akiraの体操観戦記

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2011ジャパンカップ男子個人総合

男子個人総合、世界選手権2連覇中の世界王者内村航平選手のジャパンカップ3連覇に期待がかかります。対する海外勢も2010世界選手権銅メダリストのアメリカエース、ジョナサン・ホートン選手、2009年世界選手権銀メダリストのイギリスエース、ダニエル・キーティングス選手と有力な選手が挑みました。

優勝は、やはり内村航平選手、もはた別格の強さでした。
各選手がミスをする中、床で15.8の高得点、あん馬吊り輪も辛い採点の中、15点台を出し、跳馬ではヨー兇魴茲16.3!、平行棒もいつもの内村航平選手の実施、スピーディーで次々技が出てきて美しい演技!15.25。そして圧巻は鉄棒でした。会場中が注目する中、明らかにひときわ高さのある離し技が、ダイナミックかつギリギリに最高の位置でキャッチする度にどよめきと歓声が挙がります!4発目のコールマンをキャッチするころには場内大興奮でした。そして会場中が注目していた着地も完璧に決め!場内は大歓声が沸き起こりました!
いやー凄かった!凄いものを見てしまった(*^_^*)
この会場を一つにする演技は内村航平選手ならではですね。
ガッツポーズも跳び出して素晴らしかったです。
2位には、中国の廖秋華選手、跳馬で7.0の技、吊り輪、平行棒も高得点でした。
3位には、アメリカのダネル・レイバ選手、跳馬ではドゥリッグスの着地を決め、鉄棒では、迫力のある伸身コバチ、リューキン(伸身トカチェフ一回ひねり)を行いD得点7.2とさすが鉄棒得意という演技で会場を沸かせてくれました。
4位には、日本の小林研也選手、跳馬でヨー兇涼綯呂房最圓靴燭里悔やまれますが、平行棒見事な演技、鉄棒も今日は見事に決めてくれました!
5位にイギリスのクリスチャン・トーマス、長身の演技、迫力ありました。
海外勢注目のイギリス、ダニエル・キーティングス選手は9位と振るいませんでした。故障明けでまだ本調子ではないのか、各種目でミスがでましたが、随所に美しい実施を見ることは出来ました。
もうひとりの注目のアメリカ、ジョナサン・ホートン選手も11位と振るわず。あん馬で落下、得意の鉄棒で2回落下するなど、精彩を欠いていました。鉄棒で2回落下した後には、さすがにいら立ちを見せてました。吊り輪跳馬では力強い演技を見れましたが、疲れが出たのか。

今回のジャパンカップでは、海外勢の大本命ジョナサン・ホートン選手とダニエル・キーティングス選手が振るわない中、中国の廖秋華選手、アメリカのダネル・レイバ選手が、辛い採点の中、89点台を出してきて、海外勢の健闘も光りましたが、やはり日本の内村航平選手の異次元の強さ、凄すぎですね。ホームでも侮れないのが、国際試合ですが、この内村航平選手の強さは、別格です。
内村航平選手が日本チームで本当に良かった(^O^)/

10月の世界選手権に向けて頑張れニッポン!!