akiraの体操観戦記

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2015国際ジュニア体操競技大会 種目別決勝

2015国際ジュニア体操競技大会、種目別決勝観てきました。

男子床結果
優勝 ジャーニー・レギニ・モラン選手 17才(イギリス) 14.600
2位 中川将径選手 16才(日本) 14.350
3位 マ・ユエ選手 17才(中国) 14.200

ユース五輪王者のジャーニー・レギニ・モラン選手(イギリス)、得意の床で本領発揮。
雄大新月面、前方2回半ひねり(E)、最後の後方3回ひねりも安定した着地、貫禄の優勝!
2位に中川将径選手(日本)、2本目の後方2回半ひねり(D)~前方2回ひねり(D)でのラインオーバーが惜しかったが、前方1回ひねり(C)~前方2回半ひねり(E)など、高難度連続技を成功させて、強さを見せました。

女子跳馬
優勝 ローリン・ハーネンダス選手 15才(アメリカ) 14.566
優勝 桑島姫子選手 13才(日本) 14.566
3位 ジャスミン・フォーバーク選手 15才(アメリカ) 14.266

アメリカのローリン・ハーネンダス選手と日本の桑島姫子選手が同点優勝!
桑島姫子選手はまだ13才、世界の強豪がいる中での優勝は素晴らしい快挙\(^o^)/
2本とも着地が素晴らしかった。

優勝 ツォウ・ジンユェン選手 17才(中国) 14.500
2位 谷川翔選手 16才(日本) 14.450
3位 キャメロン・ボック選手 17才(アメリカ) 14.200

中国のツォウ・ジンユェン選手が優勝、腰高の質の高い旋回を見せました。
昨日の個人総合で、平行棒を中断、腕を痛そうにしていたので、心配しましたが、今日も素晴らしい演技を見せてくれたので、安心しました。
日本の谷川翔選手が2位、降り技の直前にブスナリをいれてきたので、驚きました。0.05と僅差の2位。

優勝 アナスタシア・イリアンコヴァ選手 14才(ロシア) 15.166
2位 ローリン・ハーネンダス選手 15才(アメリカ) 14.833
3位 花島なつみ選手 14才(日本) 13.800

ロシアのアナスタシア・イリアンコヴァ選手が優勝!
安定した質の高い実施、手離し技も3つ入ってました。さすが強豪ロシアの選手です。
アメリカのローリン・ハーネンダス選手が2位、手離し技の高さが凄かった。
3位に日本の花島なつみ選手、安定した会心の演技、よかったです。
 
つり輪
優勝 ツォウ・ジンユェン選手 17才(中国) 14.850
2位 マ・ユエ選手 17才(中国) 14.600
3位 マクシム・シニチキン選手 17才(ロシア) 14.050

つり輪は中国勢が強かった。
あん馬に続いてツォウ・ジンユェン選手が優勝!脚上挙十字懸垂~中水平、振り上がり中水平、屈伸ヤマワキ~かかえこみヤマワキ~十字懸垂と力強さはジュニア離れしてました。着地一歩動きましたが、優勝を確信してガッツポーズ!中水平の姿勢が素晴らしかった。
マ・ユエ選手(中国)が2位。脚前挙十字懸垂~中水平、振り上がり中水平、屈伸ヤマワキ~上水平と高難度の力技を盛り込んでました。着地も決めてガッツポーズ!
ロシアのマクシム・シニチキン選手が3位。やはり中水平の姿勢がきれいでした。

優勝 ジャーニー・レギニ・モラン選手 17才(イギリス) 14.950
2位 マ・ユエ選手 17才(中国) 14.075
3位 カルロス・ユロ選手 15才(フィリピン) 13.975

ジャーニー・レギニ・モラン選手が床に続いて2冠。ドゥリッグス、ユルチェンコ2回ひねりと安定した着地でした。
3位にフィリピンのカルロス・ユロ選手、日本のコーチが2年前から指導しているとのことで、フィリピン急激に力をつけてきました。昨日の床も高難度の構成をやっていたので、驚きました。まだ15才、先が楽しみな選手ですね。

