akiraの体操観戦記

体操競技を応援するブログです!

2018体操ワールドカップ東京大会いよいよ来週土曜日開催!!

体操ワールドカップ東京大会、4/14(土)開催と今度の土曜日と迫ってきました。

2月3月と世界各地でワールドカップが開催されていて、日本の有力選手も出場しました。
日本選手のおもな成績をまとめてみました。

2月22日~25日 ワールドカップメルボルン大会(種目別)
武田一志選手床優勝13.933(D5.6、E8.333)
          つり輪3位14.433(D5.9、E8.533)
          あん馬6位12.433(D5.6、E6.833)
          跳馬7位
          平行棒5位
安里圭亮選手跳馬3位14.233
          つり輪5位13.533(D5.5、E8.033)
宮地秀享選手鉄棒優勝14.600(D6.0、E8.6)
          平行棒6位
亀山 耕平選手あん馬4位13.366(D6.3、E7.066)

3月3日 アメリカンカップ(個人総合)
白井健三選手、6位 81.498(床14.966、あん馬11.100、つり輪13.700、跳馬15.066、平行棒14.500、鉄棒12.166
村上茉愛選手、2位 55.633(跳馬14.600、段違い平行棒13.400、平均台13.600、床14.033)

3月15日~18日 ワールドカップバクー大会(種目別)
萱和磨選手床優勝14.233(D5.9、E8.333)
         つり輪5位14.333(D6.1、E8.233)
         鉄棒5位14.000(D5.8、E8.2)
千葉健太選手平行棒優勝14.966(D6.2、E8.766)
          床4位14.000(D6.0、E8.0)
          鉄棒8位12.666(D5.3、E7.366)
杉野正尭選手あん馬3位14.633(D6.5、E8.133)
前野風哉選手、つり輪6位13.266(D5.8、E7.466)
          平行棒4位14.300(D5.9、E8.4)

3月18日 ワールドカップドイツ大会(個人総合)
田中佑典選手、3位 83.998(床14.500、あん馬12.866、つり輪13.100、跳馬13.833、平行棒15.133、鉄棒14.566)
梶田凪選手、7位 50.400(跳馬13.400、段違い平行棒12.700、平均台11.200、床13.100)

3月21日~22日 ワールドカップイギリス大会(個人総合)
野々村笙吾選手優勝84.797(床14.066、あん馬13.233、つり輪14.566、跳馬14.333、平行棒15.066、鉄棒13.533)
畠田瞳選手、5位51.133(跳馬13.633、段違い平行棒13.900、平均台10.600、床13.000)

3月21日~24日 ワールドカップドーハ大会(種目別)
加藤凌平選手、床3位14.200(D5.9、E8.3)
          あん馬8位12.366(D5.7、E6.666)
          平行棒6位14.566(D6.3、E8.266)
          鉄棒7位12.866(D5.8、E7.066)
佐藤巧選手、床4位14.133(D6.2、E7.933)
         跳馬8位13.850
神本雄也選手、つり輪6位14.433(D6.0、E8.433)
          平行棒5位14.566(D6.0、E8.566)
内村航平選手あん馬19位13.233(D5.6、E7.633)
          つり輪10位14.366(D5.7、E8.666)
          跳馬9位14.100
          鉄棒10位13.433(D6.1、E7.333)

まだ春先ということもあり、各選手これから調子を上げてくるものと思いますが、その中でもメルボルン大会(種目別)の鉄棒で優勝した宮地秀享選手、昨年世界選手権で成功させて名前のついた最高I難度のミヤチを器具が違い現地での調整時間も短い国際大会で成功させての優勝は素晴らしいです。去年から試合でこの技での失敗がないので、最高I難度を完全に自分のものにしていますね。
同じくメルボルン大会で床優勝した武田一志選手も、決して得意種目でない床での優勝はさすがです。
得意種目のつり輪でも3位ときっちりメダルを取っているので好調さが伺えますね。つり輪の強いオールラウンダー、今年も楽しみです。

バクー大会(種目別)では、東京五輪に向けて今年の活躍が期待されるシライ世代が出場、萱和磨選手が床、千葉健太選手が平行棒と優勝し、存在感を見せてますね。切れのある演技が魅力の千葉健太選手、高難度と安定感の萱和磨選手とオールラウンダーとして去年からパワーアップしてると思うので、全日本、NHK杯での活躍、楽しみです。

