akiraの体操観戦記

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2011年NHK杯男子個人総合

2011年NHK杯、男子は内村航平選手が、大差で優勝しました。
床、美しい空中姿勢で、着地をほとんど止める素晴らしい演技!
さすが世界王者という演技でした。
あん馬、美しい流れるような旋回で、倒立もきれい!15.5の最高点を出しました。
吊り輪、着地でわずかに一歩動きましたが見事な実施。
跳馬、ヨー供もはや圧巻ですね。美しい空中姿勢から着地わずかに弾みましたが、素晴らしい!
平行棒、疲れが出たのか、いつもの流れるような動きではなかったです。ライヘルト~前方開脚宙返りを連続せず、分けて実施。着地で大きく一歩弾みました。
鉄棒、屈伸コバチ、高い!アドラー1回ひねり~ヤマワキも余裕を持って決めます。しかし、かかえこみコバチでまさかの落下!
これには場内が驚きました。
しかし、内村航平選手は、ここからが凄い、再び落下したコバチをやり直して見事成功!昨日落下したコールマンも成功させ、着地は、小さく一歩。落下した技を即座にやり直して成功させるところがさすがですね。
2位には、田中和仁選手。今日も美しい演技に安定感がありました。
得意の平行棒でバランスを崩す場面もありましたが、修正して、高い得点を出しました。鉄棒も今日の最高点を出しました。
3位には、小林研也選手。6種目安定してました。去年は、種目別ポイントでの代表入りでしたが、今年は、見事に総合3位で代表入りしました。あん馬吊り輪跳馬、平行棒、鉄棒で素晴らしい演技でした。
4位には、山室光史選手。得意の吊り輪では、凄い力技を次々決め、降り技に新しく伸身新月面をやってきました。着地失敗していましたが、得意種目で難しい技に挑戦は素晴らしいです。
5位に沖口誠選手。頼れる床、跳馬の達人が代表に入ってきました。
最終演技者となった床の演技は、素晴らしかったです。着地見事でした。
6位に田中佑典選手。今日本に必要な鉄棒の強い選手。
今日は本来の構成ではなかったようですが、それでも15.05と15点台にのせてくる辺り、さすがです。見事な初代表ですね。
7位に野々村笙吾選手。高校生でありながら、1班で演技すること自体、すごいことでしたが、しなやかな演技を見せてくれました。
8位に加藤凌平選手。この選手も期待の高校生。最終種目の床は、3回半ひねり~前宙半ひねり、見事な着地でした!
9位に中瀬卓也選手。全日本でのリザーブから水鳥選手の欠場で急きょ出場となったわけですが、さすがに実力者!ここまで順位を上げてきました。平行棒は最高点でした。

今回のNHK杯は、世界王者の内村航平選手が、世界最高難度の演技で、大差で優勝しましたが、鉄棒の落下もあり、本人は今日の演技には、満足していないというコメントでした。
今回のミスは、修正出来るというコメントもありましたので、世界選手権では、着地まで完璧に決める美しい演技で、観客を魅了してほしいです。
また女子で田中理恵選手。男子で田中和仁選手、田中佑典選手が代表に決まり、3兄弟による世界選手権同時代表の快挙が達成されました。
おめでとございます。
今回の顔ぶれを見ていると、世界選手権で金メダルが取れる最強の代表が決まったと思います。
16年ぶりに日本で行われる世界体操選手権、最高の演技を期待します。
頑張れニッポン!!