akiraの体操観戦記

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萱和磨選手が銅メダル!東京五輪体操種目別決勝1日目

東京五輪体操、今日は種目別決勝1日目、男子ゆか、女子跳馬、あんば、段違い平行棒の種目別決勝が行われました。

日本からは、萱和磨選手と亀山耕平選手があん馬に出場、各国のスペシャリストが揃う中、熱い戦いを繰り広げました!

男子ゆか

優勝 アルチョム・ドルゴピヤト選手(イスラエル) 14.933(D6.6 E8.433 減点0.1)

2位 ライデルレイ・ザパタ選手(スペイン) 14.933(D6.5 E8.433)

3位 肖若鵬選手(中国) 14.766(D6.2 8.566)

4位 リュ・ソンヒョン選手(韓国) 14.233(D7.0 E7.533 減点0.3)

5位 ミラド・カリミ選手(カザフスタン) 14.133(D6.4 E8.033 減点0.3)

6位 ユル・モルダウアー選手(アメリカ) 13.533(D5.4 E8.133)

7位 ニキータ・ナゴルニー選手(ロシア) 13.066(D6.4 E6.966 減点0.3)

8位 キム・ハンソル選手(韓国) 13.066(D6.3 E6.766)

 

優勝はアルチョム・ドルゴピヤト選手(イスラエル)。

入りにザパタ、3本目にリ・ジョンソンとG難度2つのダイナミックな構成は迫力ありました。

 

2位にライデルレイ・ザパタ選手(スペイン)。

1本目に本家ザパタ見れました。

日本ではあまり見ない技で、難度を取ってくるヨーロッパ勢の強化が見れますね。

 

ロシアのニキータ・ナゴルニー選手が先日発表したI難度の新技、ナゴルニー(後方屈伸3回宙返り)やってきました。後ろに大きく跳びだしてしまいましたが、超大技迫力ありました。

これを安定して使ってくるようになると日本チームにとっても、さらに驚異になってきますね。

 

 女子跳馬

優勝 レベカ・アンドラデ選手(ブラジル) 15.083

 1本目15.166(D6.0 E9.266 減点0.1) 2本目15.000(D5.8 E9.200)

2位 ミカイラ・スキナー選手(アメリカ) 14.916

 1本目15.033(D6.0 E9.033) 2本目14.800(D5.8 E9.000)

3位 ヨ・ソジョン選手(韓国) 14.733

 1本目15.333(D6.2 E9.133) 2本目14.133(D5.4 E8.733)

4位 アレクサ・モレノ選手(メキシコ) 14.716

 1本目14.766(D5.8 E8.966) 2本目14.666(D5.6 E9.066)

 5位 アンジェリーナ・メルニコワ選手(ロシア) 14.683

 1本目14.666(D5.4 E9.266) 2本目14.700(D6.0 E8.800 減点0.1)

6位 リリア・アハイモア選手(ロシア) 14.666

 1本目14.666(D5.8 E8.866) 2本目14.666(D5.6 E9.066)

7位 シャロンオルセン選手(カナダ) 14..550

 1本目14.700(D6.0 E8.700) 2本目14.400(D5.4 E9.000)

8位 ジェード・キャリー選手(アメリカ) 12.416

 1本目11.933(D3.3 E8.633) 2本目12.900(D5.8 E9.100 減点2.0)

 

優勝はレベカ・アンドラデ選手(ブラジル)。

個人総合でも優勝争いをしたレベカ・アンドラデ選手、この種目別跳馬でも2本とも難度の高い跳躍を揃えてくるところ、実力の高さを感じます。

 

2位にミカイラ・スキナー選手(アメリカ)。

アメリカの意地を見せるような跳躍さすがでした!

 

3位にヨ・ソジョン選手(韓国)。

1本目にオリジナル技の前転跳び前方伸身宙返り2回ひねりを見事に成功!

