akiraの体操観戦記

体操競技を応援するブログです!

体操JAPAN CUP 2009個人総合決勝 中半

体操JAPAN CUP 2009個人総合決勝、


男子の注目は、なんと言っても、ヨーロッパチャンピオンの


ファビアン・ハンビュッヘン選手と日本のエース、


北京五輪銀メダリストの内村航平選手との事実上の


世界頂上対決です。


安定感抜群の田中和仁選手と中国の若手2選手、


世界選手権や北京五輪でおなじみのロシアのマキシム・デビアトフスキー選手、


セルゲイ・ホロホルディン選手も力があり、興奮が高まってきました。


男子の競技が開始され、


第1ローテーション床、第1演技者アメリカのレイワ・ダネル選手。


最後の着地を決めた瞬間にアメリカのコーチが助走しながら、


ものすごいガッツポーズ!よくやったといった感じで選手を包容します。


そのオーバーアクションに場内に笑いが起こりました(^_^;)


このコーチは演技中に人がいない演技台手前に移動してましたが、


助走距離を確保するためだったのですね(^_^;)


さすがアメリカ、お国柄ですね。


第2演技者、ファビアン・ハンビュッヘン選手。


第1シリーズ、伸身新月面を決めると次々と高難度技の着地を決め、


開脚旋回では場内が沸きました。


最後の月面宙返りを決めると納得の表情でガッツポーズ!


場内が大歓声になります。


得点は、D得点6.4で、15.6の高得点。


この後、日本の内村航平選手、この演技順だと、ほとんどの種目で内村選手は


ハンビュッヘン選手の後に演技となるので、まさに一騎討ち、プレッシャーは


相当なものだと思います。


内村航平選手は、第1シリーズの連続技を決めると、次々と高難度技を


決めていきます。


新月面の着地でめずらしく一歩動きましたが、最後の3回ひねりは着地


をぴたりと決め、ガッツポーズ!


ハンビュッヘン選手の得点を上回る15.8の高得点がでました。


第2ローテーション、あん馬


ファビアン・ハンビュッヘン選手は、ミスなく演技を終えますが、


D得点5.3で14.0と得点伸びず。


内村航平選手は、落ち着いた実施で15.15と高得点でした。


中国の郭偉陽選手が、D得点6.1で15.25の高得点を出しました。


2班では、吊り輪、中国の呂博選手がD得点6.7で15.55と高得点


を出しました。


第3ローテーション、吊り輪


内村航平選手、着地で乱れましたが、まずまずでした。


ロシアのマキシム・デビアトフスキー選手が見事な演技、


D得点6.3で15.45の高得点。床、あん馬と失敗しましたが、意地を見せます。


中国の郭偉陽選手も15.2を出し、上位に上がってきます。


ドイツのファビアン・ハンビュッヘン選手も15.15を出し、あん馬で下げた


順位をあげてきます。


2班では、跳馬田中和仁選手が、素晴らしいドゥリッグスで


着地一歩、16.05の高得点を出します。


アメリカのスティーブン・レジェンドラ選手がローチェを行いましたが、


高さはありましたが尻餅。悔しそうでした。


中国の呂博選手もドゥリッグスで着地一歩、16.0の高得点


第3ローテーション終了時で、内村選手と同点で1位になります。


第4ローテーション、跳馬


マキシム・デビアトフスキー選手がローチェを行いますが、尻餅。


悔しそうでした。


ファビアン・ハンビュッヘン選手は、シューヘルトを行い、さすがの着地!


得意の跳馬で16.2の高得点を出します。


内村航平選手もシューヘルトを行い、若干弾みましたが、素晴らしい実施!


16.25の高得点を出します。


2班、平行棒


田中和仁選手が、得意の平行棒、美しい演技で、15.5の高得点を出しました。


E得点ではこの種目1番ですね。


北京五輪で平行棒銀メダリスト韓国のユ・ヲンチョル選手の平行棒、


さすがの素晴らしい演技でD得点6.5で15.55の高得点を出しました。


後半に続く