豊田国際体操競技大会2日目、見てきました。
男子跳馬
ヤン・ハクソン選手(韓国)が優勝。
1本目はヨーⅡで15.40
2本目はロペスで15.35
決定点15.375
オリジナル技は見せなかったものの、ロンドン五輪のこの種目のチャンピオン、ひと味違う余裕のある実施はさすがでした。
今年はアジア大会、世界選手権と大きな大会で失敗が続きましたが、やはり力がありますね。
白井健三選手が2位。
1本目に去年失敗したシライ/キムヒフンを着地1歩で抑え、14.975
2本目のドゥリッグスは、見事な実施で14.925
決定点14.950
去年からの成長を感じる実施でした(^O^)
1本目は、ドラグレスクではなく、ローチェで後ろに手をつき14.125
2本目は高さのあるルーユーフを前に一歩で抑えて15.125
決定点14.625
大技に会場がどよめきました!
寺本明日香選手が優勝。
ふらつきのないスピーディーな安定した実施。
世界選手権で失敗のあった後方伸身宙返り連続もきれいに決めました(^^)
14.5の高得点。
笹田夏実選手もこの種目はオープン参加とのことで順位はつきませんでしたが、安定した雄大な実施で2位に相当する14.1の高得点でした。
平行棒
優勝は田中佑典選手。
練習で何度も確認していたシャルロ(E)、少しバランスを崩しかけますが耐えました。
持ち味の倒立の美しさを存分に見せ、15.475の高得点。
世界選手権個人総合銅メダリストの実力を見せました(^^)
加藤凌平選手が2位。
さすがの安定感でした。途中、2歩動いて調整するもミスを出さず、高難度技を次々決めました。
15.225
ヘルデル・フィリップ選手(ドイツ)が3位。
バブサー、ティッペルト決めてました。
14.750
クレー・ザッカリー選手(カナダ)もハラダ、ライヘルト、前方かかえこみ2回宙返り降りなど決めますが、減点も多い実施で振るわず。
女子床
村上茉愛選手が優勝。
シリバスを実施!
第一人者の実力を見せました。
13.550
笹田夏実選手が2位。
13.500
土橋ココ選手もオープン参加で順位はつきませんでしたが、高さのある実施で3位に相当する13.350でした。
鉄棒
内村航平選手が優勝。
この前に田中佑典選手が完璧な実施で15.825の高得点を出していたので、これは優勝決まっちゃったかなと思いましたが、世界王者の底力はすごかった。
ずば抜けた高さと美しさに場内どよめき!
2つ目の手離し技はカッシーナ、最高G難度を完璧に決め、場内どよめき!
3つ目の手離し技にアドラー1/2ひねり~コールマン、連続技にどよめき!
たたみかけます。
4つ目の手離し技はアドラー1回ひねり~ヤマワキ、これも成功!
降りは伸身新月面宙返りで着地ピタリ!
この演技に会場は、本日最高の盛り上がりになりました!
会場をひとつにする、内村航平選手の真骨頂ですね(^o^)/
得点もDスコア7.2で15.925の超高得点で優勝!
久々に見ることが出来た屈伸コバチ、よかったです。
鉄棒のみのエントリーで、プレッシャーをものともせず、Dスコアも上げて、完璧に決めてくる。内村航平選手は、まさにスーパースターです!
どんどん進化する世界王者の演技に感動(^O^)
2位に田中佑典選手。
カッシーナ、コールマン、ヤマワキ、着地も決め、完璧な実施で素晴らしかった(^^)
世界選手権個人総合銅メダルの勢いそのままに、成長した姿を見せてくれました。
15.825
3位にペイン・ジャクソン選手(カナダ)。
亀山耕平選手もオープン参加で演技しました。
亀山耕平選手が鉄棒の演技するのは新鮮でした。13.775
豊田国際体操競技大会、世界選手権で活躍した日本代表選手の代表ユニフォームを着ての素晴らしい演技は、熱いものがありました。
海外トップ選手の超人技も見られ、いい大会でした。
来年はさらに進化した日本代表がみれそうです、頑張れニッポン(^o^)/!!