5月17日に行われた全日本体操個人総合選手権、女子も熱い戦いとなりました。
決勝は、波乱が起こりました。
2位 内山由綺選手 スマイル体操クラブ 57.300
3位 杉原愛子選手 梅花高等学校 56.850
4位 笹田夏実選手 日本体育大学 55.650
6位 湯元さくら選手 中京大学 55.050
7位 宮川紗江選手 セインツ体操クラブ 54.600
8位 嶋姫子選手 戸田市スポーツセンター 54.150
左手小指のけがで、練習ができていなかったとのことですが、しっかりミスなくまとめてくるところはさすがです。
「今までたくさんけがを乗り越える経験をしてきたのが生きた」とのこと。世界の大舞台で戦ってきた寺本明日香選手ならではの強さを見せてくれました。
予選2位の鶴見虹子選手も予選で高得点を出した平均台でまさかの2回落下となりました。これがあるから平均台は怖いです。段違い平行棒では、世界トップクラスの演技を見せてくれましたので、やはりNHK杯では巻き返してくれると思います。
2位の内山由綺選手、3位の杉原愛子選手と若手の躍進も楽しみです。
内山由紀選手の段違い平行棒、15.3の最高点はすごいです。
7位の宮川紗江選手の床、世界もビックリの脅威の大技連発の演技構成には驚きました。
チュソビチナとシリバスのダブルHに世界でも稀な伸身前宙~前方抱え込み2回宙返りのシリーズ、後方伸身2回宙返りと脅威の演技構成、世界の種目別でも十分メダルが狙えそうな程、得意の床をパワーアップさせてきてました。
跳馬も強いので、楽しみですね。
女子の代表争いも毎年、熾烈なものがありますが、プレッシャーに打ち勝つような素晴らしい演技、見せて欲しいです。頑張ってほしい!!