akiraの体操観戦記

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田原直哉選手が平昌冬季オリンピックに出場!

もうすぐ開幕する平昌冬季オリンピックフリースタイルスキー男子エアリアルに元体操選手の田原直哉選手が出場!
田原直哉選手は体操選手時代は冨田洋之選手や水鳥寿思選手と同世代で活躍。
日体大から徳州会体操クラブに所属、2003年のユニバーシアード、2005年東アジア大会では日本代表にもなっています。全日本やNHK杯に出場するお馴染みの選手でした。
米田さんから忍者のような動きと表される実力派で、吊り輪で伸身新月面降り、床で伸身リピンスキーというオリジナル技に挑戦するなど、注目して見てました。
2006年に右肩を痛めてしまいますが、オリンピックへの夢があきらめきれず、その年の10月からフリースタイルスキー男子エアリアルに転向。
スキーは初心者ながら、体操で培った空中感覚と空中姿勢の美しさを武器に頭角を表します。
4年前のソチオリンピックでは、国別の出場枠を獲得したものの、全日本スキー連盟が定める派遣基準を満たせず、出場出来ませんでした。
所属からの契約も切れ、競技を続けるのにつらい時期もありましたが、自ら知り合いや企業に支援を呼びかけ、白馬のスキー場の民宿に居候し、働きながら競技を続けたとのこと。自分だけのオリンピックではなく、お世話になった人々への恩返しと感謝の気持ちが出てきたということです。
今回37歳にして初のオリンピック出場の夢をかなえた田原直哉選手。
ワールドカップで3位以内にもなっており、初出場ながらメダル獲得を目指します。
壮行会には、体操時代の徳州会の仲間も集まって送り出してました。
水鳥寿思さんがスピーチして激励してました。
体操選手時代の演技を見て、オリンピックにかける思いを知っていましたが、このあきらめずに夢を追いかける田原直哉選手の勇気、行動力、意思の強さには感動します。
初のオリンピック、力を発揮して頑張ってほしいです