akiraの体操観戦記

体操競技を応援するブログです!

橋本大輝選手が3連覇達成!2023NHK杯体操

体操NHK杯東京体育館に観に行ってきました!

体調も戻り、選手たちの熱い戦いを見てきました!

 

優勝 橋本大輝選手(順天堂大学)

 合計得点255.595(NHK杯84.098、持ち点171.497)

2位 萱和磨選手(セントラルスポーツ)

 合計得点253.296(NHK杯83.532、持ち点169.764)

3位 三輪哲平選手(セントラルスポーツ)

 合計得点252.928(NHK杯85.364、持ち点167.564)

4位 千葉健太選手(セントラルスポーツ)

 合計得点252.861(NHK杯86.565、持ち点166.296)

5位 川上翔平選手(徳洲会体操クラブ/星槎大学)

 合計得点252.327(NHK杯84.632、持ち点167.695)

6位 杉本海誉斗選手(相好体操クラブ/日体ク)

 合計得点252.162(NHK杯83.965、持ち点168.197)

7位 谷川航選手(セントラルスポーツ)

 合計得点252.161(NHK杯84.397、持ち点167.764)

8位 谷川翔選手(セントラルスポーツ)

 合計得点251.56(NHK杯83.964、持ち点167.596)

9位 北園丈琉選手(徳洲会体操クラブ/星槎大学)

 合計得点251.128(NHK杯84.066、持ち点167.062)

10位 松見一希選手(徳洲会体操クラブ)

 合計得点250.661(NHK杯83.564、持ち点167.097)

11位 岡慎之助選手(徳洲会体操クラブ/鹿児島県スポーツ協会)

 合計得点249.16(NHK杯82.331、持ち点166.829)

12位 津村涼太選手(鹿屋体育大学)

 合計得点248.961(NHK杯83.532、持ち点165.429)

13位 谷田雅治選手(順天堂大学)

 合計得点248.896(NHK杯83.165、持ち点165.731)

14位 田中佑典選手(田中体操クラブ)

 合計得点248.327(NHK杯84.031、持ち点164.296)

優勝は橋本大輝選手。

あん馬、鉄棒で落下がありましたが、跳馬で14.833、平行棒で14.900と総合力の強さを見せました。

NHK杯3連覇を達成、おめでとうございます!

 

2位は萱和磨選手。

第1種目のゆかでまさかの転倒がありましたが、他の種目はさすがの安定感ありました。3位以下の猛攻が凄かったので、難度を落としてたら危ないところでした。
攻める姿勢が持ち味の萱和磨選手ならではの戦い方よかったです。

 

3位は三輪哲平選手。

全日本個人総合選手権予選トップの三輪哲平選手、全日本個人総合選手権決勝ではミスがあって7位に後退しましたが、このNHK杯では立て直していい演技を連発したきて強かったです。
特に平行棒、鉄棒、プレッシャーがかかった最後のゆかの演技を決めてきたのは見事でした。

 

4位は千葉健太選手。

いつもは何かしら大過失があることが多い千葉健太選手でしたが、今日の気迫あふれる演技は凄かった!
最終種目のゆかは全ての着地を決める完璧な演技!
ゆか全体2位の14.500、あん馬全体4位の14.600、つり輪全体4位の14.366、NHK杯本日だけの得点はなんと86.565で1位。
千葉健太選手といえば、2017年の全日本個人総合予選を1位で通過した時のキレのある美しい演技が衝撃的でした。なかなか本来の力を発揮出来ないシーズンが長かっただけに、今日の好演技は嬉しいものがありました。

 

5位は川上翔平選手。

大学2年の若い選手ですが、非常に落ち着いた演技をする安定感のある川上翔平選手。
鉄棒は素晴らしい演技で鉄棒全体2位の14.600(D6.2 E8.400)!

これからが楽しみな選手です。

 

6位は杉本海誉斗選手。

全日本3位で一躍注目される中、ミスのない安定感のある演技。得意の平行棒で全体1位の15.300(D6.3 E9.00)を出して5種目終了時で3位に浮上して見せ場を作りました。

 

谷川航選手が7位。

得意の跳馬は大技ブラニクで着地前に一歩。

腰高の着地で素晴らしい跳躍でした。跳馬全体4位の14.933(D5.6 E9.333)

 

谷川翔選手が8位。

あん馬雄大な開脚旋回で演技を通しきり、あん馬全体2位の14.633(D6.4 E8.233)

 

注目の北園丈琉選手は9位。
持ち点で代表圏内3位と1.135点差のビハインドを追いかけた北園丈琉選手。跳馬の着地で大きくはねた以外は大きなミスを出しませんでしたが、最終種目のゆかは20位の13.900で追い上げに迫力を欠きました。

 

田中佑典選手は14位。

平行棒全体2位の15.000(D6.0 E9.000)、鉄棒全体1位の14.633(D5.9 E8.733)

洗練された美しい演技素晴らしかった。

Eスコアの1番高い選手に贈られるSEIKOエクセレント賞を受賞しました。

33歳ベテランの田中佑典選手、素晴らしい。

 

本来なら橋本大輝選手と優勝争いをしてほしい2人、土井陵輔選手は18位、杉野正尭選手もゆか、つり輪、鉄棒で大過失を出してしまい挽回ならず21位。一発勝負の代表選考の難しさを感じました。

 

種目別では、南一輝選手の世界トップレベルのゆかの演技が凄かった!

ルドルフハーフ~前方1回ひねり(C)、リ・ジョンソン(G)、シライ2(F)、前方1回ひねり(C)~前方2回半ひねり(E)、後方2回半ひねり(D)~前方2回ひねり(D)、最後は後方3回半ひねり(E)着地ピタリ!

超高難度技を次々と高い精度で決める凄まじい演技でした。
15.133(D6.6 E8.533)

 

体操NHK杯ドラマがありました。

世界選手権連覇を見据え、世界トップの演技を作り上げてNHK杯3連覇を果たした橋本大輝選手。

去年の代表落ちを乗り越えて個人総合2位での復活代表入りを果たした萱和磨選手。

高校3年時に2018年スーパーファイナルで2位に入った実力者三輪哲平選手の世界選手権代表を勝ち取った意地の演技。

千葉健太選手は、NHK杯本日のみの得点は85.565で1位。シライ世代で高校生の時から見てきただけに世界選手権代表に0.067差まで迫った今日の演技は感動しました!

選手たちの熱い気持ちが伝わってくるような緊張感と凄い演技を会場で感じ、体操の試合は素晴らしいなと思いました。

 

代表選考は全日本体操種目別選手権に舞台を移します。

熱い代表選考の先に最強の日本代表が決定しますね。

がんばれニッポン\(^o^)/