akiraの体操観戦記

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2013アントワープ世界体操選手権 種目別決勝後半

2013アントワープ世界体操選手権 種目別決勝後半

ここまで、素晴らしい活躍の我らがチームニッポンですが、最終日もメダルラッシュとなりました(^^)

男子跳馬

床のぶっちぎりの金メダルで、鮮烈な世界デビューを果たした白井健三選手が、跳馬でも新技、ユルチェンコ3回ひねりを武器に登場。
見事に決めて15.333の高得点。
本当に堂々とした、素晴らしい実施。脅威の17歳です。
予選でラインオーバーのあった2本目のドゥリッグスも見事に決め、14.9。
惜しくもメダルには届かず4位でしたが、この世界選手権種目別跳馬で、世界のスペシャリスト相手にこの順位は凄いですね。

男子平行棒

個人総合優勝、エレガンス賞、床銅メダルと今大会も大活躍の内村航平選手が登場。
今季から、マクーツとヒーリーを新たに取り入れ、演技構成をがらっと変えてきたこの種目、決勝では、それにプラスして、今まで使っていた大技の屈伸ベーレを入れて、Dスコアを上げてきました。
流れるように次々繰り出される多種多様な技、ピンとつま先まで伸びた美しい実施で、着地も完璧に決めました。
15.666の高得点!D6.7 E8.966
中国の林超攀選手と同点で、金メダル獲得です(^O^)/
難度を上げてこれほど完璧な実施。今季演技構成を変えた取り組みがここに来て、威力を発揮しました(^^)

女子床

日本女子期待の村上茉愛選手、H難度を取り入れた脅威の構成で、メダル獲得なるか、注目が集まりました。
最初の伸身ダブル(F難度)を豪快に決め、H難度のシリバスも見事に決めました。4回ターン、最後の後方3回ひねりも決める完璧な実施!
14.466の高得点を出しますが、惜しくもメダルに届かず4位。
3位のヨルダケ選手とは、0.134と僅差でした。
D6.2 E8.266と、2、3位の選手とDスコアは、負けていないのですが、Eスコアが厳しい採点でした。
世界の壁は高かったですが、初の世界選手権で素晴らしい演技、世界の強豪揃いの中で4位は、素晴らしいと思います。
今回、H難度のチュソビチナを出していないので、まだ得点を伸ばす余地は、ありますね。今後に期待大ですね(^O^)/

男子鉄棒

平行棒で金メダルを取ったばかりの内村航平選手がこの鉄棒でも登場!
世界一美しいカッシーナを完璧に決め!
アドラー1/2ひねり~コールマンも素晴らしい実施!
着地も完璧に決め!15.633の高得点!
他のスペシャリストに比べ、技の美しい捌きが際立ってました。
なんとこの種目でも銅メダルを取りました。

これでアントワープ世界体操選手権の全ての日程が終了しました。
今回日本チームは、個人総合が、内村航平選手が金メダル、加藤選手が銀メダル。
種目別床が、白井健三選手が金メダル、内村航平選手が銅メダル。
種目別あん馬で、亀山耕平選手が金メダル。
種目別平行棒で、内村航平選手が金メダル。
種目別鉄棒で、内村航平選手が銅メダル。
団体がない大会なのに、メダル総数7個で、君が代4回(^^)
私が体操を応援し始めてからは、最多ですね(^^)

今大会は、内村航平選手以外の選手も活躍したのが、大きいですね。
やはり予選がいい結果だと、種目別のチャンスが多くなり、メダルの確率も上がります。
白井健三選手、加藤凌平選手など、若い選手の活躍でチームの雰囲気も良かったですね(^O^)/
白井健三選手は、床の後方4回ひねり、跳馬のユルチェンコ3回ひねりが新技認定され、話題になりましたが、床で、前方1回ひねりから組み合わせで行っている前方3回ひねりF難度も今まで世界大会で単発ですら、成功例がなく、シライ2となる見通しだとのことです(^^)
どれだけ凄い演技が行われているのか、もはや歴史的レベルですね(^^)

もし、団体戦があったら、日本の圧勝だったでしょう(^O^)/
本当に強かった日本チームですが、まだまだ国内にも強い選手がいますから、これからもっともっと強くなりますね(^^)
頑張れニッポン(^O^)/