akiraの体操観戦記

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ロンドン五輪種目別決勝 女子平均台

女子平均台
第一演技者、中国の目圭禄(スイ・ルー)選手。
東京世界選手権の金メダリスト、ふらつきのない素晴らしい演技で後方屈伸宙返りの着地一歩でしたが、D得点6.5の15.5!いきなり高得点を出しました。

第2演技者、ルーマニアのカタリナ・ポノル選手。
アテネ五輪の金メダリストですが、今はベテランらしい貫録の演技、切れのある動きが素晴らしい。ふらつきが一か所あったが、降り技は、なんとムーンサルト。着地で大きく一歩も大歓声です。
D得点6.6の15.066!

第3演技者の中国の琳琳選手。
北京五輪の代表で、2009年世界選手権平均台の金メダリストですが、ここ2年は代表から遠ざかっていましたが、力のある選手このオリンピックには出てきました。
小柄な体を生かしたスピードのある動きでふらつきなく技を次々繰り出し、宙返りも高いです。
着地は後方屈伸2回宙返りで一歩出しますが、見事演技でした。
得点は、チームメイトの目圭禄(スイ・ルー)選手を上回るD得点6.6の15.6!

第4演技者、ルーマニアのラリサ・アンドレア・ヨルダケ選手。
ルーマニアの新鋭のはつらつとした動きに注目でしたが、大技の後方宙返り一回ひねりで落下。残念でした。ラストの後方伸身3回ひねりはさすがでした。

第7演技者、ロシアの天才体操少女ビクトリア・コモワ選手。
注目の天才体操少女が、このロンドンで金メダルを取れるか注目が集まりましたが、途中の片足水平上げターンでバランスを崩し、最後のG難度の降り技、パターソンでも尻もちをついてしまいました。
得点を待っている間のがっかりした表情がすっかり、おなじみになってしまいました(^_^;)

金メダルが中国の琳琳選手、銀メダルも中国の目圭禄(スイ・ルー)選手、銅メダルがアメリカのアレクサンドラ・レイズマン選手でした。
アレクサンドラ・レイズマン選手は、得点が出されて4位でしたが、アメリカチームが抗議をして、得点が見直され銅メダルになりました。
審判またかという感じでした。
昨日の男子跳馬のコチ選手の2本目の技も失敗してローウンになってるのに、D得点が7.0になってたし、しっかり採点してほしいものです。

中国の2選手が金メダル争いをする展開になりましたが、目圭禄(スイ・ルー)選手の琳琳選手に抜かれてからのがっかり感が半端なかったですね。
泣いてました。これでは琳琳選手が素直に喜べずになんだか可哀想でした。

表彰台を降りた途端に目圭禄(スイ・ルー)選手が早々に銀メダルを首から外したのが、悔しさをよく現わしてますね。

琳琳選手は、退場の時に目圭禄(スイ・ルー)選手の後ろでやっと笑顔を見せて喜んでいたのでよかったです。