今日はNHK杯男子決勝が行われました。
優勝 内村航平選手(リンガーハット) 172.900(86.550+持ち点86.350)
2位 白井健三選手(日本体育大学) 172.550(86.450+持ち点86.100)
3位 田中佑典選手(コナミスポーツ) 171.800(85.500+持ち点86.300)
4位 野々村笙吾選手(セントラルスポーツ) 170.750(85.850+持ち点84.900)
5位 谷川航選手(順天堂大学) 170.450(84.700+持ち点85.750)
6位 神本雄也選手(コナミスポーツ) 169.450(85.050+持ち点84.400)
7位 武田一志選手(徳洲会体操クラブ) 169.350(83.700+持ち点85.650)
8位 加藤凌平選手(コナミスポーツ) 169.150(84.550+持ち点84.600)
9位 萱和磨選手(順天堂大学) 169.000(85.050+持ち点83.950)
10位 千葉健太選手(順天堂大学) 168.850(84.150+持ち点84.700)
2位 白井健三選手(日本体育大学) 172.550(86.450+持ち点86.100)
3位 田中佑典選手(コナミスポーツ) 171.800(85.500+持ち点86.300)
4位 野々村笙吾選手(セントラルスポーツ) 170.750(85.850+持ち点84.900)
5位 谷川航選手(順天堂大学) 170.450(84.700+持ち点85.750)
6位 神本雄也選手(コナミスポーツ) 169.450(85.050+持ち点84.400)
7位 武田一志選手(徳洲会体操クラブ) 169.350(83.700+持ち点85.650)
8位 加藤凌平選手(コナミスポーツ) 169.150(84.550+持ち点84.600)
9位 萱和磨選手(順天堂大学) 169.000(85.050+持ち点83.950)
10位 千葉健太選手(順天堂大学) 168.850(84.150+持ち点84.700)
白井健三選手の床は、シライ2、リ・ジョンソンと超大技と高難度ひねり技の連続を共存させた凄まじい構成。
全日本では、着地で弾かれるシーンもありましたが、このNHK杯では、まるで去年までの構成を行っているかのように着地をビシビシと決め余裕と安定感があって驚きました。
もう新しい構成を自分の演技として、ものにしてますね。
さすが床のスーパースペシャリスト白井健三選手。
15.9という得点は、旧ルールより1点近く得点が低くなる新ルールの中では、まさに異次元の超高得点ですね。
全日本では、着地で弾かれるシーンもありましたが、このNHK杯では、まるで去年までの構成を行っているかのように着地をビシビシと決め余裕と安定感があって驚きました。
もう新しい構成を自分の演技として、ものにしてますね。
さすが床のスーパースペシャリスト白井健三選手。
15.9という得点は、旧ルールより1点近く得点が低くなる新ルールの中では、まさに異次元の超高得点ですね。
床と跳馬で圧倒的な高得点を出し、かつ他の種目でも降り技に高難度技を決めてくる白井健三選手に対して、跳馬で逆転を許し、難度を落として行った平行棒でもリードが広がり、その差が最終種目鉄棒を残して0.5。
全日本の持ち点で0.25と僅かながらもアドバンテージがありがなら、なおかつ0.5もの差を広げられる状況はまるでリオ五輪個人総合決勝を彷彿とさせる展開。
全日本の持ち点で0.25と僅かながらもアドバンテージがありがなら、なおかつ0.5もの差を広げられる状況はまるでリオ五輪個人総合決勝を彷彿とさせる展開。
白井健三選手が先に演技。ボゴレロフ、コバチと大技を最高のところでキャッチ。伸身新月面宙返り降りの着地、僅かに弾むも素晴らしい演技!
観客を大いに沸かせ、ガッツポーズが飛び出す。
しかし得点は13.950と意外に伸びず。
観客を大いに沸かせ、ガッツポーズが飛び出す。
しかし得点は13.950と意外に伸びず。
それをうけて、鉄棒の最終演技者、内村航平選手の演技、屈伸コバチ高い!続くカッシーナも成功、アドラー1/2ひねり~コールマンも少しバーに近づくも落ち着いてミスにはせず。
アドラー1回ひねり(D)~ヤマワキ(D)も成功!
新ルールで加点が得られなくなっても敢えて連続で実施してくるところが強い!
