akiraの体操観戦記

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北園丈琉選手が種目別床で金メダル!2018ユース五輪種目別決勝1日目

アルゼンチンのブエノスアイレスで行われているユース五輪、種目別決勝1日目の競技が行われました。

種目別床
優勝 北園丈琉選手(日本) 13.633(D4.9 E8.733)
2位 クリスチャン・バラス選手(ハンガリー) 13.6(D5.0 E8.6)
3位 セルゲイ・ナイディン選手(ロシア) 13.566(D4.9 E8.666)
4位 ナザール・チェプルニー選手(ウクライナ) 13.500(D5.0 E8.5)
5位 ブランドン・ブリオネス選手(アメリカ) 13.466(D4.7 E8.766)

優勝は日本の北園丈琉選手、個人総合に続いて、種目別床でも金メダルを獲得しました。
ひねりのキレと最後の後方3回ひねり(D)の着地が見事でした。
北園丈琉選手のしなやかで美しい体操、光ってますね。

種目別あん馬
優勝 イン・デハング選手(中国) 13.900(D5.5 E8.4)
2位 セルゲイ・ナイディン選手(ロシア) 13.500(D5.4 E8.1)
3位 BOHLOULZADE HAJLARI Reza選手(イラン)13.241(D4.4 E8.841)
4位 ダニエル スクウェド選手(ドイツ) 13.166(D5.0 E8.166)
5位 ブランドン・ブリオネス選手(アメリカ) 12.733(D4.5 E8.233)
6位 北園丈琉選手(日本) 12.666(D5.2 E7.466)

中国のイン・デハング選手が優勝。
交差倒立2つに馬端馬背ロシアン1080°転向、E難度の降り技と難度を上げてきましたね。
個人総合は6位と振るわなかっただけに、このあん馬は攻めてきました。
審判に会釈後、両こぶしを握り、雄叫びを上げてましたね。

2位にロシアのセルゲイ・ナイディン選手。
得意のあん馬、ショーンと持ち味の開脚旋回の連続見事に決めました。
納得の出来だったのか、着地と同時に喜びを爆発させるようなガッツポーズ!
耳に手をあてて観客に声援を煽る仕草も見せ、場内を盛り上げます。
得点は思ったより伸びず2位にとどまり、ナイディン選手の顔が凍りつきました。
目立った減点もなかったように見えましたので、もしかしたら着地と同時のガッツポーズが減点されていたかもしれません。

日本の北園丈琉選手は、E難度のアイヒホルン(横向き開脚旋回1回ひねり移動)で落下がありました。
勢い余って手が馬体から外れてしまった感じで背中から落ちました。
演技再開後は、アイヒホルン(E)からやり直して、横向き開脚旋回シュピンデル(D)と見事な旋回、開脚旋回マジャール移動(E)、開脚旋回シバド移動(E)と誰よりも腰高の開脚旋回を見せていました。
予選と個人総合決勝とあん馬が全体トップの得点でこの種目別あん馬も演技が通れば優勝狙えただけに落下が悔やまれますね。

予選も4日間かけて行われ、個人総合決勝、種目別も3日間と長丁場の大会となっています。
疲れもあると思いますが、残す種目別2日目と3日目も予選トップの種目がつり輪、平行棒、鉄棒とあるので、頑張って欲しいです。

種目別決勝1日目動画 https://youtu.be/3hD6S3NFaUU