akiraの体操観戦記

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北園丈琉選手が優勝!2018ユース五輪体操個人総合決勝

ブエノスアイレスで行われているユース五輪、10月12日に男子個人総合決勝が行われました。

優勝 北園丈琉選手(日本) 82.298
2位 セルゲイ・ナイディン選手(ロシア) 80.498
3位 ディエゴ・ソアレス選手(ブラジル) 80.265
4位 ブランドン・ブリオネス選手(アメリカ)80.131
5位 アダム・トビン選手(イギリス)79.573
6位 ナザール・チェプルニー選手(ウクライナ)79.331
7位 イン・デハング選手(中国)79.164
8位 レイ・ジャーニー選手(イタリア)78.798

日本の北園丈琉選手が優勝!おめでとうございます\(^o^)/
なんと床、あん馬、つり輪、鉄棒で全体トップの得点を出しました。
5種目目の平行棒、前方かかえ込み2回宙返り半ひねり降り(F)の着地で転倒するミスがありましたが、
直後の鉄棒で立て直し、着地を決めガッツポーズ!
2位に1.8点もの大差をつける圧勝!強さを見せました。
正確さとしなやかを併せ持った華のある6種目を揃えていて、特にあん馬は、開脚旋回盛りだくさんのスペシャリスト構成、腰の位置が高く雄大な旋回はジュニアとは思えないものあります。

2位にロシアのセルゲイ・ナイディン選手、2015年と2017年の国際ジュニアにも出場しているお馴染みの選手。
開脚旋回を得意としていて、今大会でも13.5と北園丈琉選手に次ぐ得点出てますね。

3位のディエゴ・ソアレス選手(ブラジル)、6位のナザール・チェプルニー選手(ウクライナ)、7位のイン・デハング選手(中国)も去年の国際ジュニアに出場した選手、今回のユース五輪でも上位に入ってきてますね。

ユース五輪は、ジュニアの最高峰の大会で4年に一度行われ、今大会が3回目、2010年の第1回大会は神本雄也選手が個人総合優勝しましたが、2014年の第2回大会は湯浅賢哉選手が個人総合7位に終わっています。
今後の体操界強豪国の勢力図を占う上でも重要な位置づけの大会となっていて、各国が本気でエースを出してくるので、オリンピックにも似た緊張感があります。

北園丈琉選手は、18歳以下が出場できる中で15歳(高校1年)にして優勝!
体操ニッポンの個人総合のレベルの高さを世界に見せつけました。

今年はここまで、体操ニッポンがいろいろな意味で厳しい戦いになってたので、世界選手権を前に明るいニュースは嬉しいです。
将来のエース候補の華々しい世界デビュー良かったです

種目別も頑張ってほしい!!