akiraの体操観戦記

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内村航平選手が優勝!2018全日本シニア体操競技選手権

全日本シニア体操選手権が北九州市立総合体育館で行われました。
土曜日で仕事があったので、現地へは見に行けなかったのですが、今回はインターネットライブ中継が公式にて行われたので、パソコンとIPADを駆使して見ました。

優勝 内村航平選手(リンガーハット) 87.750
2位 野々村笙吾選手(セントラルスポーツ) 85.400
4位 カルロス・ユロ選手(朝日生命)83.650
5位 永吉雄選手(相好体操クラブ)83.300
6位 山本翔一選手(朝日生命)83.200
7位 瀬島龍三選手(徳洲会体操クラブ)83.150
8位 垣谷拓斗選手(セントラルスポーツ)83.050

優勝は内村航平選手。
6種目合計得点は、なんと87.750!ものすごいハイスコアでました!
ライストで演技が見れたのは、跳馬、鉄棒、床の3種目。
跳馬は全日本、NHK杯のシューフェルトから難度を上げたヨー2実施してきました!
着地は1歩、2歩と軽く弾みましたが、着地姿勢は高くて安定感ありました。
去年の世界選手権で足を怪我した種目ということを考えると、大技ヨー2を試合で成功させた意味は大きいです。
鉄棒は、屈伸コバチ、カッシーナ、コールマンと伸びやかな雄大な実施が素晴らしかったです。着地も僅かに弾んだ程度に抑えました。
床は、最初の前方1回ひねり(C)~前方2回半ひねり(E)で僅かにラインオーバーがあったのですが、伸びやかで美しいひねり技を次々に決め、後方3回ひねり(D)でフィニッシュ。
あん馬始まりのローテーションということで、この床が最終種目となるきついローテーションでしたが、高難度を安定感ある演技、素晴らしかったです。
ライストで演技が見れなかったあん馬とつり輪、平行棒は、難度をNHK杯より上げて成功とのことで、さすが内村航平選手、世界王者に相応しい演技を魅せてくれました。
6種目Dスコア合計は、NHK杯の35.1から1.0もアップさせて36.1!
これだけの高いDスコアを6種目安定した実施で通すところ、体力面の不安も克服してきてますね。
水鳥寿思強化本部長が「めちゃくちゃいい、世界王者にもなれる」と言った意味もわかる凄さです。
内村航平選手が試合後のインタビューで言った「長年僕を見てる人なら分かる”あの感じ”が出せた」
という発言。嬉し過ぎますね。
わかります。あの感じですな。異次元とまで言われた圧倒的な無敵感

2位に野々村笙吾選手。
アジア大会個人総合銀メダリスト。ライストで平行棒の演技みれました。
シャルロ(E)~単棒ヒーリーは行いませんでしたが、バブサー(E)雄大で美しい実施さすがでした。

3位に加藤凌平選手。
鉄棒、さすがの安定感でした。

今回のインターネットライブ中継、6チャンネルマルチという試みで、6個あるカメラの中から見たい種目を随時選択出来るということでしたが、最初は6チャンネルマルチが重すぎたのか、あまりに絵が動かなかったです
最初はカメラ6が解説付きになってたのですが、いつの間にかなくなっていたり、カメラ4が真っ暗になったりしてから少し絵が動くようになったので、試合中に不具合を修正していたのかもしれないですね。
改善点はたくさんありますが、普通だったら、ライブ中継自体ないわけで、カクカクしながらも会場の雰囲気は味わえたし、いくつかの演技はハラハラしながらも普通に見れたのもあったので、また改善してやって頂けたら嬉しいです。

とはいえ、やはり会場で選手たちの素晴らしい演技、生で見たかった!
リオオリンピックや今年の世界選手権にも出場するスター選手達も出ているので、テレビ放送もやってほしかったです!
会場に見に行ってツイッターで情報を上げてくれた体操ファンの方々ありがとうございました\(^o^)/
世界選手権に向けて頑張れニッポン!!