akiraの体操観戦記

体操競技を応援するブログです!

2016NHK杯体操女子

体操NHK杯、今年はゴールデンウィーク中の開催、今日の5/4に女子決勝、明日の5/5に男子決勝と例年と違って男女日を分けて行われます。
今日は女子決勝が行われました。
NHK杯の3位までが、代表候補選手に決まり、12位以内から貢献度の高い3名が代表候補選手に選出、それ以外から貢献度で代表候補選手に選出されるのが1名ということで、3位までに入る争いと12位までに入る争いが一つの焦点になりました。

優勝 寺本明日香選手  合計57.750 総合計115.050
2位 村上茉愛選手     合計55.900 総合計113.300
3位 杉原愛子選手     合計56.350 総合計112.350
4位 内山由綺選手         合計55.150 総合計110.050
5位 笹田夏実選手         合計54.600 総合計108.400
6位 河崎真理菜選手      合計53.300 総合計107.850
7位 畠田瞳選手             合計53.900 総合計107.600
8位 小池亜優選手        合計53.300 総合計107.450
9位 梶田凪選手           合計54.050 総合計106.600
10位 土橋ココ選手       合計52.450 総合計106.400
11位 宮川紗江選手      合計52.050 総合計106.000
12位 佐藤亜希穂選手   合計53.600 総合計105.600
12位 中路紫帆選手      合計52.800 総合計105.600
12位 井上和佳奈選手   合計52.550 総合計105.600

寺本明日香選手が優勝。
全日本選手権が0.1差の2位で優勝を逃しただけに、今回は鬼気迫るものがありました。
跳馬で大技チュソビチナを成功、勝負どころとなった平均台で安定感のある演技、降り技はF難度の後方3回ひねりを決めてきました。さすがにここまで日本代表を支えてきたエースの意地を見ました。

村上茉愛選手が2位。
全日本選手権優勝の勢いそのままに跳馬段違い平行棒とミスのない演技、落とし穴は平均台でした。後転跳び連続~伸身宙返りで落下、しかも左足首を痛めたということで心配されましたが、最終種目となった得意の床はH難度のシリバスも決めて14.800の最高点。
昨年の世界選手権個人総合6位の実力みせてくれました。

杉原愛子選手が3位。
去年の優勝者でアジア選手権個人総合優勝者、軽やかでスピード感のあるミスのない演技、さすがでした。

4位の内山由綺選手は平均台での落下が痛かった。段違い平行棒ではコモワを決めるなど、14.350と最高得点を出しました。

5位の笹田夏実選手、全日本9位からいっきに巻き返してきました。
平均台で安定した演技、去年2位の実力者だけに力があります。

6位の河崎真理菜選手、得意の段違い平行棒では、高難度の移動技を2つ成功させ着地動くも13.650の高得点でした。

注目の宮川紗江選手は得意の床、チュソビチナ、シリバスの高難度技を決めるも、前方1回ひねり~前方2回宙返りの高難度連続技でラインオーバー、ラストのタンブリングもスワンダブルから後方2回ひねりに難度を落とし13.400と振るいませんでした。直前に足を痛めていたとのことで、6月の全日本種目別で力を発揮して代表に入ってほしいです。

女子は、寺本明日香選手、村上茉愛選手、杉原愛子選手が代表候補選手3名に決まりました。
寺本明日香選手は、ロンドン五輪の代表経験者にして、2013年にはワールドカップ東京大会で個人総合優勝。今大会も跳馬など各種目Dスコアを上げて挑戦してきているなかで、完成度の高い演技を見せてくれたので、見事な優勝でした。おめでとうございます\(^o^)/
村上茉愛選手も去年の世界選手権で個人総合6位に入る活躍が素晴らしく、本番での勝負強さもある選手。
杉原愛子選手も去年のアジア選手権で個人総合優勝した期待の次世代エースなので、今一番実力のある3人が決まったということで、納得の結果といえますね。

残りの代表候補選手4名は全日本種目別選手権の成績までを見て、貢献度の高い選手より選出されるということなので、全日本種目別選手権も頑張ってほしいと思います。

明日はいよいよ男子ですね。
今日は観に行けず、テレビ応援となってしまった私ですが、明日は会場まで行って、もう一人の代表が決定するところを観てきたいと思います。
白井健三選手がこのまま2位をキープしてしまうのか、加藤凌平選手が追い上げるのか、田中佑典選手の巻き返しはあるのか、注目ですね。
リ・シャオペンは決まるのか!内村航平選手の世界最高の演技にも注目です。
頑張れニッポン!!\(^o^)/