akiraの体操観戦記

体操競技を応援するブログです!

2018アメリカンカップ、村上茉愛選手が2位、白井健三選手は6位

アメリカで毎年行われている、アメリカンカップ(個人総合のワールドカップ)が今年も行われました。
この大会が行われると、体操シーズンも開幕だなという感じがしてきます。
日本からは、白井健三選手と村上茉愛選手が出場。

男子結果
1位ユル・モルダウアー選手(アメリカ)85.964
2位ジェームス・ホール選手(イギリス)83.297
3位ペトロ・パクニウク選手(ウクライナ)83.064
4位フィリップ・ヘルデル選手(ドイツ)81.965
5位アラン・バウアー選手(アメリカ)81.864
6位白井健三選手(日本)81.498

女子結果
1位モーガン・ハード選手(アメリカ)56.599
2位村上茉愛選手(日本)55.633
3位マイル・オキーフェ選手(54.365)

白井健三選手は、あん馬で落下2回、鉄棒でも落下があり、まさかの6位に終わりました。
短い現地での調整期間で、アメリカ製の器具に合わせきれなかったもよう。
得意の床は、シライ3とリジョンソンは切れのある見事な実施。
大きなミスはなかったですが、4回ひねりがややひねり不足で減点されたのか、14.966と全体1位の得点ながら、新ルールでも15点後半を出す白井健三選手にしては厳しい採点がされたと感じます。
得意の跳馬では、シライキムヒンを安定した実施で15.066!1位の得点。

優勝は地元アメリカエースのユル・モルダウアー選手。
Dスコアは低いですが、丁寧で勢いのある演技でガッツポーズを連発、つり輪で全体1位の14.333など、盛る上がる観客に押されて高得点出てました。

白井健三選手のコメント 「試合は楽しめたが、内容が悪かった。米国の器具での調整期間が短く、頭では理解していても体は日本の(器具に対する)反応をしてしまった。油断しているとこういうミスが出ると感じた。」

個人総合の世界大会の難しさありますね。
白井健三選手ならこの経験を次に生かしてくれるはずです。

女子は去年の世界選手権個人総合金メダリストのモーガン・ハード選手が優勝。
持ち味のパワフルさと柔軟性を併せ持った演技見せてくれました。

村上茉愛選手は地元アメリカ勢に割って入る2位。
さすがの演技、床は素晴らしかった!

3位のマイル・オキーフェ選手は、去年の国際ジュニアの優勝者ですね。
平均台で落下、段違い平行棒の閉脚イエーガーで足をぶつけるミスありましたが、堂々とした演技。
シニアの国際大会で早くも活躍してますね。

村上茉愛選手のコメント「(オフは)段違い平行棒平均台を集中的にやってきてその感覚を試合でつかめた。自分自身の演技ができた。(次は4月の)東京でのワールドカップなので、日本でもはじけたい。」

村上茉愛選手は去年の世界選手権で予選全体1位の実力そのままに、好調ですね、今年も活躍してくれますね!

公式で大会の動画出てますね。

白井健三選手と村上茉愛選手は4月の東京ワールドカップも日本代表で出場が決まってます。
今度はホームの日本で世界を相手に白井健三選手と村上茉愛選手の演技が見れるので楽しみです!
頑張れニッポン\(^o^)/