日本からは予選トップで通過した村上茉愛選手と予選9位通過の杉原愛子選手が出場。
2位エリザベス・ブラック選手(カナダ) 55.132
3位エレーナ・エレミナ選手(ロシア) 54.799
4位村上茉愛選手(日本) 54.699
6位杉原愛子選手(日本) 53.965
7位ジウリア・シュタイングルーバー選手(スイス)53.666
8位ニナ・デルワエル選手(ベルギー) 53.498
9位エリザベス・サイツ選手(ドイツ) 53.465
10位タベア・オルト選手(ドイツ) 53.399
アメリカといえば、バイルズ選手やダグラス選手のような高い身体能力を活かした圧倒的なパワーのある体操ですが、モーガン・ハード選手は、また違って、難度の高い技と柔軟性を活かした個性的な動きで魅せるタイプの選手ですね。
2位に地元カナダのエリザベス・ブラック選手。
東京のワールドカップでも来日している日本でもお馴染みの選手ですね。
大きな体を活かしたダイナミックな演技迫力ありました。
地元カナダのスター選手だけあって、ブラック選手が演技を終えた後の大歓声、場内の盛り上がりが凄かったです。
平均台でバランスを崩し、手で台を掴むミスがありましたが、意地でも落ちまいとする気迫は伝わってきました。
3位にロシアのエレーナ・エレミナ選手、床で弾かれる選手が多い中、優雅な動きは、さすがロシアの選手です。
予選首位通過の日本の村上茉愛選手はメダルに惜しくも届かず4位でした。
世界選手権の1班の中での演技、世界トップクラスの選手に囲まれてもその中で一番いい演技をしてるんじゃないかという堂々たる演技、予選首位通過は本物でした。
3種目目の平均台でした。2回ターンで痛恨の落下。
メダル争いを考えると痛すぎすミスが出てしまいました。12.000で5位まで後退。
4種目目の床は、素晴らしい演技で全体1位の14.233を出しました。
3位のエレーナ・エレミナ選手(ロシア)まであと0.1差の4位。
惜しかったです。
千載一遇のチャンスでしたが、世界選手権の個人総合決勝、メダルを目前にして、プレッシャーは相当だったでしょうか。
全種目が終わり得点が出てメダルを逃したと分かった時の村上茉愛選手、悔し涙を流していました。
しかし、落下してもメダルに紙一重の4位というのは相当評価されてます。
放送を見ても、十分互角以上にメダリスト達と戦えてたので、村上茉愛選手、本当に強くなったなと感じました。
杉原愛子選手も6位入賞。
平均台で新技申請していた足持ち2回ターンも見事成功。
持ち前のスピーディでキレのある演技で予選の9位から順位を上げて6位でした。
塚原直也コーチと演技後、笑顔で話していたので、世界の舞台楽しんで演技してますね。
日本の2選手が2人とも入賞、ちょっと前から考えると凄い大躍進だと思います。
2008年の北京五輪では、団体決勝5位と躍進。2009年世界選手権では鶴見虹子選手の個人総合銅メダル、段違い平行棒銀メダルの快挙。その後の世界選手権、オリンピックでは常に団体決勝の常連になり、リオ五輪では、団体4位まで躍進してきた日本女子、ついに個人総合でも予選首位の決勝4位、6位というところまで、強くなってきたかと思うと、東京五輪に向けて、さらに期待が高まります。
来年以降もメダル争いに参加できるように日本女子、頑張ってほしい!
個人総合で逃したメダルをこの床では、なんとしてでも取ってほしいです!
頑張れニッポン\(^o^)/