akiraの体操観戦記

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村上茉愛選手が女子ゆかで銅メダル!東京五輪体操種目別決勝2日目

東京五輪体操競技、今日はスペシャリストの祭典、種目別決勝2日目が行われました。

村上茉愛選手がゆかで出場、日本女子体操57年ぶりのメダルなるか注目されました!

 

男子つり輪

優勝 劉洋選手 15.500(D6.5 E9.000)

2位 尤浩選手 15.300(D6.6 E8.700)

3位 エレフテリオス・ペトロウニアス選手 15.200(D6.3 E8.900)

4位 サミル・アイッツサイド選手 14.900(D6.3 E8.600)

5位 イブラヒム・チョラック選手 14.866(D6.2 E8.666)

6位 アブリヤジン・デニス選手 14.833(D6.3 E8.533)

7位 アデム・アシル選手 14.600(D6.2 E8.400)

8位 アルトゥール・ザネッティ選手(ブラジル) 14.133(D6.5 E7.633)

 

優勝は中国の劉洋選手。

ついに中国に金メダルきました。

2位も中国の尤浩選手。

ここまで中国は金メダルがなかったので、中国まさかの金メダル0に終わったリオ五輪がよぎりましたが、このつり輪は個人枠にスペシャリスト2人を投入してきた中国勢が強さを見せてきました!

 

3位にギリシャのエレフテリオス・ペトロウニアス選手。

リオ五輪のこの種目の金メダリスト。

中水平で手をひらく幻想的ですらある力の表現素晴らしかったですが、降りで一歩動いてしまいました。

 

この種目、ロンドン五輪金メダリスト、リオ五輪の銀メダリストのアルトゥール・ザネッティ選手は、降り技にG難度の後方抱え込み3回宙返りで攻めてきましたが、回転が足りず、両手をつく着地になってしまい8位。大過失ありましたが、攻めの姿勢はさすがでした。

 

女子ゆか 

優勝 ジェード・キャリー選手(アメリカ) 14..366(D6.3 8.066)

2位 バネッサ・フェラーリ選手(イタリア) 14.200(D5.9 E8.300)

3位 村上茉愛選手(日本) 14.166(D5.9 E8.266)

3位 アンジェリーナ・メルニコワ選手(ロシア) 14.166(D5.9 E8.266)

5位 レベッカアンドラーデ選手(ブラジル) 14.033(D5.9 E8.233 減点0.1)

6位 ジェシカ・ガディロワ選手(イギリス) 14.000(D5.6 E8.400)

7位 ジェニファー・ガディロワ選手(イギリス) 13.233(D5.1 E8.133)

8位 ビクトリア・リストゥノワ選手(ロシア) 12.400(D5.2 E7.300 減点0.1)

 

優勝はアメリカのジェード・キャリー選手。

スーパースターのシモーネ・バイルズ選手棄権でもアメリカには、スペシャリストのジェード・キャリー選手がいました。

冒頭にK難度の新技、後方伸身2回宙返り3回ひねり、男子でいうシライ3を見せるのか、注目されました。

注目の1本目はI難度のムアーズ(後方伸身2回宙返り2回ひねり)でした!

シライ3は行わなかったですが、それでもI難度、ビクトリア・ムアーズ選手本人以外の実施を初めて見ました。凄まじいです!

2本目にシリバス(H)、3本目にチュソビチナ(H)と大技連発!ラストにムーンサルトというとてつもない演技!見事に通し、14.366の高得点凄かったです!

アメリカがこの種目の金メダルを守りました!

 

2位にイタリアのバネッサ・フェラーリ選手。

2006年オーフスの世界選手権の個人総合女王にして、30歳のレジェンドです。

前回リオ五輪種目別ゆかは4位のフェラーリ選手。

今回は迫力とキレのある素晴らしい演技魅せてくれました!

 

そして3位に日本の村上茉愛選手!ロシアのアンジェリーナ・メルニコワ選手と同点で見事に銅メダル勝ち取りました!

