6月5日に行われた全日本体操種目別選手権、男子決勝の前に女子決勝が行われました。
女子もリオ五輪の代表を争う熱い戦いが繰り広げられました。
1位宮川紗江選手 (セインツ体操クラブ) 14.700
2位小池亜優選手 (戸田市スポーツセンター) 14.375
3位塙颯香選手 (フジスポーツクラブ)13.875
宮川紗江選手が優勝。
大技チュソビチナ決めました!
2本目は左足首を痛めている影響からユルチェンコ1回ひねりに抑えたものの圧巻の優勝。
小池亜優選手が2位。
ユルチェンコ2回ひねりを実施!
2位 杉原愛子選手 (梅花高校/ 朝日生命) 14.000
3位 河崎真理菜選手 (平塚学園/ とらい体操クラブ) 13.900
寺本明日香選手が優勝。
オリンピック代表候補選手に決まっているので、日本女子を引っ張るプライドを感じる演技でした。
杉原愛子選手が2位。
次世代エースの安定感がさすがでした。
河崎真理菜選手が3位。
独特の移動技2つが雄大で会場が沸きました。
今後が楽しみな選手です。
注目の内山由綺選手は落下が響き5位。
高いDスコアを持つ得意種目だけに、優勝がかかる場面で決めてほしかった。
オリンピック候補選手に選ばれているので、なんとか本番までに修正してほしいです。
2位 嶋姫子選手 (戸田市スポーツセンター)14.000
3位 芦川うらら選手 (水鳥体操館) 13.800
寺本明日香選手が優勝。
さすが寺本明日香選手。緊張感のある中、安定感のある演技さすがでした。
降りの後方3回ひねり見事に決めました。
桑島姫子選手が2位。
少しのミスが落下に繋がる緊張感の高い平均台で、大技次々と決めるところが凄かった。
F難度の後ろとびひねり前方宙返り、後転跳び~後方宙返り1回ひねり見事でした。
一昨年からこの全日本種目別平均台決勝に進出している桑島姫子選手ですが、まだ14歳なのですね。
これからが楽しみな選手です。
注目の湯元さくら選手は落下が響き12.800で6位。
熟練度の高い技の数々はさすが去年の世界選手権代表です。
落下後の演技は素晴らしかったです。
床
2位 杉原愛子選手 (梅花高校/ 朝日生命) 14.300
3位 中路紫帆選手 (戸田市スポーツセンター) 13.550
村上茉愛選手が優勝。
H難度のチュソビチナも実施してきました。
シリバスと合わせて、ついに2つのH難度をしっかり決めて圧巻の優勝でした。
なんと15点台を出しました。
去年の世界選手権での活躍の勢いそのままに、実力を発揮してますね。
オリンピックでも頑張ってほしい。
杉原愛子選手が2位。
杉原愛子選手、躍動感と安定感を感じる床、さすがでした。
注目の宮川紗江選手は、2コース目の転倒が響き5位。
左足首を痛めているとのことで、失敗が出てしまいましたが、世界も驚く演技構成なので、リオ五輪本番には、しっかり決めてほしいです。
リオ五輪代表候補選手が決定しました。
寺本明日香選手(中京大学/レジックスポーツ)
村上茉愛選手(日本体育大学)
杉原愛子選手(梅花高校/朝日生命)
宮川紗江選手(セインツ体操クラブ)
内山由綺選手(スマイル体操クラブ)
河崎真里菜選手(平塚学園/とらい体操クラブ)
笹田夏実選手(日本体育大学)
村上茉愛選手(日本体育大学)
杉原愛子選手(梅花高校/朝日生命)
宮川紗江選手(セインツ体操クラブ)
内山由綺選手(スマイル体操クラブ)
河崎真里菜選手(平塚学園/とらい体操クラブ)
笹田夏実選手(日本体育大学)
この7名の選手の中から、代表合宿を経て、本番で演技する5名を決めるとのことです。
2008年北京五輪以降、日本女子も団体決勝進出の常連になり、年々実力を上げてますので、頑張って欲しいです。
団体はアメリカ、ロシア、中国と上位国がとても強力なのですが、4強の1角ルーマニアがリオ五輪の団体出場権を逃して、団体出場出来ないなど、世界の勢力図も変わってきています。一つのミスで順位が変わってくるので、実力を発揮出来れば、チャンスありますね。
個人総合でも2013年ワールドカップ東京大会優勝の寺本明日香選手、去年世界選手権個人総合6位の村上茉愛選手、去年のアジア選手権個人総合優勝の杉原愛子選手と強力な布陣なので、どれだけ上位に迫れるか、注目です。
種目別床でも2015年世界選手権4位の宮川紗江選手、2013年世界選手権4位の村上茉愛選手とメダルまであと一步と迫った実力者が2人もいますので、世界を驚かせてほしいです。
リオ五輪でも輝け頑張れニッポン\(^o^)/!!!