個人総合のワールドカップも並行して行われ、アメリカンカップに出場した白井健三選手は、時差と器具の違いに苦しみ6位と本来の演技が出来ず、あらためて現地での準備期間の短い国際大会の難しさがありました。
ワールドカップ東京大会での逆襲を期待したいです。

ドイツ大会(個人総合)に出場した田中佑典選手は、3位と健闘、あん馬で落下、つり輪の降り技で転倒も、床、平行棒、鉄棒と得意種目でトップの高得点で怒涛の追い上げを見せ3位とさすがの力を見せました。

イギリス大会(個人総合)に出場した野々村笙吾選手は、高い総合力を見せ優勝!
最終種目でロシアのニキータ・ナゴルニー選手を逆転しての優勝は、勝負強さありますね。
野々村笙吾選手といえば、2011年にワールドカップドイツ大会で優勝し、日本の高校生として初めて個人総合のワールドカップ優勝ということで注目されました。
怪我も多かった野々村笙吾選手ですが、今年は強い野々村笙吾選手が見れそうです。

そして、中国のトップ選手が参加し、参加人数、質ともにハイレベルな大会となったドーハ大会(種目別)。
加藤凌平選手が出場した4種目全てで決勝進出、床では銅メダルを取る活躍はさすが。
リオ五輪団体金メダルの原動力となりながら、昨年は代表落ちの苦しいシーズンでした。、今年は新しい技を入れて難度を上げつつ安定感もあるというパワーアップをして、代表復帰に向けて仕上げてきてるなという印象です。
このドーハ大会では、昨年10月の世界選手権で足首を負傷し、予選で棄権となった内村航平選手も出場し、怪我からの復帰戦となりました。
あん馬、つり輪、跳馬、鉄棒の4種目に出場、あん馬で落下、鉄棒でもコールマンでバーに近づいてしまうミスがあり、4種目全てで予選落ちとなりましたが、つり輪では、着地まで決める演技で14.366と高得点。
跳馬では、1本目に跳んだシューフェルトを着地ピタリで14.600の高得点を出すなど、さすがの演技も見せていました。昨年の衝撃的な怪我から5ヶ月ちょっと、例年は出ない春先のワールドカップということを考えると復帰戦としてはまずまずだったと思いますが、内村航平選手からは「ミスをしたら絶対代表には入れない」という危機感を感じるコメントが出ていますね。全日本、NHK杯では、納得の行く演技を見せてほしい!

来週土曜日、ワールドカップ東京大会、いよいよ開催ですね!

大会公式サイト

男子では、白井健三選手、谷川航選手が出場!
女子では、村上茉愛選手と杉原愛子選手が出場!
白井健三選手はアメリカンカップのリベンジ、世界を圧倒する床、跳馬に加えて、パワーアップした個人総合見せてほしい!
谷川航選手は、今年初試合となりますね!
この大舞台で、力強い完璧な着地を連発して観客を沸かせてほしい!
女子も村上茉愛選手は、昨年の世界選手権、個人総合で予選1位、床優勝と大躍進を遂げているので、この大会は優勝候補ですね。素晴らしい演技見せてほしい!
杉原愛子選手も勢いのある演技で頑張ってほしい!

海外勢では中国の鄒敬園/ゾウ・ジンユェン選手(中国)が注目ですね。
ワールドカップドーハ大会では、まだ19才ながら、平行棒優勝、あん馬優勝、つり輪2位と3種目で強力な力を見せています。
特に平行棒は、予選で16.266、決勝で16.200と新ルールでは、とんでもない得点を出していて、世界を驚かせました。その世界最高の平行棒がついに目の前で見れますね!!
あん馬、つり輪もスペシャリスト並みということから、個人総合もかなり強いということが予想されますが、今大会でついに明らかになりますね。
*4月9日に大会公式ホームページで中国男女不参加の発表がありました。当初予定されていた鄒敬園選手と陳一楽選手は怪我のため不参加とのことです。

他には、アメリカのサミュエル・ミクラック選手、ついにアメリカのエースの演技が日本で見れるのかと楽しみです。ロシアのアルトゥール・ダラロヤン選手も注目ですね。

白井健三選手と谷川航選手が世界の強豪を相手に体操ニッポンの強さ見せてほしい!!
頑張れニッポン\(^o^)/