優勝 リウ・ティンティン選手 15才(中国) 14.800
2位 ローリン・ハーネンダス選手 15才(アメリカ) 14.633
3位 ジャスミン・フォーバーク選手 15才(アメリカ) 13.900

中国のリウ・ティンティン選手が優勝!平均台の上とは思えない安定した実施、さすがでした。
段違い平行棒では落下してしまったので、その悔しさを晴らす嬉しい優勝ですね。
アメリカのローリン・ハーネンダス選手が2位。躍動感すら感じさせるパワフルな演技、さすがの安定感でした。

平行棒
優勝 マ・ユエ選手 17才(中国) 14.550
2位 エドワード・イェルマコフ選手 15才(ウクライナ) 14.300
3位 ジャーニー・レギニ・モラン選手 17才(イギリス) 14.250

中国のマ・ユエ選手が優勝、さすが中国得意の平行棒、安定感ある実施でした。
2位にウクライナエドワード・イェルマコフ選手、棒下ひねり倒立(E)、シャルロ(E)、マクーツ(E)、ヒーリー(D)と
高難度技盛りだくさんでした。
3位にイギリスのジャーニー・レギニ・モラン選手、平行棒も安定感ありました。
予選トップのジョー・フレイサー選手は、シャルロで落下、もう一度やり直して見事に決めるところにプライドを感じました。

女子床
優勝 ローリン・ハーネンダス選手 15才(アメリカ) 14.933
2位 メガン・ロバーツ選手 14才(カナダ) 13.900
3位 土橋ココ選手 15才(日本) 13.766

アメリカのローリン・ハーネンダス選手が優勝!パワフルな高さのあるタンブリング凄かった。
カナダのメガン・ロバーツ選手が2位、冒頭に屈伸ムーンサルト、安定感ありました。
日本の土橋ココ選手が3位、得意の床、素晴らしい演技でした。

鉄棒
優勝 湯浅賢哉選手 17才(日本) 14.100
2位 北村郁弥選手 17才(日本) 14.050
3位 サミュエル・ザッカトニー 16才(カナダ) 13.700


ここまで、種目別の優勝が、なかった日本男子ですが、最終種目の鉄棒で強さを見せました。
湯浅賢哉選手が、シュタルダーリバルコ、ヤマワキと流れるように決めて、伸身新月面の着地まで止める圧巻の演技!
ガッツポーズよかったです。優勝!
最終演技者となった北村郁弥選手、思い切りのいい伸身トカチェフ、シュタルダーリバルコと決めて、伸身新月面で僅かに動きますが、ガッツポーズ!素晴らしい演技でした。
鉄棒は日本がワンツーフィニッシュ!

今回の国際ジュニア、トップジュニア達の素晴らしい演技、見応えありました。
男子は、ジャーニー・レギニ・モラン選手(イギリス)が床、跳馬の2冠、平行棒でも3位に入り、ユース五輪優勝者の実力を見せたのと、中国が、ツォウ・ジンユェン選手があん馬、つり輪と2冠、マ・ユエ選手が平行棒優勝、つり輪2位、床3位と3種目中国が優勝して、さすがに力があるなと思いました。
日本も湯浅賢哉選手、北村郁弥選手と鉄棒でワンツーフィニッシュ、昨日の個人総合では、上位を独占し、強さをみせましたが、海外勢のライバル達もなかなか強かったですね。

女子はアメリカが跳馬、床、日本が跳馬、ロシアが段違い平行棒、中国が平均台と優勝をわけあっていて、上位国のライバル達が火花を散らす中、日本の健闘も光る大会でした。

選手の皆さん、素晴らしい演技を2日間ありがとうございました\(^o^)/
今回、出場した選手たちの中から東京五輪に出場する選手が出てくると思うとワクワクします。
頑張って欲しいです!