akiraの体操観戦記

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男子団体決勝、2010ロッテルダム世界体操選手権

2010ロッテルダム世界体操選手権、運命の男子団体決勝が行われました。
フジテレビの生放送は日本が2種目目のあん馬が終わったところから始まりました。
ちゃんと最初から放送してほしい。
床で中島立貴選手のミスがあったようですが、内村航平選手の素晴らしい床の演技、スポルト枠内で放映されてました。
あん馬では種目別ポイントで代表入りした中島立貴選手、小林研也選手も成功し、2種目終了時点で中国をリードしていました。
つり輪で中国がスペシャリスト2人による圧倒的演技、日本は田中和仁選手の着地で倒れ込むまさかのミスがあり、山室光史選手も高得点を出しますが、かなりのリードを許してしまいます。
跳馬では植松鉱治選手がドゥリッグスで大きく2歩動いてしまいますが、内村航平選手の圧巻の着地、山室光史選手のロペスが炸裂し、中国との差を詰めます。
この時、ドイツがハンビューヘンの鉄棒高得点などでなんと2位に。
平行棒は中国得意、高得点を並べて日本を突き放しにかかりますが、日本の平行棒も凄かった!
去年のこの種目銅メダリスト田中和仁選手が美しい会心の着地を決め、15.458の高得点を出すと、続く植松鉱治選手が着地を決め15.533の高得点、最後は内村航平選手が世界王者の演技、着地をピタリと決め、15.633の高得点を出し、中国との差を縮め、ドイツを逆転します。
最終種目鉄棒で逆転を狙いますが、最初の田中和仁選手、組み合わせの離れ技を成功させますが、ひねり技でまさかの落下。
その後は着地までまとめますが点差を考えると痛すぎる落下になってしまいました。
しかし、次の植松鉱治選手が凄かった。
普通動揺するはずですが、笑顔で演技を開始、頼もしくやってくれると思いました。高難度の離し技を次々決め、着地もピタリ!
16点超えの超高得点をたたき出します。この場面で頼もし過ぎる。内村航平選手も大きい離れ技で場内を沸かします。アドラー一回ひねりからヤマワキに連続でいけませんでしたが、さすがエース、着地は微動だにしないいつもの完璧な着地!
後の中国の演技を待ちますが、中国はミスなく無難にこなし、逃げ切りました。
日本は銀メダル。
予選が僅差でしたので決勝は痺れるような緊迫感のある展開になると思っていたのですが、やはりその通りの目が離せない真剣勝負になりました。
優勝した中国は戦略がうまいというか、攻める種目と無難にまとめる種目がはっきりしてましたね。

日本は美しいインパクトのある演技、とても魅力がありました!
各選手がそれぞれの持ち味を存分に発揮していました。
ミスもありましたが、中国との差はわずか!
互角以上の力が日本にはあります。今後さらに強くなってくれるでしょう!応援してますよ!!

今夜の個人総合決勝も目が離せませんね!
内村航平選手と植松鉱治選手!ガンバです!!