伸身新月面宙返り降りの着地は僅かに一歩動くも、この僅かなミスも許されないプレッシャーのかかる場面でも盤石な演技ができるところがさすが絶対王者内村航平選手!
14.450以上で白井健三選手を逆転となるが、全日本の決勝では、離し技後の肘曲がりもあり14.450と得点が伸びず。
14.450以上の高い得点が出るのか、ハラハラでしたが、得点は14.800と最高得点!
アドラー1回ひねり(D)~ヤマワキ(D)も成功!
新ルールで加点が得られなくなっても敢えて連続で実施してくるところが強い!
伸身新月面宙返り降りの着地は僅かに一歩動くも、この僅かなミスも許されないプレッシャーのかかる場面でも盤石な演技ができるところがさすが絶対王者内村航平選手!
14.450以上で白井健三選手を逆転となるが、全日本の決勝では、離し技後の肘曲がりもあり14.450と得点が伸びず。
14.450以上の高い得点が出るのか、ハラハラでしたが、得点は14.800と最高得点!
白井健三選手を逆転、0.35差での優勝!今日だけの得点でも0.1差ではあるものの総合1位の得点。
3位には田中佑典選手。
平行棒と鉄棒で高得点を出し、後半の追い上げが凄かったです。
全日本とNHK杯の合計Eスコアが1位の選手に与えられるセイコーエクセレンス賞も受賞。
あれだけ目を見張るような、しなやかさと美しい演技をして、かつミスがほとんどなかったのでこちらも納得です。
平行棒と鉄棒で高得点を出し、後半の追い上げが凄かったです。
全日本とNHK杯の合計Eスコアが1位の選手に与えられるセイコーエクセレンス賞も受賞。
あれだけ目を見張るような、しなやかさと美しい演技をして、かつミスがほとんどなかったのでこちらも納得です。
4位には野々村笙吾選手。
つり輪で種目3位の14.450
平行棒でも種目3位の14.900
鉄棒でも種目4位の14.050と持ち味の切れのある演技が光ってました。
今日だけの総合得点では、85.850と3位の得点です。
つり輪で種目3位の14.450
平行棒でも種目3位の14.900
鉄棒でも種目4位の14.050と持ち味の切れのある演技が光ってました。
今日だけの総合得点では、85.850と3位の得点です。
5位には谷川航選手。
全日本よりは、得意の着地が僅かに動いていたが、跳馬を2本実施。
1本目のロペスも14.850と高得点でしたが、2本目のブラニクが素晴らしい実施!高さと迫力で場内を沸かしました。
種目別の予選も兼ねているのか、跳馬を2本跳びましたが、個人総合的には、1本でいいところを2本跳ぶのは負担となりますね。
全日本よりは、得意の着地が僅かに動いていたが、跳馬を2本実施。
1本目のロペスも14.850と高得点でしたが、2本目のブラニクが素晴らしい実施!高さと迫力で場内を沸かしました。
種目別の予選も兼ねているのか、跳馬を2本跳びましたが、個人総合的には、1本でいいところを2本跳ぶのは負担となりますね。
6位には神本雄也選手。
つり輪のDスコアはなんと6.3。オニールからの中水平はさすがでした。種目4位の14.400。
得意の平行棒は15.050と種目1位。降り技は半ひねりせず、前方2回宙返り降り(E)でした。
つり輪のDスコアはなんと6.3。オニールからの中水平はさすがでした。種目4位の14.400。
得意の平行棒は15.050と種目1位。降り技は半ひねりせず、前方2回宙返り降り(E)でした。
8位には加藤凌平選手。
いきなりスタート種目のあん馬で落下し、つり輪の着地も乱れていたので、調子が戻ってないのか心配でしたが、跳馬で大技ロペスを決め14.700。
平行棒でも会場中が注目する中、着地まで決める素晴らしい演技を見せ、さすがオリンピアンというところを見せてました。14.750
鉄棒もカッシーナは抜きましたが、着地までしまった演技よかったです。13.950
いきなりスタート種目のあん馬で落下し、つり輪の着地も乱れていたので、調子が戻ってないのか心配でしたが、跳馬で大技ロペスを決め14.700。
平行棒でも会場中が注目する中、着地まで決める素晴らしい演技を見せ、さすがオリンピアンというところを見せてました。14.750
鉄棒もカッシーナは抜きましたが、着地までしまった演技よかったです。13.950
10位に千葉健太選手。
全日本予選1位だった千葉健太選手。
あん馬、平行棒、鉄棒と思い切りの良いスピード感と切れのある演技、素晴らしかった。
最終種目の床も後方4回ひねりを決めるなど、切れのある演技でしたが、前方2回半ひねりの着地で手をつくミスがあり、得点は13.350と伸びず。
全日本予選1位だった千葉健太選手。
あん馬、平行棒、鉄棒と思い切りの良いスピード感と切れのある演技、素晴らしかった。
最終種目の床も後方4回ひねりを決めるなど、切れのある演技でしたが、前方2回半ひねりの着地で手をつくミスがあり、得点は13.350と伸びず。
今回は種目別枠で、各種目のスペシャリストも第6班として出場。
鉄棒で宮地秀享選手。
なんと最高I難度の伸身ブレットシュナイダーを成功!
