akiraの体操観戦記

体操競技を応援するブログです!

2023世界体操競技選手権アントワープ大会男子予選

アジア競技大会の熱気冷めやらぬ中ですが、ついに世界体操競技選手権開幕しました!

今年はベルギーのアントワープでの開催となります。

アジア大会を見てからの流れだと採点がやけに厳しめに感じますね。

会場のライトアップと音楽が独特で、演出の見た目を優先して選手がやりづらくなってるんじゃないかなと思ってしまいます。

 

日本時間19時30分から行われた男子2班に日本チーム登場

同じ班で回っている地元ベルギーチームへの応援が凄いですが、日本チームは落ち着いた演技を見せ、チーム得点258.228を出して団体暫定トップ!

中国がまだ演技していないとはいえ、難しい予選でまずまず力を見せました!

個人総合順位(2班終了時)

1位 千葉健太選手 85.799
2位 萱和磨選手 85.598
3位 橋本大輝選手 85.432


なんと世界チャンピオンの橋本大輝選手が日本のチーム内3位となる事態に。
橋本大輝選手、鉄棒でリューキンを決めダントツの15.000を出すなど随所に力を見せましたが、最後のあん馬、交差で足が乗るミスがあって落下はせずに乗り切ったものの得点は13.266に留まりました。


暫定1位の千葉健太選手は初代表のプレッシャーをものともせず着地をピタピタと決めて、あん馬では14.700と高得点!

つり輪で倒立が止まらないミスが1箇所あったものの、やはりその美しい体操が評価されてました。


暫定2位の萱和磨選手はあん馬が14.066に留まったものの、全体通して安定感ありました。ガッツポーズと雄叫びもいつも通りでいいですね。


怪我で無念の離脱となった三輪哲平選手の代わりに補欠から繰り上がり出場した杉本海誉斗選手は平行棒で15.166を出すなど勢いのある演技で調子の良さを見せました。

 

南一輝選手はゆかで14.566の高得点を出しましたが、1本目のルドルフハーフが単発になったことか、もしくは着地が何箇所か止められなかったことに納得いってないもようでした。

 

日本チーム難しい予選を落下などの大過失なく終えました。

個人総合は1カ国2人までという制限があり、前回王者の橋本大輝選手が日本チーム内3位となったことで誰が個人総合に出場するのか注目されました。

その後情報があり、佐藤寛朗ヘッドコーチが千葉健太選手と橋本大輝選手が個人総合決勝に出場することを明らかにしたとのことでした。昨年の個人総合を制した橋本大輝選手の実績を踏まえた判断とのこと。佐藤コーチは「こういう事態は想定していた。予選がどういう結果であれ橋本は(個人総合決勝に)出して、残りは上位の選手にすることは事前に選手、スタッフと話し合っていた」と説明したとのことです。

いずれにしても予選から85点台が3人も出てしまう日本チームやはり強いですね。

橋本大輝選手はもちろん、千葉健太選手、萱和磨選手も点数を取りこぼしてる部分があり、もっと点数を上げる余地が大いにあるのが強いですね。

個人総合は千葉健太選手と橋本大輝選手で金メダル目指して頑張って欲しいと思います。

そして団体決勝はチーム一丸となって金メダルを勝ち取ってほしい!

がんばれニッポン\(^o^)/