予想以上の大混戦となりました。
銅メダル獲得です。おめでとうございます＼(^o^)／
1位肖若鵬/シャオ・ルオテン選手（中国） 86.933
2位林超攀/リン・チャオパン選手（中国） 86.448
3位白井健三選手(日本) 86.431
4位ダビド・ベルヤフスキー選手(ロシア) 86.315
5位マンリケ・ラルデュエト選手(キューバ) 86.031
6位ナイル・ウィルソン選手(イギリス) 85.332
8位オレグ・ベルニャエフ選手(ウクライナ) 83.997
9位アーメット・オンダー選手(トルコ) 83.831
優勝は、肖若鵬選手（中国）、6種目を通して隙のない強さでした。
特にあん馬は、得意種目だけあって14.800の高得点凄かったです。
今回は、ミスを出さずに課題だった精神面も強くなってましたね。
3位に白井健三選手、床の15.733は、個人総合の試合の中とは思えないほどの、ぶっちぎりの世界最高演技でしたね。あん馬の採点が13.433とかなり厳しかった。跳馬は、さすがのスペシャリストクオリティでした。
平行棒も得意の選手が多い１班の中にあっても、遜色ない、美しい演技でした。
予選で落下のあった鉄棒の屈伸コバチ、見事に決めて、笑顔のフィニッシュよかったです(^^)
ビッグネーム達でもミスに沈むこの世界選手権の個人総合で、堂々とした演技、2013年から床のスペシャリストとして世界デビューした白井健三選手が4年を経て世界のトップオールラウンダー達と肩を並べ、競り勝ちメダルを取るまでに成長したと思うと、凄い進化ですよね(^^)
4位にダビド・ベルヤフスキー選手(ロシア)、丁寧な実施に定評のある選手ですが、新ルールになってさらに評価が高くなってますね。繊細さと優雅さを併せ持った演技が映えました。5種目目を終わってトップで最終種目は得意の鉄棒！これはベルヤフスキー選手、初優勝かと期待が高まりましたが、アドラー1回ひねり(D)～ヤマワキ（D）で落下。
落下した瞬間のあー、やってしまったという何とも言えない表情でしたね。
世界選手権の怖さがでました。
5位にマンリケ・ラルデュエト選手(キューバ)。予選首位の2015年個人総合銀メダリストのラルデュエト選手、優勝候補の1角かと注目が集まりましたが、床で着地を乱し、苦手種目のあん馬で得点伸びなかったですね。
優勝候補のリオ五輪銀メダリストのオレグ・ベルニャエフ選手は、床でラインオーバー、あん馬で落下、平行棒のシャルロ(E)で歪み(それでも単棒ヒーリーにつなげるところは凄かった)、鉄棒でもアドラー1回ひねりが勢いなく落下と最後までリズムをつかめずに終わってしまって残念でした。
8月のユニバーシアードで優勝した時は圧巻の演技で手のつけられない強さでしたが、今回の世界選手権では、その時の勢いが感じられませんでした。
中国の肖若鵬選手、林超攀選手のワンツーフィニッシュとやはり中国は侮れないですね。
内村航平選手は別格として、世界の個人総合のレベルも上がって、リオ五輪で加藤凌平選手でも個人総合メダルが遠くなってた感がありました。新ルール後に行われた初の世界選手権で白井健三選手がきっちりメダルを獲得してくれて、日本の個人総合のレベルの高さを証明してくれてよかったです。
安里圭亮選手、宮地秀享選手も世界を驚かせてほしいです。
頑張れニッポン＼(^o^)／
明日の女子個人総合、村上茉愛選手、杉原愛子選手ガンバです＼(^o^)／
