 E7.875)

平行棒で、千葉健太選手が銅メダル獲得。
着地こそ、半歩動きましたが、千葉健太選手らしい切れのある美しい実施、素晴らしかったです。
昨日のあん馬の悔しさを晴らす、会心の演技で銅メダルよかったです。
鉄棒でも着地こそ一歩動きましたが、勢いのある伸身トカチェフ、開脚トカチェフ、ひねりの切れと千葉健太選手らしさを発揮してました。

谷川翔選手が平行棒4位。
谷川翔選手もメダルには届かなかったですが、冨田洋之コーチを彷彿とさせる力強さと美しさを兼ね備えた演技素晴らしかったです。
谷川翔選手は、鉄棒でもコールマン(E)を実施、落下となりましたが、コールマン抜きでは、メダルは取れないと果敢に攻めてきました。
来シーズン以降は、コールマンを入れた演技構成を確実に決めれるように強くなってほしいです。

女子では、中路紫帆選手が床で銅メダル、引き込まれるような演技、素晴らしかったです。
平均台でも4位、日本女子は中路紫帆選手の活躍が光りましたね。

今大会、日本男子には、厳しい大会となりました。
全日本王者の谷川翔選手も大会直前に持病の腰痛が再発し、痛みに耐えながらの演技だったとのこと。
8月11日に全日本インカレが尼崎で行われ、大学生の谷川翔選手、千葉健太選手、前野風哉選手も出場していました。
そこから約一週間しか経っていないのにもうインドネシアジャカルタで行われるアジア大会に出るという過密スケジュールで疲労が抜けきらないままでの参加となってしまいました。
慣れない中国製の器具、多発する運営のトラブルと、調整が難しい中での戦い、よく頑張ったと思います。
この経験は今後に生きてくると思います。
谷川翔選手、千葉健太選手、野々村笙吾選手、前野風哉選手、長谷川智将選手の真の実力は中国チームにも負けてないはず、より強くなって東京五輪に向けて頑張ってほしいです。

内村航平選手、白井健三選手、田中佑典選手、萱和磨選手、谷川航選手は、世界選手権でこの強い中国チームと戦うわけですが、しっかり調整して、万全で臨んでほしいと思います。
ミスをせず、全員が持ち味を発揮すれば、必ず勝てると信じています。
頑張れニッポン\(^o^)/