akiraの体操観戦記

体操競技を応援するブログです!

2016ポルトガル国際

ポルトガル国際が行われました。(2016年6月23日~26日・ポルトガル・アナーディア)
日本からは、野々村笙吾選手(セントラルスポーツ)、谷川航選手(順天堂大学)、山本翔一選手(朝日生命)、武田一志選手(徳洲会体操クラブ)が出場。

1位 アレクサンダー・シャティロフ選手(イスラエル) 15.100
2位 谷川航選手(日本) 14.900
3位 山本翔一選手(日本) 14.825

アレクサンダー・シャティロフ選手が優勝。
2009年と2011年世界選手権この種目の銅メダリスト。
長身から繰り出されるタンブリングを腰高の着地、さすが実力者ですね。

日本の谷川航選手は2位。
切れのある前方屈伸2回宙返りが素晴らしく、着地の強さも見せました。
同じく日本の山本翔一選手が3位。
丁寧な演技で着地をまとめました。

1位ウェン・ハオ選手(中国) 16.100
2位フィリップ・ウデ選手(クロアチア) 15.125
3位シリル・トマソン選手(フランス) 14.800

ウェン・ハオ選手(中国)が優勝。
かつての欽選手を彷彿とさせる質の高い速い旋回が凄かった。
Gコンバインを行うなど、Dスコア7.1で16.100と圧倒的でした。

つり輪
1位アイト・サイド・サミール選手(フランス) 15.600
2位武田一志選手(日本) 15.250
3位ピネイロ・ロドリゲス選手(フランス) 15.175
4位野々村笙吾選手(日本) 14.850

アイト・サイド・サミール選手(フランス)が優勝。
世界選手権種目別つり輪の常連選手、さすが実力者ですね。

日本の武田一志選手が2位。
正確な力技と着地までしっかり決めて素晴らしい演技でした。
さすが全日本つり輪王者です。

野々村笙吾選手が4位。
中水平、十字倒立と力技素晴らしかったですが、新月面の着地で2歩動いたのが惜しかったです。

1位ユ・セン選手(中国) 15.375
2位セルジオ・ササキ・ジュニオール選手(ブラジル) 15.212
3位谷川航選手(日本) 15.075

ユ・セン選手(中国)が優勝。
ロペスとヨーⅡを決めてきました。

セルジオ・ササキ・ジュニオール選手(ブラジル)が2位。
ブラジルエースのセルジオ・ササキ・ジュニオール選手、ドラグレスクとルーユーフ決めてきました。
地元リオ五輪での活躍が期待されますね。

日本の谷川航選手が3位。
全日本跳馬王者の谷川航選手、大技ブラニクを実施。
低い着地姿勢となりますが、後ろ一步に抑えました。
美しい空中姿勢と技の切れは素晴らしかったです。
2本目のロペスも着地一步に抑えました。
国際大会で、シュピース社製と慣れない器具の中、2本とも大技をまとめてくるところがさすがですね。

平行棒
1位オレグ・ステプコ選手(アゼルバイジャン) 15.800
2位ホシマール・カルボ選手(コロンビア) 15.625
3位マンリケ・ラルデュエト選手(キューバ) 15.600
7位山本翔一選手(日本) 14.400

オレグ・ステプコ選手(アゼルバイジャン)が優勝。
ヤマムロ(棒下マクーツ)を実施、去年の世界選手権よりさらに難度をあげてますね。

鉄棒
1位ホシマール・カルボ選手(コロンビア) 15.275
2位武田一志選手(日本) 15.225
3位ランディ・レルー選手(キューバ) 15.150

ホシマール・カルボ選手(コロンビア)が優勝。

日本の武田一志選手が2位。
アドラー1/2ひねり~コバチ、コールマン、伸身新月面宙返り降りの着地を止めました。
つり輪もそうですが、自信に満ちた演技、素晴らしかったです。

マンリケ・ラルデュエト選手やオレグ・ステプコ選手、ホシマール・カルボ選手といったワールドカップの表彰台常連選手がひしめく中、日本勢も武田一志選手がつり輪2位と鉄棒2位、谷川航選手が床2位と跳馬3位と2種目で表彰台に上がるなど力を見せました!
国際大会の中でも、やはり日本選手の演技の美しさは、際立ってます。
選手の皆様お疲れ様でした。
素晴らしい演技をありがとうございます\(^o^)/