大一番行われました!
優勝 中国 257.858
2位 日本 253.395
3位 イギリス 247.229
4位 イタリア 245.995
5位 アメリカ 245.692
6位 スペイン 244.027
7位 ブラジル 241.362
8位 韓国 232.828
日本チームは2位、銀メダルとなりました。
最初のゆかは谷川翔選手が着地をピタピタ決めて14.500、橋本大輝選手もリ・ジョンソン、新月面を決め14.500、土井陵輔選手がシライ2、超高速のひねり技を決め14.366、チーム得点全体トップの43.366で好スタート!
2種目目あん馬に魔物が潜んでいました。
予選で大過失のあった橋本大輝選手は難度を下げるも見事に通しガッツポーズ!14.433これがあん馬の中で本日全体1位の得点となりました。
予選で好演技をした土井陵輔選手がショーンで落下13.033。
ポイントゲッターの谷川翔選手は旋回がいつもより重たくリズムを崩しながらもなんとか高難度の開脚旋回のひねり技を続けます。ブスナリ(F)は決めましたが、ウルジカ2で落下、再開後もリズムにのれない旋回が続き、降りもバランスを崩してしまい11.000と大きく得点を落とす演技となってしまいました。
プレッシャーとジムノバの器具自体のやりにくさもあったでしょうか。
日本チームもここで大きく得点を落としましたが、それでもあん馬のチーム得点38.466は中国に次ぐ2位の得点。ほとんどのチームが大過失を出してあん馬が鬼門になってました。
第3種目つり輪
谷川航選手が着地をピタリと決めて14.100!
橋本大輝選手は降りで伸身新月面宙返り降りやってきました。
着地は一歩動きましたが、大技を大舞台で挑戦してくる姿勢はさすがエース!13866!
神本雄也選手はさすがの力強い演技で14.433!
頼れるベテラン仕上がりの良さを感じさせます。
第4種目跳馬
土井陵輔選手がシューフェルトで着地ピタリ14.700!
谷川航選手がブラニクを決めて14.766!
橋本大輝選手がロペス(D5.6)で珍しく大きな一歩、ラインオーバーありましたが、手をつかないで我慢するところに凄さを感じましたね。
第5種目平行棒
谷川航選手、素晴らしい完璧な演技!キレッキレな動きの良さがあり、個人総合予選1位も納得です!14.933は本日の平行棒3位の高得点!
神本雄也選手、盛りだくさんのパワフルな平行棒、着地僅かに動きますが14.766と高得点!
谷川翔選手、中技は素晴らしかったですが、降りでバーに足をぶつけるミスがあり着地を乱しましたが、大きなミスにはせず踏みとどまりました。14.300
第6種目鉄棒
土井陵輔選手、カッシーナ、コールマンと最高の位置で持ちました!伸びやかでしなやかな美しい体操を体現するような鉄棒見せてくれました!鉄棒本日全体トップの14.700!Dスコアも6.4と高い!
神本雄也選手、カッシーナ、コールマンと危なげなく、いつもの神本雄也選手の鉄棒見せてくれました。さすがベテランの頼れる安定感!14.200
橋本大輝選手、アドラー1/2ひねり~リューキンで落下、カッシーナ、コールマンは軽々と決めました。伸身トカチェフ(D)が近づき、連続には行けず、最後の伸身新月面宙返り降りの着地はピタリと決めました!13.133
トップ中国との点差がかなり開いている中での演技で難しい面もあったでしょうか、大技リューキンで落下がありましたが、着地は決めるところにエースの意地を感じました。
日本のチーム得点は253.395、ミスもあり、予選の260.695からは7.3も得点を落としてしまいましたが、随所にいい演技も見れ、慣れない器具の中、堂々と戦い抜きました。
3位までに与えられるパリ五輪の出場権もしっかり確保出来てよかったです。
優勝は中国、予選は大過失を連発して4位となりましたが、決勝は別物の強さでしたね。
最初の種目あん馬で孫偉の落下がありましたが、他のチームと比べると傷口を最小限に食い止めたことになりますね。
その後も崩れずにほころびを見せませんでした。
中国の決勝の得点257.858、日本の予選の得点は260.695だったので、日本もそれ以上の得点を出せる力は間違いなくあるはず、やはり最後は気持ちの勝負になってきますね。
来年の世界体操、そして再来年のパリ五輪でも団体は熾烈な戦いになると思うので、この経験を生かして、団体金メダル目指して頑張ってほしい!
そして、個人総合、種目別と大会はまだ続くので、最後までしっかりと日本の美しい体操を世界に見せつけてほしい!
頑張れニッポン\(^o^)/