アジア競技大会も早いもので体操競技最終日、種目別決勝の後半種目が行われました。
種目別男子跳馬決勝
優勝 谷川航選手(日本)15.016
1本目15.266(D6.0 E9.266)2本目14.766(D5.6 E9.166)
2位 オルファティ・マハディ選手(イラン)14.783
1本目14.933(D5.6 E9.333)2本目14.633(D5.6 E9.033)
3位 ムハンマド・シャルル・エイミー選手(マレーシア)14.466
1本目14.533(D5.2 E9.333)2本目14.400(D5.2 E9.200)
男子跳馬は谷川航選手が優勝!
1本目に最高難度のリセグァン2を実施!
なんと着地ピタリ!ガッツポーズ!
会心の跳躍が炸裂します!
そして2本目はロペス(D5.6)を実施!
これまた着地ピタリ!
素晴らしい!
最高難度のリセグァン2と大技ロペス、目が覚めるような素晴らしい着ピタを2本揃えた谷川航選手、文句なしの優勝です!
跳馬のアジア大会の金メダルは日本勢では78年バンコク大会の北川淳一以来、45年ぶりの快挙となります!
そして体操競技今大会日本チーム初の金メダルとなりました。
おめでとうございます!
種目別平均台決勝
優勝 岡村真(日本)13.966(D5.7 E8.266)
2位 唐茜靖選手(中国)13.733(D6.1 E7.733 減点0.1)
3位 ティン・ファティエン選手(台湾)13.300(D5.6 E7.700)
日本の岡村真選手が優勝!
ピタッピタと技が決まるたびに微動だに動かず!
ふらつきのない素晴らしい演技でした。
平均台の金メダルは日本女子史上初の快挙とのことです。
そして今大会、日本女子チーム初の金メダルとなります。
おめでとうございます!
去年、一昨年と世界選手権で連続して金メダルを獲得している日本女子、このアジア大会の平均台も金メダルを取り、本当に強くなったと思います。
種目別平行棒決勝
優勝 鄒敬園選手(中国)15.933(D6.5 E9.433)
2位 北園丈琉選手(日本)15.233(D6.4 E8.833)
3位 谷川翔選手(日本)15.066(D6.3 E8.766)
中国の鄒敬園選手が優勝。
ツォラキディスは行わないDスコア6.5の構成でしたが、バブサー(E)とか凄まじい表現ですね、空中から一瞬完全な伸身姿勢でバーに飛び込んできました。
着地も決めてさすがの強さを見せました。
15.933ととび抜けた得点、やはり強いですね。
日本の北園丈琉選手が2位。
昨日の個人総合で銀メダルを取った北園丈琉選手、この平行棒決勝でもつま先までしっかりコントロールされている集中力の高さを感じる演技!着地もピタリと決めて強かったです。15.233!
個人総合に続いて嬉しい銀メダルおめでとうございます!
日本の谷川翔選手が3位。
1人目に登場した谷川翔選手、しなやかで力強い谷川翔選手の持ち味を発揮した演技見せてくれました。着地1歩動きましたが、15.066の高得点出ました!
見事な銅メダルおめでとうございます!
種目別女子ゆか決勝
優勝 章瑾選手(中国)13.100(D5.4 E7.700)
2位 キム・ソンヒャン選手(北朝鮮)12.966(D5.7 E7.266)
3位 イム・スミン選手(韓国)12.800(D5.0 E7.800)
4位 岡村真選手(日本)12.700(D5.0 E7.700)
5位 桝井美咲選手(日本)12.633(D5.3 E7.333)
日本の岡村真選手が4位、桝井美咲選手が5位。2選手ともいい演技見せてくれました!
種目別鉄棒決勝
優勝 張博恒選手(中国)15.100(D6.4 E8.700)
2位 林超攀選手(中国)14.800(D6.0 E8.800)
3位 谷川翔選手(日本)14.633(D5.9 E8.733)
4位 谷川航選手(日本)14.366(D5.9 E8.466)
日本の谷川翔選手が3位。
カッシーナ成功、コールマン成功
伸身トカチェフ(D)〜トカチェフ連続成功!
チェコ式車輪!
伸身新月面宙返りの着地僅かな一歩に抑えて決めました!
素晴らしい演技!
14.633!高得点出ました!
平行棒に続いて見事な銅メダルおめでとうございます!
特に谷川航選手の跳馬のリセグァン2とロペスの2本とも微動だにしない着地を決めて金メダルを勝ち取ったのは日本の体操ファンが心待ちにしていた瞬間だったと思います!感動しました!
岡村真選手のアジア大会平均台日本女子史上初の金メダルも素晴らしかったです。
中国で行われたアジア大会でも力を見せて、やっぱり体操ニッポン強いです。
この経験を生かして来年のパリ五輪に向けて頑張って欲しいと思います。
そして、世界体操競技選手権がいよいよ明日から男子予選始まります。
日本チームは明日の19時15分から予選に登場ですね。
三輪哲平選手がオランダの事前合宿で左肩を負傷して欠場することになり、補欠の杉本海誉斗選手と交代するというニュースもありました。
やっと代表を掴んだ三輪哲平選手の気持ちを思うと辛いし、三輪哲平選手の世界選手権での演技を楽しみにしてたので残念です。
しかし戦いはもう始まってます。杉本海誉斗選手も勢いと安定感は今シーズン抜群なので、日本チーム団結して目標の団体金メダル達成してほしいと思います!
がんばれニッポン\(^o^)/