akiraの体操観戦記

体操競技を応援するブログです!

体操ワールドカップ東京大会2013

今年も体操シーズン開幕ですね。
ワールドカップ東京大会、東京の駒沢体育館に世界のトップ選手が集まりました。
駒沢体育館、駒沢大学駅から結構歩きます^^;
仕事が押してしまい、遅れて行ったので、ダッシュしましたよ。
到着したころには、男子床の3人が終わっていて、4人目のオレグ・ベルニアイエフ選手が演技を始めるところでした。

ワールドカップ、やはりレベル高かったです。
男子は本日、床、あん馬、つり輪の前半3種目が行われましたが、そこまでの暫定1位が、ウクライナのオレグ・ベルニアイエフ選手。
脅威的なDスコア(床6.7、あん馬6.4、吊り輪6.4)を並べ、床で手をつくミスにも関わらず、あん馬15.250とつり輪15.275で最高点を上げました。床も手をついた技は、G難度リ・ジョンソンと大技でした。

2位に加藤凌平選手。
得意の床でDスコア6.8と高い演技構成でしたが、ラインオーバーなどあり、思うほど点が伸びず、あん馬ではバランスを崩すもなんとか耐え、吊り輪でほんの少し着地が動くなど、苦しい戦いでしたが、Dスコアは、あん馬6.5、吊り輪6.1と高難度の演技。
トップと0.725差の2位。

3位にイギリスのダニエル・パービス選手。
2011年ワールドカップ総合優勝者だけあって試合運びが上手いです。得意の床で最高点を出し、あん馬でバランス崩すもミスに見せないところが、試合巧者です。怪訝な表情で乗り切ってしまうところに貫禄すら感じます。
ロンドン五輪個人総合銀メダリストのマルセル・ニューエン選手が6位。
苦手のあん馬でD5.1の13.7の最低点ながら、3種目ミスなくまとめ、得意種目の集まる明日の後半で逆転を狙うといったところでしょうか。

まさかの7位となってしまったのが、田中和仁選手。
あん馬で落下。吊り輪で、大技の3回宙返りに挑みましたが、転倒、膝と手をつくような倒れこむ着地になってしまいました。
大過失の部分以外は、いい演技なだけに残念。
明日の後半の得意種目で意地を見せてほしい。

オレグ・ベルニアイエフ選手、パワーアップが凄いですね。
もともとDスコアが高くて話題になってた選手ですが、新ルールになってからもさらに高くなってますね。驚きです。高難度の演技も2日間に分けて行われるこの大会には追い風ですね。跳馬と平行棒も強いだけに、明日も注目です。
加藤凌平選手も去年の全日本団体種目別選手権に続きDスコアの高い演技で大過失を出さないところさすがですね。高い身体能力を随所に見せているので、これでいつもの切れが出てくれば、さらに凄みのある魅了する演技になってきますね(^^)
後半3種目も強いですから優勝してほしいです!

女子は、跳馬段違い平行棒の2種目が本日行われましたが、暫定1位がアメリカのペイトン・アーネスト選手。
さすが、アメリカですね。跳馬の迫力がすごかった。
2位に寺本明日香選手。昨年末の怪我から復活、持ち前の安定感と切れのある演技がよかった。
3位にカナダのエリザベス・ブラック選手。
跳馬で高得点。
4位に中国のファン・チューシャン選手。
段違い平行棒は、美しい姿勢素晴らしかった。
6位のシャン・チュンソン選手。
段違い平行棒で新技の閉脚ほんてんトカチェフを披露、開脚ほんてんトカチェフも成功させた、トカチェフの落下が残念。
8位に美濃部ゆう選手。
段違い平行棒の降り技での失敗が残念でした。
急遽の出場で難しいと思いますが、後半種目頑張って欲しいです。

やはり世界のトップ選手達の演技は見応えありますね。
独特の呼吸といいましょうか、演技に入る瞬間の集中力は引きこまれます。
明日は、最初から見に行きますよ。
暴風雨はおさまってほしいです^^;

頑張れニッポン(^O^)/!!