akiraの体操観戦記

体操競技を応援するブログです!

台北ユニバーシアード体操競技男子団体

台北ユニバーシアード体操競技、個人総合や種目別の予選を兼ねた男子団体決勝が行われました。

1位 日本       260.225
2位 ウクライナ 257.900
3位 ロシア     253.150
4位 韓国       249.900

日本が見事に団体優勝しました!

おめでとうございます!

日本チームは、野々村笙吾選手、長谷川智将選手、神本雄也選手、谷川航選手、千葉健太選手という強力な布陣で臨み、オレグ・ベルニャイエフ選手、イゴール・ラディビロフ選手といったエース級を揃えるウクライナ、有力な若手メンバーを揃えたロシアを抑えて団体優勝!

ライブストリーミングで観戦していました。序盤で日本チームがなかなか映らず、やきもきしましたが、後半になるにつれてぐんぐん得点を伸ばす日本チームを映さないわけにはいかなくなったのか、ラスト2種目の平行棒、鉄棒は、かなり映ってました。

長谷川智将選手のあん馬、素晴らしかった。開脚旋回の連続から中盤でブスナリ、降りまでダイナミックに決め、種目2位の15.000の高得点出ていました。
つり輪では、野々村笙吾選手が力強い演技でしたが、着地で転倒するミスが惜しかった。
跳馬では、谷川航選手がチーム得点となる1本目はロペスを着地1歩で抑えて14.400、2本目では、ブラニクを実施するも惜しくも尻もち。この辺は器具の違いが影響したでしょうか。
平行棒では、1人目の谷川航選手がなんと15.150と15点を超えるハイスコア、2人目の千葉健太選手も持ち味のスピーディーで切れのある演技で前方2回宙返り半ひねり降り(F)の着地を一歩で抑え15.150の高得点!
3人目の野々村笙吾選手は、演技こそ映りませんでしたが、15.550と最高得点が出ていました。4人目の神本雄也選手も15.050。
日本チームが平行棒の1位~3位までを独占、神本雄也選手も種目5位に入る断トツのチーム得点を出しました。
鉄棒では、1人目の谷川航選手が着地まで決める素晴らしい演技でガッツポーズ!13.925。
2人目の野々村笙吾選手は最初のモズニクで落下。その後の演技は着地まで完璧に決め、12.900。
3人目の神本雄也選手は、コールマンを決め、見事な演技、13.600。
4人目の長谷川智将選手、魅せてくれました。エンドー1回ひねり~ヴィンクラー、コールマンも見事に決め、着地は伸身ムーンサルトで決めました。ガッツポーズの後、日本では恒例の寿司パフォーマンスも控えめにやってました。
国際大会特有の雰囲気と器具の違いということもあり、序盤では、ミスも目立ちましたが、全員が強力なオールラウンダーであり、自力に勝る日本チーム、強かった。
特に平行棒は、圧巻でした。

個人総合予選では、
1位オレグ・ベルニャイエフ選手(ウクライナ) 87.150
2位谷川航選手               86.075
3位キム・ハンソル選手(韓国)        84.900
4位野々村笙吾選手             84.850
5位アルトゥール・ダビチャン選手(アルメニア)84.200
6位イェブゲン・ユデンコフ選手(ウクライナ) 82.950
7位イリヤ・キバルタス選手(ロシア)     82.600
8位ロバート・ネフ選手(アメリカ)      82.100

オレグ・ベルニャエフ選手(ウクライナ)がやはり強かった。
得意の平行棒、マクーツ(E)で落下、棒下ひねりで2歩歩くミスをして13.750に留まったにもかかわらず、87.150もの高得点で1位。
床で14.900、あん馬15.100、つり輪で15.100、跳馬で14.750、鉄棒で13.550と他の種目は、軒並み高得点。
あん馬では、新たにショーンを入れて、パワフルに最後まで通してくるし、つり輪と鉄棒の着地を決めるなど、個人総合2位だったリオ五輪の時より、
パワーアップしてますね。
高難度を盛り込んでる分、得意の平行棒では、疲れを見せてミスもでましたが、オレグ・ベルニャイエフ選手、今年も絶好調ですね。

谷川航選手も86.075と86点超えの高得点。強いですね。

野々村笙吾選手もつり輪の着地で転倒、鉄棒で落下と2つ大過失があったにもかかわらず、4位につけてます。
強いですね。
個人総合決勝では、オレグ・ベルニャイエフ選手に迫ってほしいですね。

種目別には、

谷川航選手が14.650で4位。
千葉健太選手が14.600で5位。
あん馬
長谷川智将選手が15.000で2位。
つり輪
神本雄也選手が14.700で7位。
平行棒
野々村笙吾選手が15.550で1位。
谷川航選手が15.150で2位。
鉄棒
長谷川智将選手が14.200で3位。
谷川航選手が13.925で9位。
と日本チームは全員が決勝に進出しました。

毎回、ユニバーシアードに強力なメンバーを送り込んできた日本チーム、今回もさすがの強さでした。
個人総合、種目別も頑張れニッポン\(^o^)/