akiraの体操観戦記

体操競技を応援するブログです!

2013豊田国際体操競技大会2日目 前半

豊田国際体操競技大会、観てきました(^O^)/
今日は、後半種目が行われ、アントワープ世界選手権で大活躍した日本代表選手たちと、海外の有力選手たちが、素晴らしい演技を見せてくれました。

男子跳馬
白井健三選手とキム・ヒフン選手(韓国)による、新技のユルチェンコ3回ひねり対決。
世界選手権では、2人とも成功させ、シライ/キムヒフンと名前を分けあいましたが、キム・ヒフン選手はその時、決勝に残れなかったため、今回、同じグループでの対決に注目が集まりました。
先に演技したのが、キム・ヒフン選手、大技ヨー2を成功させ、15.25。
2本目に、新技のユルチェンコ3回ひねりを実施、前に体重がかかり、大きく前に跳ぶような実施でしたが、成功。15.125の高得点。
そして、白井健三選手。
一本目にユルチェンコ3回ひねりを実施しますが、着地でバランスを崩し、横に大きくでてしまいました。
2本目のドゥリッグスも尻もちをついてしまい。10位でした。
解説の池谷さんから、「世界選手権で今の実施だったら、名前がついてない、シライ/キムヒフンではなく、キムヒフンだけになってた。
体操は、甘くない」と言ってました。

山室光史選手は、一本目のドゥリッグスは、着地を見事に決め、場内を沸かせましたが、2本目で尻もち。
世界選手権跳馬銅メダリストのクリスチャン・トーマス(イギリス)選手も大技屈伸メリサニディスを披露しますが、前に手をつくミス、2本目のローチェも尻もちでした。

一瞬で勝負が決まり、有力選手も大技で攻めているので、ミスをするところに跳馬の怖さがありますね。
白井健三選手には、新技完璧にして、来季に素晴らしい跳馬を見せてほしいです。

女子平均台
笹田夏実選手が、14.7の高得点で優勝!
入り技のG難度、後方伸身宙返り上がりが台に吸い付くように決まり、その後の宙返り、ジャンプにも切れがありました。
解説の池谷さんも最高の出来と絶賛する会心の演技でした(^O^)

2位にビクトリア・モアーズ選手(カナダ)
瞬発力と安定感を合わせ持つ、力のある選手です。
平均台でも落ち着いた安定感のある演技で14.35の高得点。

3位に美濃部ゆう選手
安定感ありますね。得意種目見事に決めてくれました14.2。

男子平行棒
日本の内村航平選手が優勝!
さすが、今年の世界選手権のこの種目の金メダリスト、バラエティに富んだ多種多様な技を流れるように美しく、正確に決め、着地も見事!
世界王者の素晴らしい演技に場内大歓声でした(^O^)/15.55の高得点。

2位に加藤凌平選手。
加藤凌平選手らしい、安定感のある素晴らしい演技でした。
15.475の高得点。

3位にマルセル・ニューエン選手。
ロンドン五輪の個人総合銀メダリスト。今年休養していたニューエン選手ですが、この豊田国際で、来シーズンに向けた演技見せてくれました。
F難度のテンハイビンを入れ、6.7と高いDスコアで、降りは月面降りではなく屈伸ダブルでしたが、見事な演技でした。15.25

ベトナムのファム・フォク・フン選手が、大技タナカ、バブサー、ホンマを決め、なんとDスコア7.0で15.225の高得点、4位。中国のコーチが行って強化しているとのことですが、ベトナムも侮れませんね。

2009年ロンドン世界選手権の個人総合銀メダリストのダニエル・キーティングス選手(イギリス)は、シャルロが止まらず、振るわなかったですが、その他の技は、さすがの演技でした。

平行棒は、実力者が揃うレベルの高い戦い、見応えありましたね。

後半に続く