akiraの体操観戦記

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北園丈琉選手が平行棒、鉄棒でも優勝!今大会5冠達成!2018ユースオリンピック種目別決勝3日目

アルゼンチン、ブエノスアイレスで行われているユース五輪も今日が体操競技最終日、種目決勝3日目が行われました。

平行棒決勝
優勝 北園丈琉選手(日本) 14.166(D5.5 E8.666)
2位 イン・デハング選手(中国) 13.800(D5.3 E8.500)
3位 セルゲイ・ナイディン選手(ロシア) 13.633(D5.1 E8.533)

優勝は日本の北園丈琉選手、個人総合の降り技で転倒するミスが出た種目ですが、
本来は得意種目、今日は素晴らしい演技でした!
ホンマ、バブサー(E)、ティッペルト、前方かかえ込み2回宙返り半ひねり降り(F)ピタリと決めました!
しなやかで美しい実施、ジュニアとは思えない完成度!Dスコア、Eスコアともに平行棒得意の中国イン・デハング選手を上回っての優勝、凄すぎです。

2位は中国のイン・デハング選手。
平行棒は中国のお家芸、マクーツ(E)、バブサー(E)、ティッペルトと質の高い実施でした。
最後の前方かかえ込み2回宙返り半ひねり降り(F)は、足を閉じた高さのある実施でしたが、着地一步動いてしまいました。
会心の出来に着地後、雄叫びを上げることろに中国が絶対の自信を持っている平行棒のプライドを感じますね。

3位はロシアのセルゲイ・ナイディン選手。
長身を活かした倒立のきれいな演技でした。
最後の前方かかえ込み2回宙返り半ひねり降り(F)を決めましたが、腰を痛めたようで、医療スタッフに見てもらってました。
予選からだと8日間試合があり、トランポリンやアクロ体操をはさんで行われるという長丁場の日程になっているので、選手の疲労もピークに達してますね。

北園丈琉選手の種目別平行棒決勝動画

鉄棒決勝
優勝 北園丈琉選手(日本) 13.566(D5.0 E8.566)
2位 ディエゴ・ソアレス選手(ブラジル) 13.266(D4.8 E8.466)
3位 クリスチャン・バラス選手(ハンガリー) 13.233(D4.4 E8.833)

日本の北園丈琉選手が優勝!
ヤマワキ(D)、伸身トカチェフ(D)、開脚トカチェフチェコ式車輪(D)、伸身新月面宙返り降り(E)、着地僅かに動きましたが、しなやかで美しい演技をやり通しました。
2位に0.3差つけての優勝と圧倒的強さでしたね。
これでもまだ全日本ジュニアで行っていたヴィンクラー(F)を温存しているというから恐るべき15歳ですね。

北園丈琉選手、鉄棒決勝動画

これで北園丈琉選手はなんと5冠達成、個人総合、種目別床、つり輪、平行棒、鉄棒と金メダル!
種目別決勝で落下のあったあん馬も予選、個人総合決勝と1位の得点だったということを考えると、ジュニアではとんでもない総合力を持ったオールラウンダーです。
なにより、初めての大きな国際大会で実力を発揮して勝ちきる勝負強さを持っているところが凄いですね。
まだ高校1年生、今後が楽しみ過ぎますね。
体操ニッポンの将来は明るいです\(^o^)/

内村航平選手、白井健三選手、田中佑典選手、谷川航選手、萱和磨選手が出場する世界選手権も近づいてきました。
このユース五輪でいい流れがきているので、最強5選手揃い踏みの体操ニッポンの強さを世界に見せてほしいです。
頑張れニッポン\(^o^)/!!