体操の全日本インカレが9月1日(水)～4日(土)に静岡県静岡市の草薙総合運動体育館（このはなアリーナ）で行われました。
新型コロナウイルスの感染拡大により無観客での開催となりました。
ライブ配信で無音ながら、各種目ごとに競技を見ることが出来ました。
男子1部団体結果
優勝 順天堂大学 421.823
2位 鹿屋体育大学 414.459
3位 日本体育大学 412.925
4位 筑波大学 406.324
5位 仙台大学 393.225
男子1部個人総合結果
優勝 橋本大輝選手(順天堂大学2年) 86.497
2位 土井陵輔選手(日本体育大学2年) 85.299
4位 橘汐芽選手(筑波大学3年) 84.298
5位 藤巻竣平(鹿屋体育大学4年) 84.165
6位 三輪哲平選手(順天堂大学3年) 84.132
7位 杉本海誉斗選手(日本体育大学4年) 83.032
8位 村山覚人選手(順天堂大学3年) 82.965
団体は順天堂大学が優勝！
オリンピック王者の橋本大輝選手擁する順天堂大学が2位に7.364の大差をつけて優勝！
去年に続いて団体2連覇を達成！
大久保圭太郎選手(4年)、鈴木茂斗選手(4年)、三輪哲平選手(3年)、村山覚人選手(3年)、橋本大輝選手(2年)、日高大輝選手(1年)と去年のメンバーから谷川翔選手が卒業してもなお、圧倒的な顔ぶれとなっております。
あん馬71.832、つり輪67.999、鉄棒70.498で全体1位のチーム得点。
橋本大輝選手(2年)が個人総合優勝、鉄棒全体1位、あん馬全体2位、平行棒全体2位。鈴木茂斗選手(4年)が個人総合3位、あん馬全体3位。三輪哲平選手(3年)が個人総合6位、跳馬全体1位。スター選手達がさすがの強さを見せました。
2位に鹿屋体育大学！
去年のメンバーから杉野正尭選手が卒業しましたが、今年も強豪日本体育大学を抑えて団体2位に入ってきました。
藤巻竣平選手(4年)が個人総合5位、上山廉太郎選手(3年)が跳馬14.900で全体2位と高得点。
ゆかは70.731でチーム得点全体1位と得点伸ばしました。
3位に日本体育大学！
2位の鹿屋体育大学に1.534及ばず3位となりました。
あん馬で11点台が1人、12点台を2人だしてしまいチーム得点65.399。接戦の中この種目だけで2位の鹿屋体育大学に4点もの差をつけられてしまったのが痛かったです。
土井陵輔選手(2年)が85.299で個人総合2位、ゆか全体1位、平行棒全体3位、鉄棒全体3位。
杉本海誉斗選手(4年)が平行棒15.100で全体1位、笠岡義之選手(3年)がつり輪で14.500で全体1位とさすが日本体育大学、個々の選手の実力の高さも見せました。
個人総合優勝は橋本大輝選手(順天堂大学)！
東京五輪で団体銀メダル、個人総合金メダル、種目別鉄棒金メダルと日本を感動の嵐に包み込んだ橋本大輝選手が優勝！
東京五輪体操の試合から僅か1ヶ月しか経っていないなか、疲労もあって調整が大変だったと思います。得意の跳馬で難度を落として、着地も乱れるミスがありましたが、あん馬で全体2位の14.933。鉄棒で全体1位の15.133を出すなど、圧巻の演技！
鉄棒の着地をピタリと決めてまるで東京オリンピック金メダル演技の再現！凄かった！
86.497で優勝！跳馬がいつも通りなら88点近く出ていましたね。
さすが東京五輪個人総合王者、圧倒的な強さと美しさでした。
2位に土井陵輔選手(日本体育大学)。
橋本大輝選手と同学年でジュニア時代から、クリーンで美しい体操をする選手、注目していました。
大学に入って、白井健三選手の好影響もあり、ゆかで高難度の技を習得し、力強い演技で高得点とってきます。
今大会も14.700でゆか全体1位の高得点！高難度のひねり技を安定感ある着地、素晴らしかったです。
これから上位にどんどんくるであろう今後が楽しみな選手です。
無観客で行われた今大会、ライブ配信は素晴らしかったです！
来年以降もぜひ続けてほしいと思います！
インカレは2018年にシライ世代が最終学年の時の大会を見に行きましたが、選手たちの大会にかける思いと大学生ならではのパワーと勢いを感じることが出来る素晴らしい大会なんですよね。
はやくコロナが終息して会場で観戦出来るようになってほしいと思います。
次は10月18日～24日に北九州で行われる世界体操選手権、日本から男子は内村航平選手、橋本大輝選手、萱和磨選手、米倉英信選手、南一輝選手、安里圭亮選手、女子は村上茉愛選手、芦川うらら選手、畠田瞳選手、平岩優奈選手が出場！
体操ニッポン対世界の超人達再び、すごい楽しみです！
がんばれニッポン＼(^o^)／
