akiraの体操観戦記

体操競技を応援するブログです!

第66回全日本体操競技選手権

全日本体操競技選手権2日目観に行って来ました。
12時前ごろ原宿駅に到着すると、たくさんの人で大混雑していました。
天気もいいし公園の方へ行く人達でしょうか?
人の波を抜けるのにも大変でした(^_^;)
会場の代々木体育館に30分前に到着したのですが、既に大勢の人が並んでいました。さすがオリンピックの予選だけあって注目度の高さがうかがえます。
この全日本選手権は、今シーズンの初戦ということで、若手の台頭があったり、新しい技を入れてくる選手達もいるという楽しみがあり、わくわくします。

13時45分に女子と男子と同時に競技開始でした。
男子は、内村航平選手が優勝!
1種目目の床から全ての着地を決める完璧な演技、これぞ世界チャンピオンという別格の強さでした。ガッツポーズも出ました。
あん馬吊り輪も危なげのない堂々とした演技、高得点を連発します。
跳馬は世界一美しいシューフェルトで着地もわずかに弾む程度で抑え、場内どよめきがおきました。
平行棒も美しい倒立から次から次へと流れるように技が繰り出され着地わずかな一歩で抑えます。
鉄棒、カッシーナ成功!アドラー一回ひねりは戻ってしまい、伸身コスミックは別けて実施。コバチはあまりの高さに場内どよめき!ダイナミックにキャッチし、コールマン、少し近かったですが、キャッチ、最後の伸身新月面は、世界選手権を彷彿とさせる完璧な着地でした!場内大歓声でした。
2位に小林研也選手。
1日目は12位と出遅れましたが、昨年の世界選手権のキャプテン、その実力は健在。安定した吊り輪、ヨー2を成功させた跳馬、美しい実施の平行棒と得意種目で高得点を出し、3種目終了時まで暫定1位でした。最終種目あん馬15.1は種目別ポイント1位を獲得!
3位に加藤凌平選手。
4位に野々村笙吾選手。
大学1年生でここまで上位にくるとは凄いです。
昨年、世界選手権の補欠に選ばれたので、もしかしたら、ミラクルがあるかもとは思っていましたが、もうミラクルとは言えないですね。
実力は本物です(^O^)/
5位に沖口誠選手。
得意の床で種目別ポイント1位獲得!ローユン~前宙伏臥でどよめきおきました!
オールラウンドでも力ありますね。
6位に岡準平選手。
大学1年組、すごいですね。
7位に田中和仁選手。
あん馬跳馬の失敗が悔やまれますが、平行棒はさすがの高得点!
美しい倒立さすがです。

昨年の世界選手権代表の田中佑典選手は10位、山室光史選手は12位、大過失が痛かったです。
実力のある選手達なので、NHK杯の巻き返しを期待です。

昨日の1日目は、仕事で観に行けなかったのですが、オリンピック代表に内定している内村航平選手がアドラー1/2ひねり~リューキンという世界初の高難度連続技を披露したというニュースもあり、世界チャンピオンが新たなるステージに到達したなという感じです。
内村選手本人は、技の出来に満足していなかったので、さらに完成度に磨きをかけて、また披露してくれることでしょう!
この向上心の高さも内村選手の素晴らしさですね。

オリンピックイヤーということもあり、今回の全日本選手権は、各選手達のオリンピックを目指す思いが伝わってくるような気迫の入った素晴らしい演技がたくさん観れて、感動でした。5月4日、5日のNHK杯で代表が決まりますが、悔いのない演技を各選手達が出来るように願ってます。
そして最強のメンバーで五輪団体金メダル、必ず実現ですね!
頑張れニッポン(^O^)/