2本目で大きく動きましたが、決定点で3位に入りました。

銅メダルは韓国女子で初の快挙とのこと。

お父さんはアトランタ五輪跳馬銀メダリストのヨー・ホンチョルさんだそうです。

今でもヨー2は高難度でトップ選手が使ってる技ですね。

ヨ・ソジョン選手の跳馬の強さも頷けますね。

 

あん馬

優勝 マックス・ウィットロック選手(イギリス) 15.583(D7.0 E8.583)

2位 李智凱選手(台湾)  15.400(D6.7 E8.700)

3位 萱和磨選手(日本) 14.900(D6.6 E8.300)

4位 デビッド・ベルヤフスキー選手(ロシア) 14.833(D6.4 E8.433)

5位 亀山耕平選手(日本) 14.600(D6.8 E7.800)

6位 アレク・ヨーダー選手(アメリカ) 14.566(D6.4 E8.166)

7位 リース・マクレナガン選手(イスラエル) 13.100(D6.4 E6.700)

8位 孫偉選手(中国) 13.066(D6.3 E6.766)

 

優勝はマックス・ウィットロック選手(イギリス)。

最初に登場、Dスコア7.0もの高い構成を淀みなく通しました。

15.583のハイスコアが出た瞬間に金メダルがほぼ決まりましたね。

 

2位に李智凱選手(台湾)。

開脚旋回ダイナミックでした!

こちらも15.400とハイスコア出ました!

 

3位に萱和磨選手(日本)。

団体でも安定感抜群の演技を見せた萱和磨選手、この種目別決勝でもやってくれました!

ブスナリ(F)を入れて難度を上げてきました。

いつもより慎重に丁寧に旋回を回してる感じでしたが、腰高の旋回は安定感ありました。降りまでスムーズに持ってきてフィニッシュ!

素晴らしい演技に会心のガッツポーズ出ました!

 

最終演技者で登場した亀山耕平選手は5位。

Dスコア6.8とマックス・ウィットロック選手の7.0に次ぐ高難度の構成で攻めてきました。

セア倒立、ショーン、ブスナリ(F)の流れは凄い美しかったです。

後半きつくなってきましたが、なんとか降りまで持っていきました!

得点は14.600で5位。予選の15.266からは低い点数となりましたが、高難度で攻めの姿勢はスペシャリストの意地を感じました。

 

段違い平行棒

優勝 ニナ・デルワール選手(ベルギー) 15.200(D6.7 E8.500)

2位 アナスタシア・イリアンコワ選手(ロシア) 14.833(D6.3 E8.533)

3位 スニーサ・リー選手(アメリカ) 14.500(D6.2 E8..300)

4位 芦玉菲選手(中国) 14.400(D6.0 E8.400)

5位 エリザベス・ザイツ選手(ドイツ) 14.400(D6.2 E8.200)

6位 メラニー・デジュサス・ドスサントス選手(フランス) 14..033(D6.1 E7.933)

7位 范憶琳選手(中国) 13.900(D6.4 E7.500)

8位 アンジェリーナ・メルニコワ選手(ロシア) 13.066(D5.9 E7.166)

 

優勝はニナ・デルワール選手(ベルギー)。

GET SPORTSでも特集された選手ですね。

長い手足から繰り出される流れるような連続手放し技凄かったです!

分刻みで生活の予定を立てて、食事制限も完璧にして、鍛え上げてるとのこと。

ベルギー、考えられた強化をしてきますね。

 

段違い平行棒は、連続手放し技でDスコアを上げるのが、重要になってきてますね。

世界のレベルの高さ感じました。

 

種目別1日目の競技終わりました。

萱和磨選手、得意のあん馬でついにオリンピック個人種目、銅メダル取りました!

おめでとうございます!

1位、2位の得点がハイスコアが出ているなかでも、あきらめずに自分の演技をやり通したところが銅メダルにつながりましたね!

この銅メダルはパリに向けてのスタート、今すぐにでも練習したいというコメントが実に萱和磨選手らしくて、とても嬉しいです!

 

亀山耕平選手は、初めてのオリンピックどんな舞台でしたかというインタビューに「震える喜びというか、ずっと夢の中にいたような」とまで表現していました。

ここまで5年間、苦しくても妥協なくやってきた亀山耕平選手だからこそ、たどりつけた境地だと思います。感動しました。

 

あしたは種目別2日目、女子ゆかに村上茉愛選手が出場します。

がんばれニッポン\(^o^)/