1位リ・セグゥワン選手(北朝鮮) 15.450
1本目15.600(D6.4 E9.2)、2本目15.300(D6.4 E8.9)
1本目15.300(D6.0 E9.3)、2本目15.500(D6.2 E9.3)
1本目15.100(D6.0 E9.1)、2本目15.600(D6.4 E9.2)
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7位白井健三選手(日本) 14.516
1本目14.500(D5.6 E8.9)、2本目14.533(D5.2 E9.333)
北朝鮮のリ・セグゥワン選手が金メダル。
屈伸ドラグレスクとリ・セグゥワン、2つのDスコア6.4の大技を決めました。
大技リ・セグゥワン決めました。
予選、団体決勝と素晴らしい跳躍をしていたので、惜しかったです。
1位シモーネ・バイルズ選手(アメリカ) 15.358(D6.4 E8.958)
2位サンネ・ウェバース選手(オランダ) 14.333(D5.7 E8.633)
3位ポーリーヌ・シェーファー(ドイツ) 14.133(D5.8 E8.333)
フジテレビの放送でバッサリカットされた種目ですね。
アメリカのシモーネ・バイルズ選手が金メダル。
個人総合では、台を掴むミスもありましたが、この種目別は素晴らしい演技でした。
平行棒
1位尤浩選手(中国) 16.216(D7.3 E8.916)
2位オレグ・ベルニアイエフ選手(ウクライナ) 16.066(D7.1 E8.966)
3位オレグ・ステプコ選手(アゼルバイジャン) 15.966(D7.0 E8.966)
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7位田中佑典選手(日本) 15.600(D6.6 E9.0)
1位尤浩選手(中国)の平行棒の動画
7位田中佑典選手(日本)の平行棒の動画
この平行棒は各選手、高いDスコアの演技をミスなく決めてくるというハイレベルな試合展開になりました。
1位尤浩選手(中国)が金メダル。Dスコア7.3の構成を決めてきて、凄かった。
タナカはめったにやる選手のいない大技なので、目を引きますね。
ウクライナのオレグ・ベルニアイエフ選手が2位。
予選1位で前回の平行棒金メダリストだけに、勝ちたかったところですが、着地の一歩が惜しかったです。
シャルロ(E)~短棒ヒーリー(E)は、安定感あって素晴らしかった。
アゼルバイジャンのオレグ・ステプコ選手が3位。
日本の田中佑典選手がオオトリで登場、この種目別の演技の中にあっても、一際美しい演技は、見るものを魅了しますね。最後まで見事に通してくれました。
上位の選手とはDスコアに差があり7位でしたが、Eスコアはトップでした。
女子床
1位シモーネ・バイルズ選手(アメリカ) 15.800(D6.8 E9.0)
2位クセニア・アファナシエワ選手(ロシア) 15.100(D6.4 E8.7)
3位マーガレット・ニコルズ選手(アメリカ) 15.000(D6.2 E8.8)
4位宮川紗江選手(日本) 14.933(D6.3 E8.633)
4位商春松選手(中国) 14.933(D6.4 E8.533)
1位シモーネ・バイルズ選手(アメリカ)の床の動画
アメリカのシモーネ・バイルズ選手が金メダル。
これで今大会、金メダル4つ目、個人総合の選手ですが、種目別でもスペシャリストを抑えてメダルをとってくるところ、とんでもない選手です。
日本の宮川紗江選手、1番手で登場して、チュソビチナ(H)、シリバス(H)、前方伸身宙返り~前方かかえこみ2回宙返り、後方伸身2回宙返り(F)と大技を連発して、会場を沸かせる素晴らしい演技でした。
これはメダルに届いたかと思いましたが、続くバイルズ選手、ニコルズ選手、アファナシエワ選手に抜かれ、惜しくも4位でした。
一番手の演技順も不利に働いたでしょうか、銅メダルのニコルズ選手とはわずか0.067差。
鉄棒
1位内村航平選手(日本) 15.833(D7.1 E8.733)
2位ダネル・レイバ選手(アメリカ) 15.700(D7.3 E8.4)
3位マンリケ・ラルデュエト選手(キューバ) 15.600(D7.0 E8.6)
1位内村航平選手(日本)の鉄棒の動画
予選1位のダネル・レイバ選手(アメリカ)が完璧演技でいきなり15.7の高得点を出します。
これは決まったかと思いましたが、内村航平選手は集中していました。
内村航平選手、種目別鉄棒予選は2位でしたが、団体決勝カッシーナで落下、個人総合決勝でもカッシーナを抜いての優勝ということで、今大会、鉄棒で完璧な演技がここまで見れていませんでした。
最初の世界一美しい屈伸コバチ、高い!バーを持つ位置が完璧です。
つづくカッシーナ、これも美しい、バーを持つ位置が完璧でスムーズで伸びやかな車輪につながります。
アドラー1/2ひねり(D)~コールマン(F)、この難しい組み合わせでもスムーズな実施で素晴らしい!
アドラー1回ひねり(D)で多少止まりかけますが、問題なくヤマワキ(D)につなげます。
そして着地、僅かな一歩で抑え、着地止めたかった、というなんとも言えない表情を見せますが、
持ち前の躍動感と美しさが表現された素晴らしい演技でした。
得点は15.833!!
Eスコアが厳しく減点される鉄棒で、この高得点!
見事な優勝、今大会4個目の金メダルを獲得しました。
個人総合銀メダルのマンリケ・ラルデュエト(キューバ)が銅メダル。
降り技で大技のフェドルチェンコ(F)を決めました。
末恐ろしい19才ですね。今大会一番のサプライズは彼ではないでしょうか。
今年の世界体操選手権もこれで終了となりました。
開催地がイギリスグラスゴーということで、連日、日本では深夜から早朝にかけての試合となり、テレビでの応援も眠い時間帯で辛いものがありましたが、日本チームの素晴らしい活躍に大興奮で楽しい時間となりました(^o^)
男子は、37年ぶりとなる世界選手権団体金メダルをついに獲得!
アテネ五輪の団体金以降、中国の高い壁に阻まれ続け、内村航平選手がエースになって臨んだ2010年から、かなり点差も肉薄し、いつ日本が勝ってもおかしくない状態でしたが、なかなかこれまで届かなかっただけに、今大会、各選手が素晴らしい演技を連発して、中国を抑えて金メダルを取ってくれたことは本当に嬉しかったです
男子個人総合では、内村航平選手が6連覇という偉業を達成!
怪我がつきもので、たったひとつのミスが、順位を大きく左右する過酷な体操という競技で歴史上3連覇すら他にいのに、6連覇達成。ロンドン五輪もいれれば主要世界大会7年連続制覇という、ものすごい大偉業です。
こんなすごい史上最強の体操選手である内村航平選手の演技をリアルタイムで同じ時代に見れるというのは体操ファンにとって本当に幸せですね。
日本女子チームもリオ五輪出場権を獲得し、団体決勝で5位という順位、個人総合で村上茉愛選手が6位入賞、種目別では宮川紗江選手が脅威の床世界デビューでメダルにあと一歩と肉薄。こちらもリオ五輪に繋がる大会になりましたね。
先ほど、帰国した日本チームですが、会見で、もう来年のリオ五輪に目が向いてましたね。
日本チームの皆様、お疲れ様でした。最高の演技をありがとうございました\(^o^)/
また当ブログにも世界体操選手権期間中はたくさんの方に閲覧頂き、ありがとうございました(^^)