akiraの体操観戦記

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内村航平選手が金メダル!!ロンドン五輪男子個人総合決勝

ロンドン五輪個人総合決勝。
ついに日本の体操ファンが待ちに待った瞬間が訪れました!!
内村航平選手が個人総合で優勝!金メダルを獲得しました。
おめでとうございます(^O^)/

私もテレビの前で感動しながら見ていました(^-^)
内村航平選手、予選は落下が連続して9位、個人総合決勝はあん馬からのスタートでした。
予選でも団体決勝でも国内の試合からは、考えられない大過失が出ているだけになんとか成功させてくれ頼む!という気持ちで見ていました。
落ち着いてつま先まできれいに伸びた美しい旋回で難しい技を次々こなしていきます。一瞬危ない場面があり、ドキッとしましたが、瞬時に修正、降り技もいつもの通りのきれいな降りで演技を成功させます。本来の動きになってるこれは行けるぞと思いました。

2種目目吊り輪
微動だにしない力技、美しい倒立、抜群のバランス、そして降りの新月面の素早い回転、着地一歩動きますが、15.333。予選、団体決勝を通じて一番の高得点がでます。

3種目目跳馬
内村航平選手得意の世界で一番美しいシューフェルト、安心して見てられると思ったら、ここで出ました神がかった着地(^O^)/
これには場内大歓声爆発ですね(^-^)
一気に空気が変わり、世界王者の無敵オーラが会場を支配していきました。
得点は16.266の超高得点、早くもトップに躍り出ます

4種目目平行棒
多種多様な大技が連発される独特の構成、今日も流れるようにリズムよく決まっていきます。
屈伸べーレを抱え込みにするなど、個人総合の試合運びのうまさがさすが百戦錬磨ですね。

5種目目鉄棒
この種目も予選でまさかの落下をしてしまっているだけに要注意でしたが、予選とは、切れ味が格段に違い、本来の動きになってました。
G難度のカッシーナを難なく決め!2つの連続技もエクセレント!!
他の選手の同じ技より、遥かに高レベルで高さがあります。
予選で落下したコールマンを抜いて確実さをとるところ、いい判断でした。と思ったら着地見事に決めました!!凄い!!(^O^)/
場内が沸きます(^-^)

6種目目床
ついに金メダルが見えてきました。
得意の床
オリンピックから新しく取り入れた後方伸身3回半ひねり~前宙1/2ひねり。高速回転の中でもつま先まで美しく伸びた足、そして回転が速い!
前方伸身2回半ひねりで手をつくミスがありましたが、そのあとの宙返りはしっかりと切れ味よく着地を決めて行きます。
最後の後方伸身3回ひねりで1歩弾みましたが、この瞬間、金メダルが事実上確定しました。
2位に1.659の大差をつけるまさに圧勝!異次元の強さでした。
ついに念願のオリンピック個人総合の金メダルです(^O^)/

2位にドイツ、マルセル・ニューエン選手。
東京世界選手権の銀メダリスト、フィリップ・ボイ選手が1カ国2人ルールで出場していなくても、マルセル・ニューエン選手強かった。
平行棒のムーンサルトや、豪快な鉄棒は大迫力でした。

3位にアメリカ、ダネル・リーバ選手。
あん馬アメリカ勢、早々に脱落か、と思われましたが、底力ありますね。東京世界選手権金メダルの平行棒と得意の鉄棒で高得点を出して追い上げました。

日本の田中和仁選手も5種目目終了時点で2位と健闘していたのですが、最終種目にあん馬はきつかった(^_^;)
団体決勝で落下したEフロップを乗り越えたと思ったら、別のところで落下。6位でしたが、吊り輪、平行棒、鉄棒は、体操の教科書といわれる田中和仁選手ならではの理にかなった、無理のない、見ている誰もが美しいと思うような会心の演技で高得点さすがでした。
種目別決勝の平行棒は、頑張ってほしいと思います。

ついに内村航平選手がオリンピックチャンピオンになりました。
世界選手権3連覇をしていて、金メダル間違いなしと世界中に言われながら、オリンピックに入って予選、団体決勝とここまで苦しんできたので、そこから気持ちを切り替えての最高の演技!!
強かった。
誰よりも難度の高い演技構成を、誰よりも美しい実施で演技する。
それでいて誰よりもミスが少ない、まさにロンドンオリンピックのチャンピオンにふさわしい史上最強の体操選手ですね。
体操ファンとして、同じ日本人として、誇りに思います。
おめでとう内村航平選手、感動をありがとう!!(^O^)/
そして種目別ゆかでも内村ワールド全開の最高の演技見せてください!
頑張れニッポン!!(^O^)/