akiraの体操観戦記

体操競技を応援するブログです!

2015アメリカン・カップ

個人総合で争うワールドカップシリーズ、アメリカン・カップが3月7日、アメリテキサス州アーリントンで行われました。
日本からは、加藤凌平選手と田中佑典選手が出場、加藤凌平選手が2位、田中佑典選手が5位でした。

1位オレグ・ベルニアイエフ選手(ウクライナ) 90.597
2位加藤凌平選手 90.098
3位ドネル・ウィッテンバーグ選手(アメリカ) 89.932
4位サム・ミクラック選手(アメリカ) 88.598
5位田中佑典選手 88.098
6位ホシマール・カルボ選手(コロンビア) 87.897
7位アンドレイ・リホビツキー選手(ベラルーシ) 86.965
8位ダニエル・パービス選手(イギリス) 86.332
9位アレクシス・トレス・セラノ選手(プエルトリコ) 83.664

加藤凌平選手、ロペスも決めて、持ち前の安定感が光りました。床など着地をやや乱すところもありましたが、春前のこの時期、海外の試合で6種目大きなミスを出さず90点超えはさすが。
本人のツイッターによると怪我で充分な練習が出来ずに臨んだとのことですが、その状態で、これだけまとめてこれるところが強いですね(^^)

優勝したオレグ・ベルニアイエフ選手(ウクライナ)は、あん馬でブスナリ(G)を入れるなど、落下はありましたが、Dスコア7.0と攻めていました。
6種目の合計Dスコアは脅威の39.6(^_^;)
平行棒で15.9を出すなど、難度で押し切っての優勝。

毎年、優勝している地元アメリカ勢ですが、ドネル・ウィッテンバーグ選手が3位、脚力の強さを活かし、大技を連発した床は圧巻でしたが、あん馬と鉄棒で得点を伸ばせず。

アメリカエースのサム・ミクラック選手は4位。床の尻もち、あん馬の落下が痛かった。
跳馬と鉄棒で1位、平行棒も独特の構成で会場を沸かせるところはさすがでした。

田中佑典選手は、床で2位など、動きの良さを見せましたが、あん馬落下と鉄棒の着地ミスが響いて5位でした。

この試合が行われると、体操シーズンも始まるんだなとワクワクしてきます。
今年は全日本体操競技選手権が4月24日~26日ですね。
日本の強くて美しい体操が見れますね。今から待ち遠しいです(^o^)/