akiraの体操観戦記

体操競技を応援するブログです!

2015国際ジュニア体操競技大会 個人総合決勝

2015国際ジュニア体操競技大会、横浜文化体育館まで観に行ってきました。
世界のトップジュニアが集うこの大会、2年に1回行われております。
今日は個人総合選手権、熱い戦いが繰り広げられました。

男子個人総合結果
優勝、中川将径選手 16才(日本)84.800
2位、北村郁弥選手 17才(日本)84.000
3位、キャメロン・ボック選手17才 (アメリカ) 82.200
4位、ジョー・フレイサー選手 16才(イギリス) 81.700
5位、ジャーニー・レギニ・モラン選手17才(イギリス)81.350
6位、マ・ユエ選手 17才(中国)81.200
7位、バプティステ・ミエッテ選手 17才(フランス)80.900
8位、デイヴィス・グルームス選手 16才(アメリカ)79.150
8位、ガブリエル・バルボサ選手 17才(ブラジル)79.150

男子優勝は、中川将径選手、床、跳馬で高得点、素晴らしかったです。
床では前方1回ひねり(C)~前方2回半ひねり(E)、後方2回半ひねり(D)~前方2回ひねり(D)の高難度技が凄かった。ガッツポーズ出てました

2位に北村郁弥選手、ラストの鉄棒は雄大な伸身トカチェフ(D)とシュタルダーリバルコを決めて、ラストの伸身新月面降りの着地ピタリ!素晴らしかった。

注目の湯浅賢哉選手は、跳馬でドゥリッグスに挑戦して、着地で動き、場外まで出てしまったのと、平行棒の棒上落下が響いて、83.650(3位に入る得点ながら1カ国2人までルールにより順位つかず)
床、あん馬、つり輪、鉄棒は、流れるような美しい動きで実力を見せました。

ユース五輪王者のジャーニー・レギニ・モラン選手(イギリス)は、跳馬、ドゥリッグスで尻もち、鉄棒、コバチ成功もトカチェフで落下など、ミスが出て5位。得意の床は雄大新月面、前方2回半ひねり、後方3回ひねりと安定した着地で種目1位の15.05を出していました。

中国のマ・ユエ選手、鉄棒はモズニクで落下が残念でした。つり輪は中水平を連発し、力強かった。

中国のツォウ・ジンユェン選手(中国)は、床で単発のシライⅡ(F)、前方2回半ひねり(E)、後方3回ひねり(D)とジュニア離れした高難度技を見せ14.200。あん馬でも種目1位の14.9。つり輪で正確な中水平を見せ、倒立でバランスを崩しても種目1位タイの14.450と実力を見せました。平行棒で腕を痛めたようで、演技を中断、残る鉄棒も棄権となってしまい残念でした。
明日の種目別は出場してくるか、注目です。

女子個人総合結果
優勝、ローリン・ハーネンダス選手 15才(アメリカ)
2位、ジャスミン・フォーバーク選手 15才(アメリカ)
3位、エレーナ・エレミナ選手 14才(ロシア)
4位、土橋ココ選手 15才(日本)
5位、リウ・ティンティン選手 15才(中国)
6位、ジェイド・クロボック選手 14才(カナダ)
7位、花島なつみ選手 14才(日本)
8位、アナスタシア・イリアンコヴァ選手 14才(ロシア)

アメリカ勢強かった!
優勝したローリン・ハーネンダス選手(アメリカ)、跳馬のユルチェンコ2回ひねりの安定感、段違い平行棒の離れ技の高さ、平均台の安定感、床のタンブリングの高さは凄かった。
2位のジャスミン・フォーバーク選手(アメリカ)、床では、チュソビチナとシリバス、H難度2つ入れていました
アメリカ女子のパワー体操、今大会も圧巻でした。

土橋ココ選手、跳馬で高得点、堂々とした安定感ある演技素晴らしかった。強豪国に割って入り、4位と健闘しました
花島なつみ選手、平均台の落下が残念でしたが、跳馬段違い平行棒、床と華のある演技素晴らしかった

世界のトップジュニア達の演技見応えありました。
ジュニアでもどんどん難しい技に挑戦してて、驚きですね。
5年後の東京五輪は、この中の選手たちが活躍してると思うと、楽しみですね(^o^)
その中で日本男子が実質1位~4位まで独占と力を見せていました!

今回、床が1面しか設置されてないのと、審判の人数の関係で、休みの班とかあったりと、例年と違って3時間近くの長丁場となってました。選手も集中力を維持するのが大変だったと思います。
明日の種目別も全力応援ですね(^o^)/