akiraの体操観戦記

体操競技を応援するブログです!

2013世界体操選手権男子予選

アントワープ世界体操選手権の男子予選が終了しました。
我らがチームニッポンも、なかなか好調で、

個人総合予選で、内村航平選手が91.924の今季世界最高得点で1位通過。
最終4班に登場した加藤凌平選手も89.474で3位に着けました。

内村航平選手は、2位のアメリカのサム・ミクラック選手に2.392もの大差をつけるまさに異次元の強さ見せてくれました(^O^)/

種目別の予選でも、
床で白井健三選手と内村航平選手。
あん馬で亀山耕平選手。
つり輪で山室光史選手。
跳馬白井健三選手。
平行棒で内村航平選手。
鉄棒で内村航平選手と加藤凌平選手。
と、なんと全種目で決勝進出!

特に、白井健三選手は、床で予選からD7.4の構成で攻めてきて、新技申請している後方4回ひねりも着地ピタリ!
16.233の超高得点もちろんぶっちぎりの1位通過です!
跳馬でも新技申請しているユルチェンコ3回ひねりを決めて15.4の高得点!と世界中の注目を集める中、鮮烈な世界デビューを飾りました(^O^)/
技も最高ですが、メンタルも最強ですね!決勝でもやってくれるでしょう(^^)

亀山耕平選手と山室光史選手も大健闘、見事に決勝進出し、いい流れを作ってくれました。

平行棒に登場した田中和仁選手は、左肩に痛みがあるようで、苦しい演技になってしまい、予選落ち、残念でした。怪我を治してまた美しい平行棒見せてほしいです。

今回は個人戦ですが、全種目で決勝進出、床と鉄棒は1位通過。
日本チームにとっていい結果の予選になりました。
最低の予選になってしまったロンドン五輪を経験して、2度と同じことにならないように、この1年練習してきた成果が出ましたね。

海外の有力選手でも、あん馬ロンドン五輪銀のクリスチャン・ベルキ選手(ハンガリー)が落下で予選落ち、ロンドン五輪で3種目決勝進出したアブリヤジン・デニス選手(ロシア)が1種目も決勝に進めないなど、波乱がおきてますね。

あれだけ個人総合メダル候補と名前が上がっていたマックス・ウィットロック選手(イギリス)が10位、デビッド・ベルヤフスキー選手(ロシア)が14位、オレグ・ベルニアイエフ選手(ウクライナ)が16位と振るわず。
この世界選手権の舞台でなかなか全種目成功させてくるのは、実力者でも難しいですね。

日本チーム、女子も続いてほしいです。
頑張れニッポン(^O^)/