本家のアンドレアス・ブレットシュナイダー選手ですら、リオ五輪の種目別決勝で落下してしまった超難技です。
続くカッシーナ、コールマン、ヤマワキと成功させ、これはもの凄い得点が出るのではと興奮しましたが、ひねり技でバランスを崩すミス。
伸身ムーンサルトで着地するもDスコア5.9、13.950と伸びず。
鉄棒で宮地秀享選手。
なんと最高I難度の伸身ブレットシュナイダーを成功!
本家のアンドレアス・ブレットシュナイダー選手ですら、リオ五輪の種目別決勝で落下してしまった超難技です。
続くカッシーナ、コールマン、ヤマワキと成功させ、これはもの凄い得点が出るのではと興奮しましたが、ひねり技でバランスを崩すミス。
伸身ムーンサルトで着地するもDスコア5.9、13.950と伸びず。
同じく鉄棒、山本雅賢選手もH難度のブレットシュナイダーを成功。
しかし、カッシーナが近づき、車輪につなげられず。
13.100
しかし、カッシーナが近づき、車輪につなげられず。
13.100
同じく鉄棒、齊藤優佑選手。
ブレットシュナイダー持ちますが、車輪がかなり反ってしまい、立て直すのに力を使ってしまいます。
カッシーナは単発、コールマン~ゲイロード2は連続で行い、さすがスペシャリストというところを見せましたが、アドラー1/2ひねりで落下。
降りでも転倒と残念でした。
ブレットシュナイダー持ちますが、車輪がかなり反ってしまい、立て直すのに力を使ってしまいます。
カッシーナは単発、コールマン~ゲイロード2は連続で行い、さすがスペシャリストというところを見せましたが、アドラー1/2ひねりで落下。
降りでも転倒と残念でした。
しかし、3人連続で世界でも本家しかやっていない超大技を見せてくれるところが、さすが日本の鉄棒のスペシャリスト。
超大技への挑戦に拍手を贈りたいです。
超大技への挑戦に拍手を贈りたいです。
あん馬の世界王者、亀山耕平選手ここにありですね。
リオ五輪の金メダルメンバーである山室光史選手も鉄棒での落下もあり、23位でした。
平行棒では、ヤマムロ(G)、シャルロ~単棒ヒーリーを2つ入れるなど、かなり攻めた構成に挑戦していました。
バランスを崩すミスもあり、得点は13.650に留まりましたが、Dスコア6.5は平行棒今大会最高Dスコアですね。
平行棒では、ヤマムロ(G)、シャルロ~単棒ヒーリーを2つ入れるなど、かなり攻めた構成に挑戦していました。
バランスを崩すミスもあり、得点は13.650に留まりましたが、Dスコア6.5は平行棒今大会最高Dスコアですね。
世界選手権の代表に内村航平選手と白井健三選手が個人総合枠で確定しました。
実力者がひしめく中でもこの2人は、圧巻の強さだったので、納得ですね。
まさにダブルエース揃い踏み。
7連覇がかかる内村航平選手はもちろんですが、白井健三選手の世界選手権個人総合デビューも楽しみです。
白井健三選手がインタビューで言っていた1位の内村航平選手とは点数的には僅かな差だけど、それが大きな差と言っていたことが潔くて印象的でした。
これはますます強くなると感じさせる発言でした。
こんな異次元の世界王者対異次元のスーパースターの試合を見せてくれる体操ニッポン、素晴らしいです\(^o^)/