akiraの体操観戦記

体操競技を応援するブログです!

2012全日本団体・種目別選手権 種目別決勝後半

前半からの続き

男子跳馬
佐藤巧選手が優勝。
小倉佳祐選手が2位。
齊藤優佑選手が3位。

優勝した佐藤巧選手は、なんとドラグレスクを実施!着地も一歩におさえて素晴らしかったです。大技に会場どよめき!
2位の小倉佳祐選手は、昨年の優勝者、一本目のロペスは素晴らしい実施でしたが、2本目のヨー2での手をつくミスが惜しかったです。

女子平均台
新竹優子選手が優勝。
鶴見虹子選手が2位。
長谷部晴子選手が3位。
オリンピック代表の新竹優子選手が持ち前の安定感のある演技をしっかり実施しました。ふらつきも全くなく、着地も見事に決めました(^O^)/
2位の鶴見虹子選手も今日はふらつきが多少目立ってしまいましたが、美しい姿勢の演技素晴らしかったです。

男子平行棒。
田中佑典選手が1番手で登場。
オリンピックの予選1位通過をした種目だけあって、姿勢の美しい伸びやかな実施が素晴らしかったですが、棒した宙返りひねりのあとに手を前に出した箇所が悔やまれました。

3番手に星陽輔選手が登場。
その美しい演技は、誰もが認めています。
F難度のテンハイビンをはっとするほど、美しくクリーンに決めます。
チホンキフなど、高難度の技も次々に美しく決め、着地も僅かな一歩で抑え、演技を見事に通し、着地と同時にガッツポーズ!
素晴らしかったです。D得点7.0(内規+0.2)で15.95の超高得点でした。
星陽輔選手の会心の演技が久しぶりに見れて嬉しかったです(^^)

6番手に大本命の田中和仁選手が登場。
チホンキフからのドミトリエンコでバーに擦るミス(>_<)
その後の演技は田中和仁選手らしい、美しさと力強さにあふれた演技でした。得点は15.3。

最後に登場の小林研也選手。
はじめ逆上がり単棒倒立シャルロを決め、ドミトリエンコ、屈伸モリスエ、屈伸ベーレと次々と高難度技を決め、着地も僅かに動く程度で抑えました。
得点は15.95、D得点はなんと7.1(内規+0.2)。

星陽輔選手と小林研也選手が同点優勝。
3位に桑原俊選手。
久々に輝きを見せた星陽輔選手と小林研也選手の意地を見た平行棒、面白かった。

女子床。
村上茉愛選手が優勝。
古西里咲選手が2位。
田中理恵選手が3位。
村上茉愛選手のF難度のスワンダブル、G難度の新月面と超高難度技連発の演技は迫力満点でした。
古西里咲選手もF難度の後方伸身宙返り3回半ひねりを成功素晴らしかったのと同時に驚きでした!
早く世界大会に出場して、世界を驚かしてほしいです(^^)
田中理恵選手は、世界を魅了したエレガントな演技素晴らしかったです(^^)

男子鉄棒。
2番手に登場の森赳人選手、アドラー1/2ひねり~スアレス(シュタルダートカチェフ一回ひねり)を実施。
惜しくも落下してしまいましたが、ほとんど世界でも実施してる選手のいない大技の連続技に果敢に挑戦する姿勢に拍手です(^^)

4番手に植松鉱治選手が登場。
伸身コールマンを雄大に決めると、なんとコバチ~コールマンの連続を成功!これには会場中がどよめきました!
昨日落下したアドラー一回ひねり~伸身コスミックも成功させ、着地もピタリ!
これには、会場が今日一番盛り上がりました(^O^)/

最後に登場の田中佑典選手。
昨日つながらなかったコールマン~リバルコ、アドラー1/2ひねり~コバチを見事に成功!アドラー一回ひねり~伸身コスミックも成功させ、着地も完璧!
大会を締めくくる見事な着地でした(^O^)/
鉄棒のスペシャリスト枠でオリンピック代表になった実力を見せてくれました。
得点はなんと植松鉱治選手を上回る16.35!D得点7.5(内規+0.2)

田中佑典選手が優勝。
植松鉱治選手が2位。
齊藤優佑選手が3位。
コナミの2選手が昨日の団体戦の鬱憤を晴らすかのような会心の演技素晴らしかったです。
リスキーな連続技を豪快に成功させた植松鉱治選手とそれを上回る美しい演技を完璧に決め、演技を通した田中佑典選手。見応えありました。
田中佑典選手の得点が出た時に植松鉱治選手が笑顔で称えたのが微笑ましかったです。植松鉱治選手の人柄の良さに感動しました(^^)

今回の全日本団体・種目別選手権、オリンピック後で注目度が高く、満員の観客の中、オリンピック選手の演技が見れてよかったです。
特に金メダリストの内村航平選手は、右肩と右足首が痛む中、団体決勝でその演技を見せてくれて感動しました。
団体決勝では、コナミ順天堂大学のレベルの高い白熱したお互いのプライドをかけたチーム戦。
種目別決勝では、世界レベルを上回るたくさんの演技が見れて、日本のスペシャリストの凄さに驚きました。

目を見張ったのが、順天堂大学加藤凌平選手と野々村笙吾選手の成長。
今後がとても楽しみです。
来年は、完璧に状態を戻した絶対エース内村航平選手とさらに成長した加藤凌平選手、野々村笙吾選手の両ホープとの戦いが今から楽しみです。
日本の体操盛り上がっていきますね。
頑張れニッポン(^O^)/