予選、団体決勝、個人総合とどんどん調子と精度を上げてきた村上茉愛選手。この種目別決勝では、冒頭のシリバス(H)を着地ピタリ!後方伸身2回宙返り(F)を後ろに小さな1歩、音楽にシンクロされたキレのあるジャンプとターン躍動感が凄かった!ラストの後方屈伸2回宙返りの着地を決めると笑顔のフィニッシュ!

最高の演技を見せてくれました!

体操日本女子についに悲願のオリンピックメダル獲得!

実に57年ぶりのメダル、個人種目では日本女子体操史上初のメダルとなりました!

おめでとうございます!

村上茉愛選手の快挙に観客席で応援していた日本チームの面々が大喜びで祝福しました!

 

男子跳馬

優勝 シン・ジエファン選手(韓国) 14.783

 1本目14.733(D6.0 E8.833 減点0.1) 2本目14.833(D5.6 E9.233)

2位 アブリヤジン・デニス選手(ロシア) 14.783

 1本目14.766(D5.6 E9.166) 2本目14.800(D5.6 E9.200)

3位 アルトゥール・ダフチャン選手(アルメニア) 14.733

 1本目14.8000(D5.6 E9.200) 2本目14.666(D5.6 E9.166 減点0.1)

4位 カルロス・ユーロ選手(フィリピン) 14.716

 1本目14.566(D5.6 E9.066 減点0.1) 2本目14.866(D5.6 E9.266)

5位 ニキータ・ナゴルニー選手(ロシア) 14.716

 1本目14.833(D5.6 E9.233) 2本目14.600(D5.6 E9.000)

6位 アデム・アシル選手(トルコ) 15.266(D6.0 E9.266)

 1本目15.266(D6.0 E9.266) 2本目13.633(D5.6 E8.033)

7位 アフメト・エルデル選手(トルコ) 14.066

 1本目13.833(D5.2 E8.633) 2本目14.300(D5.2 E9.100)

8位 カイオ・ソウザ選手(ブラジル) 13.683

 1本目14.466(D5.6 E8.866) 2本目12.900(D5.2 E7.700)

 

優勝は韓国のシン・ジェファン選手。

ワールドカップでオリンピックの枠を勝ち取ってきた選手ですね。

1本目はヨネクラ、大きな一歩でしたが、決めてきました。

2本目のヨー2をまとめて優勝!

14.783での優勝。

 

2位はロシアのベテラン、アブリヤジン・デニス選手。

ゆか、つり輪、跳馬に強さを持つアブリヤジン・デニス選手、ナゴルニー選手、ダラロヤン選手の台頭で代表から外れる時期もありましたが、出てくるとやはり強さを見せてきますね。

リオデジャネイロオリンピックと同じ銀メダル、獲得してきました。

 

日本でお馴染みのカルロス・ユーロ選手(フィリピン)は4位。

ロペス(D5.6)で片足がマット外に出たのが痛かったですが、2本目のドラグレスクは見事な実施でした。

今大会は足の怪我もあり予選47位。得意のゆかも平行棒も決勝に進めない厳しい戦いでしたが、この跳馬では堂々4位。存在感示しました。

釘宮コーチと2人3脚で頑張ってきたのを日本のファンは知っているので、東京オリンピックの舞台に2人で挑む姿は感慨深かったです。

 

今日はなんといっても村上茉愛選手、日本女子体操初の個人メダル!

歴史を切り開く瞬間!感動しました!

思えば2009年の国際ジュニアの種目別ゆかで若干13歳ながら圧巻の演技で2位に入り、会場にいた海外のコーチ達から将来は床の世界チャンピオンになれると驚かれていました。

その通り、2017年モントリオール世界選手権では、ゆかの世界チャンピオンになった村上茉愛選手ですが、この東京オリンピックの大舞台で日本女子体操初の個人種目メダリストになったことが感慨深いです。

 

ついに日本女子体操、悲願のメダル獲得!

歴史的な瞬間!感動しました!

オリンピック体操種目、明日が最終日になりますね!

橋本大輝選手と北園丈琉選手が鉄棒で出場します。

金メダルで有終の美を飾って欲しいです! 

がんばれニッポン\(^o^)/