akiraの体操観戦記

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2012全日本団体・種目別選手権 種目別決勝前半

全日本団体・種目別選手権、今日は種目別決勝見てきました。
スペシャリストの素晴らしい演技に大興奮でした。
男子床。
一人目の浦野裕貴選手、前方宙返り1回ひねり(C難度)~前方宙返り3回ひねり(F難度)、着地大きく動くミスがありましたが、見たこともない技に驚きました。
埼玉栄高校の星野力維選手、市立船橋高校の早坂尚人選手と高校生で高難度の技をやっていてすごいです。
5人目で登場の菊池収祐選手、2009年に高校生でタマヨを実施して素晴らしい演技を見せてくれた床のスペシャリスト、今年は決勝の舞台に戻ってきました。
1本目に代名詞のタマヨを雄大に決めます!あまりの高さに場内どよめき!
2本目も伸身ムーンサルト~前方宙返り臥!大技連発に場内が沸きます。
ラストも伸身ダブルで着地一歩!
大技が盛りだくさんの演技構成素晴らしかったです。
得点も15.2
6人目で登場、注目の白井健三選手、去年の種目別決勝で中学生ながら、高難度のひねり技を披露、衝撃の全日本デビューを飾りました。
1本目でなんと後方伸身3回半ひねり~前方2回ひねり!
E+Dのコンビネーションなんて聞いたこともありません(^_^;)
見事に成功!
2本目は、後方伸身2回半ひねり~前方伸身2回半ひねり!
またしてもD+Eのとんでもない連続技でしたが、着地で手をつくミス(>_<)
3本目は、テンポ宙返り~後方伸身3回ひねり!
ここで3回ひねりをやるということはまさかラストは・・・!
最後のシリーズはなんと世界でも見たことのない後方伸身4回ひねり!
F難度を最後に見事に決めました(^^)
得点は2本目のミスが響き、14.55でしたが、攻めに攻めた構成に拍手です(^O^)/
最後に登場の加藤凌平選手、最初の後方伸身3回半ひねり~前方伸身1/2ひねりを見事に決め流れに乗ると、2本目に他の選手が苦しんでいる前方1回ひねり~前方2回半ひねりを前に一歩で乗り切ります。
その後の宙返りもまとめ、ラストの後方伸身3回ひねりもわずかな一歩で抑えました。D7.0(内規+0.2)で15.3。
加藤凌平選手の嬉しい初優勝となりました。
2位に大技を決めた菊池収祐選手。
3位に高校生の星野力維選手。

女子跳馬
スペシャリストの龍和貴子選手が優勝。
同じくスペシャリストの古西里咲選手が2位。
中学生の宮川紗江選手が3位。今後が楽しみな選手がまた出てきました(^^)

男子あん馬
一人目の千葉健太選手、唯一高校生であん馬の決勝に残ってきました。小柄ながら、勢いのある旋回見事でした。
やはり今後が楽しみです。
3人めの田中和仁選手、オリンピックで苦しみまくった因縁の種目でしたが、見事に通して払拭してくれました。本人のホットした笑顔がよかったです(^^)
そして、昨日の主役、順天堂大学の3選手が登場、思えばこのあん馬が団体優勝の原動力でした。
加藤凌平選手、中出康平選手、今林開人選手と今日の種目別もその勢いそのままの演技を披露!
3人とも15点以上、15.3の高得点を出した今林開人選手のガッツポーズが勢いを物語ってました。
最後にこの種目のスペシャリスト、亀山耕平選手が登場、ポメル間でのフェドルチェンコなど、高難度の技を成功させていきましたが、途中で落下(>_<)
今林開人選手が優勝、加藤凌平選手が2位、中出康平選手が3位と順天堂大学のワン・ツー・スリーフィニッシュとなりました。

女子段違い平行棒
鶴見虹子選手が優勝。
田中理恵選手が2位。
冨永ありさ選手が3位。
田中理恵選手と鶴見虹子選手がオリンピック選手の実力を見せて見事な演技でした(^O^)/

男子吊り輪
岡村康宏選手が優勝。
小林研也選手が2位。
長野託也選手が3位。
岡村康宏選手は、2007年の全日本種目別吊り輪の優勝者。高難度の力技を重力を感じさせないような実施で素晴らしかったです。
小林研也選手も価値点を上げた構成でさすが去年、一昨年の世界選手権代表の実力を見せてくれました。

2012全日本団体・種目別選手権 種目別決勝後半に続く