akiraの体操観戦記

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ロンドン五輪種目別決勝 男子鉄棒

男子鉄棒
中国の鄒凱選手、張成龍選手のワンツーを他の選手が止めることができるのかが注目でした。

第2演技者として登場した張成龍選手、東京世界選手権で見せたような4回の手離し技全てで組み合わせ加点を取るというD得点の高い構成でミスもあり、着地動きますが、高得点を出します。
D得点7.7で16.266でした。

第4演技者の鄒凱選手、アドラー1/2ひねり~伸身トカチェフ~リバルコ~伸身イエガーという驚異の連続技を披露、エンドー1回ひねり~ヴィンクラー、アドラー1回ひねり両逆手~ヤマワキと組み合わせ加点をフルに生かした演技構成で、実施は姿勢がわるかったですが、D得点がなんと7.9で16.366の高得点が出ました。

昨年より低い得点ですが、これで中国のワンツーフィニッシュかなと思ったら、この後ドラマは待ってました。

第5演技者、ドイツのファビアン・ハンビュッヘン選手。
2009年の怪我から、本調子ではないシーズンが続きましたが、今回はあのフィリップ・ボイ選手を抑えてドイツのエースに返り咲いています。個人総合こそ振るいませんでしたが、鉄棒には絶対の自信を持っています。
日本の美しい体操を目指しているハンビュッヘン選手、美しい姿勢で、コールマンを決め、伸身トカチェフ~リバルコ~ヴィンクラーの驚異的な連続技も決めます。着地の伸身新月面もまずまず決め!
雄たけびを上げます!こういったところもドイツのスターハンビュッヘン選手ならではですね。場内を盛り上げます!
D得点7.5で16.4の高得点!中国の2人を抑えてトップに立ちます。

第6演技者、オランダのエプケ・ゾンダーランド選手。
ついにベールを脱ぐ、驚異の演技構成、通すことが出来るのか注目でした。東京世界選手権では、場内を沸かしに沸かしながら、大きなミスでため息でしたから観客も大注目でした。
カッシーナ~コバチ~コールマンという驚異の大技3連続手離し技を成功!アドラー1/2ひねり~ゲイロード2も成功!着地の伸身新月面の着地もピタリと決め!場内は大歓声!大興奮!
いやー凄かったですね。演技姿勢はあれですけど、足とか割れまくりですが、まさかこれだけ高難度の手離し技連続を成功させるとは驚きです。
場内から高得点を期待する手拍子が起こり、ゾンダーランド選手も希望に満ちた表情、そして得点は、D7.9の16.533!!
見事に金メダルを獲得しました。
場内大歓声でした。
まだジョナサン・ホートン選手など2人演技者が残ってましたが、もう終わったかのような大歓声でした。

銀メダルはファビアン・ハンビュッヘン選手。
E得点8.9は最高点でした。

銅メダルは中国の鄒凱選手。

種目別決勝鉄棒は、出場選手が、このために磨いてきた大技を出してD得点をあげてくるので、楽しいです。

日本の内村航平選手もこの種目別鉄棒決勝で見たかったなと思いました。NHK杯1日目に見せた内村航平選手の鉄棒が私の中では金メダル演技なので(^-^)
世界選手権、そして4年後のリオ五輪では、ぜひ披露して、世界を驚かしてほしいと思います(^O^)/