akiraの体操観戦記

体操競技を応援するブログです!

ロンドン五輪種目別決勝1

男子床
内村航平選手が種目別床で銀メダルを獲得しました。
おめでとうございます。
第一演技者として登場、注目のリ・ジョンソンは行わず、個人総合と同じ演技構成でした。ほぼ完璧な演技で最後の後方伸身3回ひねりの着地はピタリ!決めました(^O^)/
空中姿勢が美しく、全選手中最高のE得点で15.8の高得点!
床が弾まない海外製の器具ですが、アップなしの決勝で完璧にあわせてくるところがさすがです。
優勝は中国の鄒凱選手、この選手は着地強いですね。D得点は6.9で最後の新月面は着地横に一歩。15.933の高得点で優勝。
最後の着地で動いたので、締まらなかったですね。
内村航平選手は最後の着地を完璧に決めたので場内大歓声でした。鄒凱選手より演技順が後だったら、順位は逆だったかもしれませんね。
銅メダルは、ロシアのアブリヤジン・デニス選手。
注目のD得点7.1の演技がベールをぬぎました。
これでもかというほど、大技を連発し、3コース目の前方2回ひねり~前方2回宙返りのシリーズは圧巻でした。
着地を随所で乱していたので、E得点は伸びませんでしたが、D得点が7.1ですから15.8の高得点、内村航平選手と並びましたが、E得点を優先するタイブレークルールで内村航平選手が上になりました。

女子跳馬
予選と団体決勝で圧倒的な高い跳躍を見せていたアメリカのマロニー選手に注目が集まりました。一本目はユルチェンコ跳び2回半ひねり、すさまじい高さで高得点が出ましたが、2本目でなんと尻もちをついてしまい悔しい銀メダルでした。
優勝は、ルーマニアのサンドラ・ラルーカ・イズバサ選手。
2本ともきっちり決めて嬉しい金メダルですね。
ドイツのオクサナ・チュソビチナ選手は5位。
なんと37歳でこの跳躍はすごいです。
ドミニカのアブレウ選手はローチェに挑戦しましたが、尻もちでした。女子では超大技ですが、シドニー五輪のロシアのプドロノワ選手ほどの実施はなかなか出来ませんね。
カナダのブラック選手は、倒れこむように着地してしまいまさかの0点でした。
団体決勝の時の山室光史選手と同じような実施だったので、あの時0点が出てたかもしれないと思うとぞっとしましたが、山室光史選手は、骨折覚悟で、足から着地してそれだけは回避してくれたんですね。
ブラック選手は、2本目も跳ばずに0点に終わりましたが、挑戦しようとしていたので、会場からは拍手がおきました(^-^)

男子あん馬
スペシャリストの戦いでしたね。
ハンガリーのクリスチャン・ベルキ選手が長い手足を生かした雄大な旋回で完璧な実施、D得点6.9で16.066の高得点素晴らしいです。
優勝ラインが非常に高くプレッシャーがかかった中、地元イギリスのスター、ルイス・スミス選手が最終演技者で登場。
こちらも文句のない完璧な実施で演技を終え大歓声でした。
得点はD得点7.0で16.066でベルキ選手と同点でしたが、タイブレークルールで金メダルはクリスチャン・ベルキ選手、銀メダルはルイス・スミス選手でした。
審判は地元選手の大歓声でも空気を読みませんでした(^_^;)

スペシャリスト達がしのぎを削る種目別の戦い、それもオリンピック、レベルが高い戦い、面白いです。
種目別は選手の顔ぶれが、個人総合とガラッと変わってやはりスペシャリストがほとんどですが、その中で個人総合王者の内村航平選手が床で銀メダルを取ったというのは、本当に凄いことですね。
やっと満足の演技が最後の最後に出来たというコメントが出て笑顔だったので私も嬉しかったです(^-^)
おめでとうございます。感動しました(^O^)/

明日は段違い平行棒鶴見虹子選手が出場します。
上位陣は強いですが、日本の美しい体操見せてほしいです。
頑張れニッポン!!(^O^)/