akiraの体操観戦記

体操競技を応援するブログです!

2016リオデジャネイロ五輪、体操女子個人総合決勝

リオデジャネイロオリンピック、女子個人総合決勝が行われました。

日本からは寺本明日香選手と村上茉愛選手が出場しました。

1位シモーネ・バイルズ選手(アメリカ) 62.198
2位アレクサンドラ・レイズマン選手(アメリカ) 60.098
3位アリヤ・ムスタフィナ選手(ロシア) 58.665
4位商春松選手(中国) 58.549
5位エリザベス・ブラック選手(カナダ) 58.298
6位王妍選手(中国) 58.032
7位ジェシカ・ロペス選手(ベネズエラ) 57.966
8位寺本明日香選手(日本) 57.965
9位THORSDOTTIR Eythora選手(オランダ)57.632
10位ジウリア・シュタイングルーバー選手(スイス)57.565
11位レベッカアンドレド選手(ブラジル)56.965
12位カルロッタ・フェルリート選手(イタリア)56.958
13位エリッサ・ダウニー選手(イギリス)56.883
14位村上茉愛選手(日本)56.665

優勝はアメリカのシモーネ・バイルズ選手、跳馬で全体1位の15.866、平均台で全体1位の15.433、床で全体1位の15.933と3種目で全体1位の超高得点!圧巻の優勝でした。
跳馬と床の高さが人間技とは思えない程、ずば抜けてました。
2013年、2014年、2015年と世界選手権個人総合3連覇している選手、今回も脅威の身体能力は凄かったです!

2位もアメリカのアレクサンドラ・レイズマン選手、跳馬で全体2位の15.633、平均台で全体2位の14.866、床で全体2位の15.433と高次元で安定していました。アメリカ強し。

3位はロシアのアリヤ・ムスタフィナ選手、平均台と床で13点台でしたが、段違い平行棒で全体1位の15.666と高得点。2010年の世界選手権個人総合王者、体操王国ロシアのエースが意地を見せました。

4位は中国の商春松選手(中国)、2011年のワールドカップ東京大会で新技のほん転屈伸トカチェフを行った選手ですね。
段違い平行棒で全体3位の15.233、平均台で全体3位の14.833、床で全体5位の14.600と安定した高得点を並べましたが、いかんせん跳馬が全体23位の13.883と得点伸びず、メダルに僅か届かず。

5位は、カナダのブラック選手、4種目で安定した演技でした。

6位は中国の王妍選手、2013年の横浜国際ジュニア、2015年のアジア選手権にも出場した日本のファンにもお馴染みの選手です。
得意の床では全体3位の14.900と高得点を出しています。

7位はベネズエラジェシカ・ロペス選手、段違い平行棒で全体5位の15.1、他の種目も安定感ありました。

日本は寺本明日香選手が4種目ノーミスの安定した演技で堂々の8位入賞!日本女子選手として、オリンピック女子個人総合52年ぶりの入賞とのこと。おめでとうございます\(^o^)/
最初の段違い平行棒は団体決勝でマメが向けた手のひらの痛みをこらえての演技、全体9位の14.566。平均台は後方3回ひねり決めてきました、全体7位の14.266。床も14点台の14.033。
大技チュソビチナを決めた最後の跳馬は全体6位の15.100の高得点、4種目安定して高得点を出しました。

村上茉愛選手は14位。得意の床はチュソビチナとシリバスのダブルH見事に決めてきました。後方2回半ひねり~前方1回ひねりで大きく2歩動いてしまいましたが、耐えました。
得意の跳馬は全体8位の14.866。


やはり、今の女子体操の頂点に君臨するアメリカ強かった。シモーネ・バイルズ選手、アレクサンドラ・レイズマン選手のワンツーフィニッシュを達成。
高い身体能力をフルに活かしたパワー体操強かった。圧巻でした。

ロシアは、アリヤ・ムスタフィナ選手の美しい演技、アメリカとはまた違った洗練された美しい体操で場内を魅了しました。
もう一人のエースビクトリア・コモワ選手は今大会欠場。その演技をもう一度オリンピックで見たかった。

日本の寺本明日香選手、村上茉愛選手も団体4位の日本チームらしい、安定した演技、素晴らしかったです。
寺本明日香選手は、2011年東京世界選手権から世界の大舞台で戦ってきているので、年々パワーアップさせていった演技がオリンピックの大舞台で発揮出来て素晴らしかったです。8位入賞おめでとうございます。
村上茉愛選手も今大会、大技H難度2つ入りの床の演技で、世界に日本女子のレベルの高さを示してますね。種目別床の決勝も頑張ってほしいです。

トランポリン2日間をはさんで、15日の午前2時から種目別決勝1日目が始まりますね。
白井健三選手の床、最高の演技、決めてほしいです!
頑張れニッポン\(^o^)/