akiraの体操観戦記

体操競技を応援するブログです!

2013全日本体操種目別選手権

全日本体操種目別選手権、千駄ヶ谷東京体育館に観に行って来ました。
開場が9時20分と早かったので、5分くらい前に到着しました。
開場待ちの行列が長く階段の上まで続いていましたが、南側の平行棒とトランポリンの間くらいの一番前の席を確保出来ました(^O^)

今回はトランポリンとの同時開催だったので、トランポリンから競技から開始、トランポリン初めて生で見ましたが、なかなか面白かったです。派手に落下する選手が多く、はらはらドキドキ^^;演技を通すこと自体が難しい競技なのですね。最後まで演技が通ると拍手が起こってました。

体操、最初の種目は床、第3演技者で登場した注目の白井健三選手。
高すぎるハードルになっている派遣標準得点15.9を超える選手がいるとすれば、世界最高Dスコアを持つこの白井健三選手、会場中が固唾を飲んで演技に注目しました。
後方3回半ひねり(E)~前方2回ひねり(D)、前方1回ひねり(C)~前方3回ひねり(F)、テンポ宙返り(A)~後方3回ひねり(D)で少しはねますが耐えました。後方2回半ひねり(D)~前方2回半ひねり(E)と次々と超高難度の連続技を決め、ラストは後方4回ひねり(F)!着地を決めてガッツポーズ!場内大歓声(^O^)/!!

白井健三選手、ものすごい演技を通しきり、点数を待ちました。
その得点15.9!
その瞬間、日本体操史上初高校生での世界選手権代表が誕生しました。

ものすごい演技でした。他に誰も出来ない世界初の連続技が3つ、最後にF難度の後方4回ひねり。
これを一発勝負でこの実施。
素晴らしかったです。この演技で日本代表になれなかったら嘘ですね。

床、最後に登場の早坂尚人選手もDスコア6.7の構成で15.2を出し、2位に、高校生のワンツーフィニッシュとなりました。

女子跳馬は、村上茉愛選手が優勝!ユルチェンコ2回ひねり見事でした。

あん馬優勝は、日体大の長谷川智将選手。G難度のブスナリ、F難度の倒立ひねり移動開脚旋回を豪快に決め、派手なガッツポーズ!というかもうパフォーマンスですね(^O^)/

段違い平行棒、笹田夏実選手が優勝!得意種目素晴らしかったです。

つり輪、岡村康宏選手が優勝!重力を感じさせないような力技の姿勢が素晴らしかったです。注目の山室光史選手は、最後、伸身新月面に挑戦してきましたが、着地乱れ4位。

男子跳馬、小倉佳祐選手が優勝!ロペスとヨー2の着地をまとめ、圧巻でした。

平均台美濃部ゆう選手が優勝!安定感のある演技が素晴らしかった。

平行棒、小林研也選手がDスコア6.9と高い演技構成を素晴らしい実施でした。田中和仁選手、田中佑典選手と実力者は、失敗があり得点伸ばせず。新技の棒下マクーツに挑んだ桑原俊選手もバーに足をぶつけるミスで7位。

女子床、15歳の内山由綺選手が優勝!タンブリングの高さがすごいです。これからが楽しみな選手です(^^)
注目の村上茉愛選手はF難度スワンダブル、H難度シリバスは決めて場内大歓声だったんですが、最後の3回ひねりで着地ミス4位。

鉄棒、植松鉱治選手が優勝!うわさの3連続手離し技は、回避するも、カッシーナ、コバチ~コールマンの2連続でも十分すごい。Dスコアを7.5に上げてきて、着地も決めてガッツポーズ!
ものすごい演技に場内大歓声でした。
得点16.05に場内どよめき、派遣標準得点16.3には届かず。

全日本選手権NHK杯、全日本種目別選手権と長い国内予選が終わり、世界選手権日本代表が決定しました。

男子は、内村航平選手、加藤凌平選手、白井健三選手、田中和仁選手、山室光史選手、亀山耕平選手。
女子は、寺本明日香選手、笹田夏実選手、美濃部ゆう選手、村上茉愛選手。

最強の代表が決まったと思います。
特に男子は、個人総合でのワンツーフィニッシュはもちろん、種目別でも複数メダル狙えますね。

今回は、種目別なので、選手たちが極限の構成に挑戦していて、ものすごい演技をたくさん見ることが出来ました。
やはり日本の体操は強いですね。
その中でも誰も超えられないと思われていた派遣標準得点を突破した高校生の白井健三選手が素晴らしかった。
一人でも派遣標準得点を突破してくれて、水鳥寿思強化本部長もほっとしているでしょう(^^)

そして、平行棒で優勝、あん馬とつり輪で3位の小林研也選手、ベテラン、さすがの存在感ですね。
アジア大会の代表にも選ばれているので頑張ってほしいです。

日本の体操、若手とベテラン選手が切磋琢磨して、どんどん層が厚く、レベルアップしてますね。
ユニバーシアード、世界選手権、東アジア大会と国際試合が続きますが、日本選手の大活躍楽しみです。
頑張れニッポン(^O^)/!!